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バカロレアコースが偏差値70超え! 開成高校、慶應女子レベルの生徒入学が続出 都立トップ校をも超える超級の進学校へ進化(東京教育新報)
激戦の高校受験市場に衝撃デビューだ!都立国際高校に新設された国際バカロレアコースが、大手模試会社の偏差値でいきなり70を超え最難関校に。2015年の初年度入試では、男子では開成高校や早慶附属、女子は慶應女子高校や東京学芸大学附属高校などと同等レベルの入学が中心。入学者の平均偏差値は全都トップクラス。少数精鋭で、日本国内外の名門大学を本気で目指すクラスに期待が高まっている。その教育の内容とは―。
ハーバード大やケンブリッジ大への道を拓く
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「初年度からこれだけ高学力層が集まるのは異例。実質的な難易度でいうと、日比谷レベルです。単純比較はできませんが……」帰国子女入試にも詳しい大手進学塾の関係者はそう言って驚いた。2015年度に新設された都立国際高校(目黒区)の国際バカロレアコースの偏差値がいきなり70を超えたからだ。偏差値の高さは、同校への教育への期待の高さの表れと言えよう。
そもそも、「国際バカロレアコース」とは何なのだろうか。これは、海外の名門大学への進学資格として国際的に最も知られた大学入学資格。世界中の認定校では、国際的に通用するエリートを育てる共通カリキュラムを採用しており、認定校で所定のカリキュラムを学習すると、国際バカロレア資格が認定される。 |
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国際バカロレアコースで学び認定を受けると、海外の名門大学への道が一気に近づく。アメリカのハーバード大学、スタンフォード大学、イギリスのケンブリッジ大学など、海外の名門大学のほぼすべてで、国際バカロレア資格を採用しているのだ。
国際バカロレアの認定を受ける高校は、2015年現在国内ではほとんどない。ましてや、都立国際高校のような一流進学校が本気で海外の名門大学を目指すプログラムを提供すること自体、国内で初めてのことだ。英語教育においては「国内最強」と呼ばれて名高い同校の挑戦でもある。
東京大・京都大も導入で国内名門大の進学も有利
都立国際高校の国際バカロレアコースは、海外の名門大学進学はもちろん、国内の名門大学への進学にも力を入れる。国内最高峰の東京大学と京都大学で国際バカロレアによる入試が導入されるからだ。同校の21世紀型の教育は、名門大学が求める学生像とピッタリ重なり、同校から東大・京大へのラインができることは間違いない。
日本国内でこのようなプログラムを実施している高校がほぼ皆無なことを考えると、当面は都立国際高校のバカロレアコース出身者は国内外で相当有利に大学進学を進められることになる。大学進学だけではない。「国際バカロレアコースの出身者は、国内でこのような特別な教育を受けた人材がいないですから、就職時にも有利に働くでしょう。海外で活躍する多国籍企業は、そのような人材を求めていますから。」と関係者。
「筑駒よりも国際バカロレア」日本のトップ層に変化 都立国際高校の国際バカロレアコースの登場は、国内のトップ層にも変化をもたらしている。帰国子女を担当する前述の塾関係者は、「筑駒の合格圏内の中3生の帰国子女の生徒が、海外の大学も視野に入れたいとのことで、都立国際の国際バカロレアに志望校を変更した。トップクラスの生徒に、国内・海外の両方の大学を視野に入れたいという生徒が増えてきた」と語る。
従来の進学校も依然人気があるが、都立国際高校のような21世紀型の先進的な教育をおこなう学校が近い将来、大きなパラダイムシフトを起こす予感がする。 2016年度入試はさらに人気が過熱しそうだが、同校の旧態依然の教育を打ち破る挑戦には大きな期待をしたいところだ。
※参考
・都立国際高校 国際バカロレアコース
・都立国際高校の進学実績が最強のワケ
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