過去日記
(2016年 12月)

 

十二月二十六日

 『FF7』のセフィロスが何で狂ったのか、未だにわかりません(挨拶)。まあそもそも『7』のストーリィ自体がよくわかりませんでしたけどね。途中から精神世界?に突入で、主人公も電波なことを言い出すし、あちこちに矛盾というか無理があるし、ティファもエアリスもクラウドを生温かい目で見守ってたんだろうなー、と。自分的にはFFシリーズと決別する節目になった作品でした。



 そんなことはさておき。やっと柔術再開できました(喜)。いやー、長かったわー。八か月かかりましたよ。三か月待ってもヘルニアの症状が変わらなかったときは、かなりマジで引退を考えていたのですが。大人しくしていた甲斐があって、ようやく再開までこぎつけました。久しぶりの練習で感じたのは、
思ったより動けたな、と。もっとボロボロだと思っていたのですが、意外と体が覚えていました。流石に体力は落ちていたのか、終盤になって両足がつってエライことになりましたけどね。後やっぱり腰が痛くなって連続で練習は無理かも。ちなみに練習後。

Oさん「やっぱりtoraboさんはセンスありますよ。自分が今まで見てきた中では、40代ではピカイチの才能で-----」

 
もうそろそろ勘弁してくれー。いい加減、背骨がかゆいというか、尻がむずむずするというか、居たたまれなくなってきます。いや、ホントマジで勘弁してください。完全に逆効果ッス。体ガタガタのロートル風情に出来ることなんて限られてるんですから、マイペースでボチボチと練習させてください、お願いします。



十二月十六日

 『オルフェンズ』、ヴィダール立つ、鑑賞。多分本放映終了後は
「マッキーはロリコン確定!!」祭りになったんじゃないかと思いますが、自分は微妙に違う気がします。何というか、彼はアルミリアに女性を感じていない、ましてや母性など(赤いロリコン総帥じゃあるまいし)。上手い表現が思いつきませんが、友人……とも違うか、同志という感じかな。片や出生、片や自らの年齢という違いはあれど、結局自分では思い通りにならない境遇に苦しんでいる者同士というべきでしょうか。そういう意味でマッキーは良くも悪くもアルミリアを一人の人間として対等に扱っている----

 ----と、こう書くといい事のように思えますが、本来の二人の年齢差を考えたら、マッキーは「大人」として振る舞わなきゃいけないのよ、と。己の内面を吐露して理解や共感を得る相手としては、彼女はあまりにも幼すぎるし、純粋すぎる。本来ならその相手はカルタでありガエリオだったはず。それをアルミリアに求めるのは……
やっぱりロリコンなのかなぁ。良く言えばマクギリスの少年のような純粋さが、悪く言えば未熟な幼稚さが表れた回でもあります。

 しかし第一期の冷徹非情な悪役キャラはどこへやら。すっかり
優しくて誠実なお兄さんになってしまったマッキー。えらく人間臭くなった半面、ラスボス&強キャラオーラが薄れつつあります。これはこれでいいと思うのですが、不思議なことに彼は冷徹非情でも優しくても、愛していても憎んでいても、どちらにせよ周りを不幸にしていく能力の持ち主のようで。だから彼について行くアルミリアは、おそらく彼女の望む形の幸せは手に入らないだろうと思うと、ちょっと切なくなってきますな。


イオク「チッ、避けたか」

 
避けてません。相手機体は一ミリたりとも動いていません。というか、画面に貴方の撃った弾が出てきません。一体どこ目がけて撃ったのよ? 見落としたかと思って巻き戻して見直しちゃったでしょ。未だかつて名有りのメインパイロットでここまでへっぽこな奴がいたでしょうか。こりゃ親衛隊、罰ゲームだわー。なんだかんだ言ってちゃんと機体を操縦して三日月と打ち合って、人望もあったカルタ方がよっぽどましだったかも(変人だったけど)。

ヴィダール「……さあ、お前の待ち望んでいた
戦場だ」

 そしてついにキマ……ガンダム・ヴィダールのお披露目です。まあ、散々待たせただけあって、
見せ場も外連味もたっぷりで、見ごたえ十分でした。相変わらず(・・・・・)のスピードを生かした一撃離脱の突撃戦法、前回(・・)の反省を生かしての切り外し自由な刺突剣(エストック)、懐に飛び込まれる弱さを克服した足癖の悪さ(アイングレイズ)、そして二丁拳銃。もうこれでもかとばかりに浪漫を詰め込んだ機体で、プラモの爆売れが今から約束されているも同然ですな。

