●第5回目のお題(2005年1月19日/新宿歌舞伎町・シネマスクエアとうきゅう/幹事はhanatakiさん)
 「またの日の知華」 (主演:吉本多香美、渡辺真起子、金久美子、桃井かおり、田中実。日本。2004年。114分) 公式サイト  
メンバーの評価平均点: 5.42点
goo映画より抜粋・・・
1970年代初め、体育教師の知華(吉本多香美)は、夫の良雄と穏やかな日々を暮らしていた。しかし、良雄が肺結核に倒れ、療養所へ入ることになる。3年後、故郷へ戻った知華(渡辺真起子)は、新任の和也と愛人関係を持つようになる。数年後、教職を辞めた知華(金久美子)は、かつての教え子、幸次と再会した。幸次は、姉への愛情を知華に移していく。再び時が過ぎ、場末のバーで働いていた知華(桃井かおり)は、前科者の瀬川と出会い、日本海の島へ旅に出る…。
※評価の高い順に並べています(10点満点)。6.0点で「まあまあかな〜」を基準とします。

001・TARO (評価:6.3点)
日本の映画(アニメ以外)を観ると、どうしてもあらゆるところが「虚構」に見えて、映画に没頭できません。
例えば、吉本多香美の押していた乳母車とか見ると、「ああ、映画の撮影所にはああいう70年頃の乳母車とかも1、2台保存しているんやなあ」なんて、つまらんことを思ってしまうわけです。アパートの部屋や部屋に置いてあるものも小道具感がありありで。あああああ、日本が舞台だとだめだ〜。雑念だらけ。アジアならいいのにね。(桃井かおりを見ると、もう頬杖はつかないとかを思い出してしまいますしね)
とはいえ、映画館で日本映画(アニメ以外)を観たのは伊丹十三作品以来であり、貴重な経験ではありました。
静かに淡々と流れる映像。千華が4人の女優に演じられていることに違和感はない。それだけ変わっていく人もいるんですよ(自分の同級生にはあまりいないですが)。観終わったあとは、なんとなくもの悲しい気分に。
追伸:日本映画の後はやっぱ焼酎のお湯割ですね。(※評点を見直しました)

003・AOI (評価:5.6点)
体操で落下した時から、彼女の人生が変わったのか?それともこの時点から彼女の底にある何かが浮き出てきたのか・・・。見終わった後このことが分からなかった。
映画は一人の女性を4人の女優が演じていたが、子供の年齢に対してこの親はないだろうって思うところが大きかった。それに女性から見て主人公の女性の生き方は、共感できないし嫌い!!こんなに陰の部分ばかり強調しなくても・・・って思ってしまう。(でも夏八木勲の影は私的には好き!)
あまりにも重い恋愛は見ている人を暗くする。これが今回の映画から学んだ教訓です。

005・S.NOW (評価:5.2点)
私は、知華の生き方に、「愛」は感じなかった。
どこか投げやりで、女が落ちるときのお決まりパターンみたいな、浮気、不倫、借金、水商売、殺人・・・。
何だか、観ていてだんだんと身も心も寒くなった。(ただ映画館の暖房がきいてなかったからかもしれないけど???)
彼女は「平均台」から落ちたときに、「人生」も踏み外したのよね。彼女の人生は、体操をやめた時に、終わってしまったってことなんでしょう。
うーん何とも言えない。私にはそれ以上、何を言いたいのか、良く分からなかった。
それに、知華だけが20代から50代まであっという間に年取って、なんだかとっても不思議だった・・。

002・カツオ (評価:5.0点)
この映画は、一人の女性を4人の女優が演じている。監督の話によると、「女性は見る男によって見え方が違うから」というのが理由らしい。この視点はけっこう面白い。確かに、一番のお気に入りの2番目の知華(渡辺真起子)は決してきれいとはいえないのだが、健康的な国民的美少女といった感じなのだが、ベッドシーンがかなり激しく、健康的な姿と妖艶さのギャップがとても印象に残り、すごくドキドキしたのを覚えている。4番目の桃井かおりもそうだ。彼女ほど「人生に疲れ堕落しているのに、かえってそれが色気となり艶のある中年女性。SK-U。」のはまり役はいないだろう。まぁ言葉を変えると、どんなドラマや映画でも同じ人物に見えてしまうということだが。桃井かおりは知華の最後を飾るには適切な配役だったと思う。
しかし、最初の知華は特徴があまりないし(それが狙いなのかもしれない)、3番目の知華は桃井かおりと印象かぶっていてパッとしない。せっかく4人を使ったのだからもう少し、起伏が欲しかった。
内容については、あの映画を見て、感情移入し、共感できる領域にはまだ足を踏み入れていない。というか、入れたくないのが本音です。逆に、あーなんて人間は弱いのだとやるせない気持ちになった・・・。弱い人間は現実だけで十分です。
PSカップルでは行かない方がいいです。

004・まるこ (評価:5.0点)
結構渋い、悲しい映画でした。ストーリーの四つの段階を4人の女優が演じ、これは一つのストーリーというより、むしろ四つのサスペンスドラマのような感じでした。
最後には、知華が恋人に殺されました。。。見ながら"なんでこうするの!?どうしてこうなるの!?"という疑問ばかり残りました。。。


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