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東大英語の傾向と対策(顔面スキャナー氏提供)

「読める」、「聴ける」、「書ける」の3要素がしっかりと試され、まさに英語の総合力が問われる良問。
英語の総合能力が問われるので長期的な英語の勉強が必要。
また、どれだけこなれた日本語にできるかなど、日本語能力も試されるといっても良いだろう。


大問別の特徴と対策
●大問1
○問題概要:要約の問題とパラグラフ整序
○標準的な時間配分:要約10分、パラ整15分

○問題の特徴
昔から東大の大問1には要約の問題が出題されている。字数制限には年によって幅がある。 そうはいっても基本的に要求される能力は速読能力、そして文章の全体を把握する能力、 さらに簡潔な日本語にまとめられる日本語能力である。昔はこの問題はすかし読みが可能 だったらしいが最近対策され、読むことはできない。
パラグラフ整序は2000年頃から毎年出題されるようになった。年によって、段落がぬけ ているときと1文が抜けている時とがあるが、ダミーの選択肢が混ざっている。 これも同様に速読能力と文章の把握能力が試される。この問題は時間がかかるわりに正答率が 低いともいわれ、最後にまわす受験生も多い。個人的には普通に最初にやったが。

○対策
まずは速読できるようたくさん文を読み込むのが良い。教科書の文からはじめ、長文問題集や ペーパーバックなどを自分の力で読むことが大切。いわゆる英語を英語で理解するレベルまで 到達するくらいまでよみましょう。ここで重要なのは読むというのは和訳するということでは ないということ。主語がこれ、んで主語に関係代名詞がくっついてて、動詞がこれ、とかいう ふうに構造を理解して頭で何言ってるのかわかることが読むことです。そして文の構造がよく わからなかった場合は必ず誰かに聴きにいってください。こういうのが勉強です。 速読ができるようになったら次にやるのは要約の練習です。これは駿台から題意要約問題集が でていますので、それを利用するといいと思います。何度もやっていくうちに段々何を書けば いいのか自然に見えてくるはずです。誰かに添削してもらうのもいいでしょう。また、時間も 測りながら連取してください。 パラグラフ整序も同様に速読できるようにならなければ話になりません。あとはとにかくトレ ーニングするのみ。ひたすら過去問や模試の問題を解きまくりましょう。また直前に自分は Z会の東大コースの問題を友達に借りてやりました。各社模試問題集、過去問で30回ほどは 練習できると思うのでやりまくってください。30回もやると本番では10分で全問正解 できました。


●大問2
○問題概要:英作文(自由英作文、主張の要約英作文が多い)
○標準的な時間配分:15分

○問題の特徴
様々な形式で英作文の問題が出題されている。最近は日本語の会話の内容を要約したものを英語 で書く問題や、自分のことについての自由作文が出題された。英作文にかけられる時間はかなり 少なく、自由作文で何を書こうと悩むようでは時間が足りない。また意見を要約する問題では現 代社会に東大が送るメッセージみたいのが主題になることが多い。また、2005年では絵からわか ることを英語で書けというようなことも出題されている。いずれにせよ、時間との勝負となるの でそういうのになれておかなければならない。

○対策
まずは基礎的な文法や語法の抜けを確認しなければならない。たとえばeveryの後の名詞は複数 なのか?それとも単数か。peopleは単数扱いか複数扱いかなど。こういうところでの減点が致命 傷になる可能性もあるので十分に注意すること。こういうことは自分で英作文していくと山ほど でてくると思うので、その都度文法書で調べたり教師に聴いて解決すること。 構文の暗記ということをやる人もいるが自分はやらなかった。英作文の参考書としてはZ会の英 作文のトレーニングの各シリーズをやるのがいい。また、日栄社からでている毎年出る英作文も お勧め。できれば誰かに添削してもらうこと。そしてセンター後は過去問、模試問題集などで 時間を計りながら演習するのみ。自由英作文は思い浮かんだことを話をでっちあげて広げていき 嘘で固めて一気に書き上げるべし。


●大問3
○問題概要:リスニング(試験開始45分後に30分ほどの問題)

○問題の特徴
30ほどのリスニング問題だが、かなりの長文が読まれ、その内容について正しいものを選択する 問題が多く、ディクテーションの問題なども出題されることがある。いずれにせよ、小手先だけの テクニックではどうにもならないような問題ばかりであり、日頃からの対策が必要。また、試験 問題の音質はかなり悪い。さらに試験を行う部屋によっては音が反響してしまいききとりにくいこと もある。小さな教室にあたったら幸運です。