ヴィダール「ああ、そうか。今はただ、
”こいつ”と戦うのが楽しくて、忘れてた

 一応自分が戦う理由であるはずの復讐を、「タイムカード押すの忘れてた〜、てへっ♪」なレベルで忘れちゃってる謎仮面君がお茶目すぎる。自分の機体を「こいつ」呼ばわりするのは、かつて共に戦った愛機(キマリス)だからか、それとも信頼に足る優れたプログラム(かつての部下)が搭載されているからか。浪漫と謎を一杯に詰め込んだガンダム・ヴィダールは今一番ナウい機体であること請け合いですな。


 ほかにも美女(三十路)と野獣(ワ○ガ)カップル爆誕とか、ミカをハッシュにNTRされそうなオルガ(あんた背中が煤けてるぜ)とか、敵対&死亡フラグを山ほど背負った名瀬の兄貴とか、色々見どころも満載で何回見ても飽きません、『オルフェンズ』。



十二月十日

 『Vivid Strike!』第八話鑑賞。遂にリンネvsヴィヴィオ戦決着! 
個人的には神回。ヴィヴィオが圧倒的テクニックで封じ込めようとするも、リンネが圧倒的身体能力にものを言わせてひっくり返すところまでは、予想通りだったのですが。そこからの逆転劇が激熱でした。ローキックで左足を潰されて、おかげで得意のフリッカーも威力半減。ロープ際まで追い詰められてラッシュをかけられ、絶体絶命の大ピンチ!-------サウスポーにスイッチして利き腕を使ったフリッカージャブ → ショートアッパーでカチ上げ → 必倒十連打(アクセルスマッシュ)の流れるようなコンボはガチで震えました。というか、これ、製作スタッフの中に『はじめの一歩』ファンがいるって、絶対に。


ヴィヴィオ「ホントはね、私だって欲しかったよ……ミウラさんみたいな凄い打撃や、アインハルトさんみたいに頑丈で打たれ強い体が」

 それは格闘技を、いやスポーツを本気で追及した人間なら必ずぶち当たる壁-----
己自身の限界。その高い壁を超えた者だけが、次のステージに立つ資格を持つ。非力で打たれ弱い、格闘技に向かない体で勝ち抜くために、ヴィヴィオが必至で積み上げてきた技術、努力、駆け引き、そして意地と覚悟。その全てを賭けて、圧倒的ともいえる天性の才能の差をひっくり返す様は痛快無類にして感無量。

 そして
それは自分の格闘技理論そのものでもあります。才能で全てが決まるなら、技術など磨く必要はない。自分のような近眼で運動神経や反射神経の鈍い人間は格闘技をやる意味がなくなってしまう。その差を埋めるために、天才に抗うためにこそ武術はあるべき。これは自分の譲れないこだわりだったりします。

 しかし「KOするだけのパンチ力が無いなら、
ピンポイントでこめかみを打ちぬいて失神させればいいじゃない」(マリー・アントワネット風に)を素で実践してしまうあたり、ヴィヴィオはまさに白い冥王直系の名に恥じぬ脳筋思考ですな。


ジル「慢心なんて無かった……油断は無かった……そのはずだった」

 そう、確かに慢心も油断もなく、存分にその才能と実力を発揮してなお、叩き伏せられた-----
それが『敗北』だ。でも自分がリンネのジムのオーナーだったら、間違いなくジルは首ですけどね。駆け引きも緩急も虚実も無く、ガード固めて真正面から突進。フルスイングで左右を振り回して、相打ち上等ダメージ勝ちってハサミムシだってもう少し頭使って戦うぞ? お前、これだけの逸材に何てことしてくれるんじゃい。まずは左ジャブとローキックを覚えろ、話はそれからだ。才能がある人間は放っておいても長所は伸びていくんだから、むしろ短所を補強すべきなんじゃないの? 元々リンネは駆け引きも含めてメンタルが豆腐過ぎるんだから、そっちを最優先で強化しないと不安定な選手になっちゃう、っていうか実際なってるけど。ミウラみたいに相性のいい相手には無双するけど、ヴィヴィオみたいに相性が悪いとあっさりこかされちゃう。頂点を目指すような選手がそれじゃだめだと思うんですけど。いや、身もふたもない言い方をするならリンネは中島ジムに行くべきだったと思うんですけどね。中島会長ならリンネの弱点(メンタル)をスパルタンで鍛え上げてくれるでしょうから。


