●第6回目のお題(2005年2月15日/Bunkamura・ル・シネマ/幹事はよっしーさん)
 「大統領の理髪師」 (主演:ソン・ガンホ、ムン・ソリ、パク・ヨンス。韓国。2004年。116分) 公式サイト  
メンバーの評価平均点: 7.30点
goo映画より抜粋・・・
1960年代の韓国。軍事クーデターを経て、新しい政権が誕生する。大統領官邸のお膝元の町で理髪店を営むソン・ハンモ(ソン・ガンホ)は、ある日、大統領の理髪師という大役を仰せつかる。緊張を強いられながらも誠実に務めを果たし、やがて、町でも一目置かれる存在になるが、北朝鮮武装ゲリラ侵入事件が起きて、状況は一変する。彼らが下痢をしていたため、同じ症状の国民は「マルクス病」とされ、スパイ容疑で次々と逮捕される破目に。運悪く、ハンモの長男・ナガン(イ・ジェウン)も下痢を訴えて…。
※評価の高い順に並べています(10点満点)。6.0点で「まあまあかな〜」を基準とします。

002・カツオ (評価:8.2点)
「大統領の理髪師」は深刻な場面をコミカルなシーンを交えているのだが、主張する深いメッセージが父親を通して伝わってくる映画だった。
前半は、まさにホームコメディーといった感じでほのぼのしていた。
特に、子供が「床屋」というだけいじめられて帰ってきたあとの「(父)床屋は医者と親戚なんだ。そんなこと言うやつは、“心の中で笑ってしまえ”」「(子)えっ、心の中で?」「(父)そうだ、そんなやつは馬鹿だから話してもわからない」というやりとりは最高で、強い信念を持っているのだが、相手には強く出られない父親像をうまく表している。
ところが、髭のおじさんが拷問に合う場面で初めて血が出てくるあたりから、ほのぼの色に暗雲がともる。そして、とうとう子供も捕まってしまい・・・。
目をそむけたくなるような拷問が始まるのか・・・と思いきや、電気ショックはくすぐったいらしく大笑いしてしまう。ここでほっと一息。一息というか、あそこで笑われるとこっちもなぜか笑ってしまう。
「よかった、よかったやっぱりホームコメディーだ」と安心してたが、この拷問が原因で足が不自由になる。
そして相手には強く出られない父親が一転する。
「うちの子をこんな姿にしたのはだれじゃー」と怒り狂う。
その後も表立って政府を批判するわけではないが、「政府」が正しいのではないと言うことに気付き始める。

人間ってみんなこのような感じだと思う。十分な情報・教育が与えられていないうちは、自分の尊敬している人(これも怪しいが)が正しいと言ったものは「絶対正しい」ものだと思う。しかし、自分が身近に体験して初めて、「絶対正しい」と思っていたものが「間違っている」と気付く。どんな人間もそうだと思う。

001・TARO (評価:7.7点)
前半は大統領の理髪師になるまでとなってからを丁寧に描いていて、話が飛躍することもなく、ムリのない展開(脚本)に好感。
しかし中盤、突然、圧政による血生臭い虐待シーンが出てきてびっくり。その後は、父子愛にテーマが激変。同じような息子を持つ身としては感情移入モード100%!
ということで、前半後半でテーマが異なり、退屈なし。脚本や監督がいい。淡々と静かなこの映画、思っていた以上によかったのと、父子愛テーマものだったので、私は高評価。
追伸:でも泣きはしませんでしたよ。
 

007・よっしー (評価:6.0点)
韓国の歴史や文化に興味のない人にはつまらない内容だったかなー。
私も難しいことはわからないが、どの国にも政治にまつわる話には色々と裏があるのだなと。それをおもしろおかしく堅苦しくなく見られた映画でした。
ほんとは、もっとコメディっぽいのかと期待していたのですが・・・。
ソン・ガンホの存在感がいいです。好みではないが気になる俳優さんでした。
P.S.正直にいうと・・・ハングルを勉強中の私は、言葉を聞き取ろう理解しようという方に意識が働いてしまい内容があまり頭に入っていない・・・。ごめんなさい。


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