原題『CARS』。原案:ユルゲン・クルビアン。原案&監督:ジョー・ランフト。脚本&監督:ジョン・ラセター。脚本:ダン・フォーゲルマン&ドン・レイク&フィル・ローリン&キール・マーレイ。脚本助手:ロバート・L・ベアード&ダン・ガーソン&ボニー・ハント&スティーヴ・パーセル。音楽:ランディ・ニューマン。2006年、アメリカ映画(製作:ウォルト・ディズニー映画&ピクサー・アニメ・スタジオ)。カラー・シネスコ。SDDS&DTS&ドルビー・デジタルEX。上映時間116分(英国版:121分)。2006年7月1日から全国東宝洋画系にて公開。チェーン・マスターは日比谷スカラ座。配給:ブエナ・ビスタ・インターナショナル(ジャパン)。同時上映された短編『ワンマンバンド』。
声の出演者は以下の通りである。ライトニング・マックイーン(声:オーウェン・ウイルソン)。医師で判事で伝説のチャンピオンだったドク・ハドソン(声:ポール・ニューマン)。弁護士のサリー・カレラ(声:ボニー・ハント&戸田恵子)。レッカー車のメーター(声:ラリー・ザ・ケーブル・ガイ&山口智充)。派手な塗装が得意なラモーン(声:チーチ・マリン)。タイヤ屋のルイジ(声:トニー・シャルーブ&パンツェッタ・ジローラモ)。タイヤ交換の天才グイド(声:グイド・カローニ)。V8レストランの女店主フロー(声:ジェニファー・ルイス)。軍用ジープのサージ(声:ポール・ドゥーリー)。パトカーのシェリフ(声:マイケル・ウォリス)。ヒッピー的な車のフィルモア(声:ジョージ・カーリン)。老婆のリジー(声:キャサリン・ヘルモンド)。ピットクルーのマック(声:ジョン・ラッツェンバーガー)。トレーラーのレッド(声:ジョー・ランフト)。中堅2番手レーサーのチック・ヒックス(声:マイケル・キートン)。現在1番手のレーサーであるキング(声:リチャード・ペッティ)。マックイーンのエージェントであるハーヴ(声:ジェレミー・ピヴン)。ボブ・カットラス(声:ボブ・コスタス)。ダレル・カートリップ(声:ダレル・ウォルトリップ)。ヴァン(声:リチャード・カインド)。ミニー(声:エディ・マククルーグ)。テックス(声:「ハンプティ」ことH・A・ウィラー)。スポンサーのラスティ(声:トム・マグリオッツィ)。スポンサーのダスティ(声:レイ・マグリオッツィ)。キングの妻(声:リンダ・ペッティ)。ボロ車のフレッド(声:アンドリュー・スタントン)。ジュニア(デイル・アーンハート・ジュニア)。フェラーリのシューマッハ(声:ミハエル・シューマッハ)。ジェイ・リモ(声:ジェイ・レノ)。フレッドに話し掛けるマリオ・アンドレッティ(声:マリオ・アンドレッティ)。コーリー・ターボウィッツ(声:サラ・クラーク)。ノット・チャック(声:マイク・ネルソン)。ブースト(声:ジョナス・リヴェラ)。スノットロド(声:ロウ・ロマノ)。ウィンゴ(声:エイドリアン・オチョア)。DJ(声:E・J・ホロウィッキ)。追っかけ少女のティア(声:エリッサ・ナイト)。追っかけ少女のミア(声:リンゼイ・コリンズ)。キャンピングカーのレースファン(声:ラリー・ベントン&ダグラス・キーヴァー)。
PIXAR(ピクサー)社の長編3DCGIアニメーション作品である。傑作とまでは言わないが、出来は良く、少なくとも、料金分はキッチリと楽しませてくれる良作であった。ストーリー展開はベタである。だが、アニメ作品であったせいか、素直に楽しめた。これが、「アニメーションの力」というモノなのだろう。ちなみに、『モンスターズ・インク』と同時上映された『フォー・ザ・バーズ』のスズメ(?)たちが本編にチラリと登場して、拙者をニヤリとさせてくれた(笑)。エンドクレジットで、これまでのPIXAR(ピクサー)作品のカーズ版が楽しめるのもGOODである(合掌)。
さて、鑑賞後、過疎に苦しむ村や町を訪れたいと思わせる作品であった。ジョン・ラセター監督のように影響力があるアニメ作家が、このような作品を作ることのほうが、政府のバラマキ地方振興策より役に立つのではないだろうか。
それにしても、車のキャラクターが可愛らしかった。アメコミ系キャラクターのバタ臭さに辟易する拙者も、非人間的キャラクターに関してはピクサーのキャラクター造形を支持する。また、車関係の有名人がチョイ役で出演しているのも嬉しいところであった。本作は日本語を喋るキャラクターも出てくるので、日本語字幕版も鑑賞することをオススメする。
●おすすめ対象
夏休み映画らしく親子で楽しむべき。
●一言で言えば……
旧き良きアメリカの田舎町への郷愁。