リンネ「私は……………
弱い

 リンネが「ランキング一位のフィジカルモンスター」から
「孤独で無力だった子供時代」に退行してしまっている演出は良いですな。元々彼女は格闘技が好きなわけではなく、ましてや勝利や栄光が欲しかったわけでもなく。己の無力さで大切なものを失ってしまったトラウマを克服するために、血反吐を吐きながら実力と勝利を積み重ねてきたわけで。それをまあ、ものの見事に粉砕されてしまった以上、もう彼女にはこれ以上戦い続ける理由が無い。というか、今回の因縁対決は燃え燃えだったのですが、宿命のライバルが主人公と戦う前に負けちゃったんですけど、これから先どうなるんでしょうか? これ以上リンネが闇堕ちするとは思えないし。これで主人公まであっさり負けたら笑うな。



十二月三日
 
 仕事がいい感じで修羅場ってます、というかかなりガチでのっぴきならない状況になってます。何より精神的余裕が無いのがつらい。頸椎ヘルニアはだいぶ良くなってきましたが、代わりに腰痛が発症する皮肉。しかも今まで何回か経験したものと違って、骨の芯から痛むというか、沁みるように痛むというか、かなりヤバげ。ホント、健康は大事ですなぁ。ちょっと周回遅れになりますが、アニメの感想を幾つか。



・聖闘士星矢 soul of gold
 『聖闘志星矢』の正統続編で、なおかつ黄金聖闘士メインというおっさん歓喜のシリーズ。お約束の心地よさと、サクサク進むストーリーのテンポの良さが魅力ですが、今回の話は熱かった。

カミュ「お前の凍てついた炎を……俺の熱き氷で溶かしてやる」

 日本語的には意味不明ですが、
小宇宙が熱く燃えているので良しとします。妹を事故で失い、心を閉ざし、力と策略に走った友の凍てついた心を、己を信じ、アテナを信じ、友を信じる熱い心で迎え撃つカミュは間違いなく熱い。さすがに氷河の師匠だけのことはあります。でも、お前のせいでシュラは死んだけどな!


・Vivid Strike!
 遂にリンネvsヴィヴィオの対決開始。なるほど、これは
フィジカルモンスターvsテクニカルモンスターの戦いなのね。例えるならマーヴィン”マーベラス”ハグラーvsシュガー・レイ・レナード(しかもヒットマンスタイル)みたいなものか、って書くとヴィヴィオに勝ち目が無そうに見える不思議w 

 でも実際この戦いは相当厳しいと思います。フリッカーでこれだけ一方的に完封しておきながら倒しきれない(実際、前回の対戦では判定勝ちだった)段階で、相当ヤバげなにおいが……。しかもヴィヴィオは「天才的なテクニック」という長所と引き換えに「天性の打たれ弱さ」という大きな弱点がありますが、リンネはフィジカルモンスターでありながらテクニックも決して悪くは無い----むしろ
今が伸び盛りという大きな強みがある。先のミウラとの対戦でもディフェンスと打たれ強さを相当に強化している描写がありましたし。もうフラグ全開で負ける未来しか見えません。前作主人公?の意地を見せられるか、ヴィヴィオ。


・鉄血のオルフェンズ
 マジで胃が痛くなるような展開でハラハラしながら見守っていましたが……遂に墜ちたか、アストン。その最後のセリフが泣かせます。

アストン「俺は……お前たちと出会わなければよかった。お前たちと出会ったおかげで……俺は……『死にたくない』って思いながら死ななくちゃいけないから……でも、
ありがとう

 -----あれ、昨日飲み過ぎたせいか目から変な水が。ヒューマンデブリのままだったら、人間として扱ってもらえなかったら、死に恐怖することもなかったのに。なまじ人間として、”友”として接してくれたからこその未練と、感謝。余りにも矛盾している発言が、かえって
人間らしい最後と言えます。さらば、アストン。お前のおかげでタカキは家に帰れたんだから。

 しかしアニメキャラの顔の区別(特に女の子)がつかなくなって久しいですが、
ついにモビルスーツの区別がつかなくなってきたのは流石にショック万吉ですな。歳は取りたくないものです。『鉄血』のモビルスーツ戦は実弾&格闘メインでゴリゴリ削り合うので大変に好みなのですが、いまいち機体の区別がつきません。名前で呼ばれてもピンとこないというか。射撃戦はまだともかく、乱戦になっちゃうとさっぱり分からなくなっちゃうときがあります。こういう時は逆にパイロットで区別するしかないですな。マンロディの可愛い外見に似合わないワイルド&スピーディなアクションは見ごたえがありました。グシオンはもはやペンチ機体と化してますな。あれ見てハレルヤを思い出したのは自分だけではないはず。筋肉は正義! 筋肉は無敵! 筋肉を鍛えればモビルスーツも硬くなります! そしてまさかのサブタイトル回収。お前かよ! と突っ込んだのは自分だけ(以下略)。オルフェンズ、何気に2期になって面白さが増してると思います。


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