鯱の巻

お薦めの本たちです.初心者向けから,中級者向けまで.
海棲哺乳類の本はこの他にもたくさんあります.ここでは,倶楽部員の薦める「ぜひこれだけは!」という本を載せています.もう少ししたら増やす・・・かな?

 鯨類  鰭脚類  海牛類  その他



初心者向け
海棲哺乳類って何?・・・という方に

クジラ・イルカ大図鑑
アンソニー・マーティン編著 粕谷俊雄監訳/平凡社
鯨類の図鑑.最初の方に,鯨類研究についてもまとめて書いてある.


動物大百科2 海生哺乳類
D.W.マクドナルド編 大隅清治監修/平凡社
海生哺乳類の図鑑.鰭脚類や海牛類にも興味がある方に.


クジラ・イルカ大百科
水口博也/TBSブリタニカ
写真家,水口博也氏の本.写真が多く,きれいなだけでなく,鯨類の行動や生態,ホェールウォッチングなどについても詳しい.


  

初級者向け
海棲哺乳類について,ちょっと興味があるかも,という方に

イルカ・クジラ学
村山司・中原史生・森恭一編著/東海大学出版会
鯨類について初めて学ぶ人にお薦めの本.最新の研究についても知ることができる.


イルカ入門
ケネス・S・ノリス著 幸島司郎・篠原正典・森貴久訳/どうぶつ社
倶楽部員の篠原氏も訳者の一人に参加されている、故ケネス・ノリス博士の一般書。しかし幅広い知識と豊かな観察に基づく博士の洞察は、どんな人をも魅了する力を持つ。小型鯨類の行動生態研究を志すものにとっては必読書である。


イルカはなぜ鳴くのか
赤松友成/文一総合出版
鯨類の音声についての日本語の本ではバイブル的存在.非常にわかりやすい.


 

中級者向け
海棲哺乳類のこれについてが知りたいんだ,と心に決めたあなたへ

ハシナガイルカの行動と生態
ケネス・S・ノリスら共著 日高敏隆監修/海游舎
20年間にわたるハワイの ハシナガイルカの行動研究とイルカの社会について.野生・水族館での研究に関わらず,イルカの社会行動について興味がある人は必読.(写真は原著です)


科学2003年1月号 特集「海にもぐる動物の行動をさぐる」
岩波書店
魚,鳥,哺乳類まで様々な潜水動物の最新の研究がわかる.


生き物をめぐる4つの「なぜ」
長谷川眞理子著/集英社新書
動物の行動については、4つの異なる「なぜ?」が存在する(ニコ・ティンバーゲン)。私たちはこれら4つの「なぜ?」すべてを解決してはじめて、その行動を本当に理解したということになる。この書では、雄と雌がなぜいるのか、鳥はなぜさえずるのか、角をなぜもつ動物がいるのか、鳥はなぜ渡りをするのか、なぜ光る動物がいるのか、子育てする動物がなぜ存在するのか、についてこれら4つの質問を問いかけ、最後には人間の道徳性にまで言及する。非常に頭が整理される書である。