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―――西暦2125年
人類に奇病「カガステル」が生まれて30年が過ぎた世界。
一度発病すれば理性は失われ、人間を喰う巨大な虫へと姿を変えてしまう
不治の病。
それは世界の人口の三分の二を奪い、尚も人の世を蝕んでいた。
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「駆除屋」と呼ばれるカガステル殺し専門の傭兵を稼業とする青年キドウは
商人ジンの護衛にあたっている途中
虫に襲われ死にかけている男と、その娘を拾う。
男はキドウに「娘を母親のところまで連れて行ってくれ」と言い残し
息絶える
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キドウに拾われた少女イリは
父の死と、態度の冷たいキドウに怯え逃げ出す。
逃げた先で廃墟となった街で暮らす少年ナジに出会う。
たくましく生きる年下の彼の姿に
自分の幼さを知ったイリは
迎えに来たキドウに頭を下げ、ここで生きていこうと決める。
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マリオの店で働き始め明るさを取り戻したイリは
キドウに興味と淡い慕情を抱くようになる
しかし駆除屋という職業が想いに黒い影を落とす
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遠征に出た先でキドウは
「駆除屋ばかりを狙う殺人鬼」のウワサを聞かされる
一方イリはマリオの使いで買い物に出かけ
街の子供に
かばんごとサイフをすられてしまう。
ナジの協力でスラムの子供を仕切る
リジーという少女の元までたどり着くが
世間知らずのイリをバカにし、サイフを持ったまま
「鬼ごっこをしよう」と逃げられてしまう
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半日を費やした鬼ごっこの末、リジーと和解したイリ。
…しかし夕闇せまる廃墟の町に銃声が響いた。
遠征から戻ったキドウを廃墟となった「西ゲート」で待ち構えていた
殺人鬼。
キドウは銃の効かない殺人鬼に驚きつつも、剣戟で追い詰めてゆく。
振りかぶり、とどめを刺そうというところで殺人鬼は本性を表す…
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腹部からは6本の虫の脚。
背中にはカガステルの翅を持つ異形の姿。
殺人鬼は自らを「捕食者」と名乗り
キドウを食い殺そうとする
間一髪鐘をならし、殺人鬼の気をそらしたイリは
逆に狙われる事になるが…
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キドウの銃撃は殺人鬼の首に当たり
二人の前からその姿を消す
満身創痍のまま、イリの無事を確認し眠ってしまうキドウ。
その姿にイリははっきりと自分の恋愛感情を確認する。
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