○対策
早いうちから英語を聴く習慣をつけるのがいい。速読英単語、速読速聴英単語などの単語集のCDを 毎日聴いていくことをお勧めする。150words/minite程度くらいの読み上げがいいです。本番もこれ くらい。また、対話文のリスニングになれるためにダイアローグ1200(旺文社)の利用も良い。 お勧めはダイアローグ1200→速読速聴英単語core1800→(速読速聴英単語Advanced1000)のコース 基本的にこれらは大学受験用ではなく、資格取得用の単語集だが、全く問題ない。書店で探す時は 参考書ではなく語学書やToeicのところにあるかも。 これらをやっていくとまずリスニングの力はつく。あとは問題に慣れるのみだ。駿台パーフェクト リスニングや過去問、各社予備校の実戦問題集を利用してほしい。あとは、当日も必ずポータブル 音楽プレーヤーなどを持っていき、直前まで英語を聴き続けていくこと。耳が慣れてないとだめなので。 また、試験の時は必ずリスニングが始まる前に選択肢を読む時間を5分程度作っておくこと。 これをやるかやらないかで全然点が違う。


●大問4
○問題概要:文法、和訳
○標準的な時間配分:20〜25分

○問題の特徴
文法問題と和訳問題が出題されているが、文法問題は年度によって形式に異なっている。いずれに せよ、ただ単に文法を知っているだけでなく、使いこなせるレベルでないと点になりにくい。 また単語の並べ替え問題もただ単に文法を知っていても、だいたいこういう意味の文章ができるの だろうという推測がなければ難しい。そのためにかならずヒントになるようにもう一文がある。 こういう点に注意して対策に臨むしかない。 和訳問題はそれほど高度な問題ではなく、標準的な問題が出題される。3カ所の和訳問題で定着 したと思われる。が、しっかりと全文を読んだ上で解答しないととんちんかんな訳をしかねないので 全体を把握して意味を推測しながらの和訳が必要となる。また、itが指し示すものを明示してなど のように指示語の解釈も問われることがしばしばある。いずれにせよ、そんなに難しいものではないので 訳に抜けがないか、日本語的に変なところがないかなどを注意していけば大丈夫だと思われる。

○対策
文法の対策としてはもちろんForestなどの文法書を覚えることが基礎となるが、それだけではあまり点に 結びつかない。即ゼミ6などで知識の抜けの確認、構文の把握に努めて欲しい。またこれは未知の熟語 の意味を予測する訓練にもなる。前置詞の意味などに注意して本来の意味から探って「理解して覚える」 を心がけて欲しい。また、これでもなかなか点に結びつかないこともあるが、あとは慣れるだけである。 過去問、実戦模試過去問等を利用し、慣れて欲しい。この問題にはまってしまうと他で時間が足りなくなるので あまり悩まず、わからなかったら飛ばすこと。 和訳に関しては普通に英文を読めるようなレベルならまず問題はない。また京都大のように意味はわかるのに うまい日本語にならないということは少ないと思われるが、なかなか時間が無いので瞬時に日本語を組み立てられる ような練習が必要。いわゆる解釈系の問題集で訓練してほしい。時間制限を設けてやることも有効。


●大問5
○問題概要:総合問題(読解問題)
○標準的な時間配分:20〜25分

○問題の特徴
東大の英語の問題のひとつの特徴でもある問題がこれ。他大学では論説問題が出題されることが多いが 東大の場合物語、随筆が出題されることがほとんど。こういった文章を使い空欄に入る語句を選択肢から 選ぶ問題、和訳、説明問題が出題される。文章の難易度はやや易しめといったところで難しい構文単語 も少ない。文章は長め。全体の流れを把握し、登場人物の心情の変化などを読みとらなければならない。 また、空欄に単語を入れる問題では熟語を問うことも多い。

○対策
まずは文章を読むことができなければいけないが、単語や構文のレベルは高くないので、意外と読むことはできるだろう。だが、空欄補充では全体を把握した上で検討しながら入れなければならず、ただ読めるだけでは 点にならない。また物語文を扱う長文問題集は少なく、問題演習もしにくいので、東大模試や実戦模試の過去問、 さらにはZ会の東大コースの問題を使ってこういった問題に慣れて欲しい。また大問4と同様、即ゼミなどで 熟語などを固めておくこと。
以上で終了。

英語の対策としていえることはとにかく習うより慣れろ。
ある程度の基礎力がついたら予備校の実戦模試は全部必ずやること。
あとまだやりたかったらトフルゼミの東大・一橋の英語も利用。
Z会をとれとはいわないけど、友達にしゅんぽうコピーさせてもらって
パラ整序とか長文問題はやった方がいい。