「ソ連、ソビエト社会主義共和国連邦が人類の偉業を達成しました」
 モノクロテレビのブラウン管の向こう、国営放送のニュースキャスターは、人類が新たな一歩を記したことを世の人々に知らしめていた。
「モスクワの現地時刻四月十二日の午前九時七分、ユーリィ・ガガーリン少佐を乗せ、打ち上げられた人工衛星ボストーク一号は、地球を一周し無事帰還。人類史上初の有人宇宙飛行を成し遂げました。ガガーリン少佐は宇宙から地球を眺めた感想として、『地球は青かった』という発言を残しており……」
 ひとりの少年が、目を輝かせながらその報道に聞き入っている。
「すげえ…宇宙だってさ。人間が宇宙に行っちゃうなんてすっげえ時代だな!」
「まったくなあ。こんな時代が生きとる間に来るとは、夢にも思わんかったなあ」
 興奮する少年を見つめ、彼の祖父であろうか、老人が穏やかに頷いた。
「ほんとすっげえよ! 俺も行ってみたいなあ、宇宙…!」

 時は西暦1961年。
 地球人類が史上初の有人宇宙飛行を成し遂げた日。
 世界がこの偉大な一歩に湧き上がった、そんな時代。


 物語はこの527年後・・・・・ら始まる。



 

 

 

 

 


流星剣閃 クラウソーラス

 

 

 

 

 

 



一章

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