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◇篠栗四国霊場の歴史
篠栗は、
唐から帰朝した弘法大師(空海)が修法した霊験あらたかな土地で、日本三大四国として有名な霊場。自然の安らぎと心の安らぎを与えてくれる篠栗四国は、尼僧慈忍が同地に立ち寄り八十八ヶ所の創設を発願し志半ばで亡くなりました。その志を継いだ開祖が藤木藤助翁で、苦心を重ねた上、篠栗四国八十八ヶ所の形態を整えました。山間に散在した延長四十kmの遍路道には、清澄な滝や渓谷があり、四季折々にその美しさを楽しむことが出来ます。篠栗四国八十八ヶ所をすべて巡ると二泊三日の旅になります。日常を忘れて大師に導かれ、遍路道を歩いていく旅は、先には、心の豊かさを感じれることでしょう。
◇第一番札所は総本山南蔵院 ・ 南蔵院本堂 ・ 厄災をはらう不動明王
篠栗四国八十八ヶ所霊場の一番札所は、南蔵院。南蔵院は、高野山より移建した
高野山真言宗別格本山で篠栗四国の総本寺です。境内には、
全長41m,重さ約300トンという世界一のブロンズ製の涅槃像があり、
体内にはミヤンマー国仏教会議から送られたお釈迦様の仏舎利がご安置され
四国八十八ヶ所霊場のお砂踏みや体内を見学することもできます。境内広場には、大きな、威厳に満ちた姿の不動明王像があります。又、七福神トンネルの側にある、わらべ地蔵、さば大師像、大黒天などもあり老杉などにおおわれた境内には見所いっぱいです。奥の院と呼ばれる四十五番札所城戸の滝不動像は、平家の落人が住んでいたという伝説があります。平家岩や不動の滝があり、樹木におおわれ、滝水は激しい飛沫となって霊気をかもし出しており、お籠もり道にはご本尊不動明王があります。
◇札所にはそれぞれの特徴が
様々
なご本尊を奉安してある札所には特徴ある堂が多くあります。第二十一番札所の高田虚空像堂は、丑、寅年の人の守り本尊で、第十八番札所の篠栗恩山寺は、眼病平癒の薬師様が本尊。一生に一度だけ願いを叶えて下さる「一願地蔵菩薩」があるのが第二十五番札所の秀善寺です。八十八ヶ所の打ち納めは弘法大師が霊気で十一面観音を刻み奉安したという尊像のある補陀洛寺です。寺名は観音菩薩がすむ補陀洛山にちなんでと言う、いわれがあります。
◇お遍路さん
弘法大師の足跡をしるした寺院を巡って旅をする参拝者のことを、遍路と言います。
白装束に杖をついたお遍路さんの背に「同行二人」という文字を見ることがありますが、これが弘法大師とともに旅をしていると言うことです。八十八ヶ所をすべて巡ると願いが叶うと言われています。
◇第十五番札所 妙音寺
天台宗のお寺で馬頭観音を奉安してある。
◇第十六番札所 呑山観音寺
霊験あらたかなる霊場と言われ、大師おとがめの関所である。
◇第四十番札所 一の滝寺
樹林の中に朱塗りの本堂がある一の滝寺には
男滝(高さ18m幅2m)と女滝があり、雄大さと清浄な雰囲気が漂っています。是非訪れたい
◇第52番札所山手観音堂 木彫りのある地蔵菩薩。
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