■DOOM ドゥーム
2006年4月10日 ワーナー・マイカル・シネマズ市川妙典
2006年4月23日 銀座シネパトス

 原題『DOOM』。製作総指揮:ジョン・D・スコフィールド。製作:ジョン・ウェルズ&ロレンツォ・ディポネヴェンチュラ。原作:イド・ソフトウェア。脚色&脚本:デヴィッド・カラハム。脚本:ウエズリー・ストリック。監督:アンジェイ・バートコウィアク(『ロミオ・マスト・ダイ』)。撮影:トニー・ピアース=ロバーツ。編集:デレク・ブレチン&ピーター・ダンジー&クリス・ロイド&トビー・ロイド。クリーチャーエフェクツ監修:デヴィッド・マルティ&ビル・スタージェン。特殊メイク:リチャード・アロンゾ&ウォルド・メイソン&アージェン・タイテン。視覚効果スーパーバイザー:ジョン・ファーハット。特殊効果スーパーバイザー:キット・ウエスト&ユーリ・ネフツァー。SFX:スタン・ウインストン・スタジオ社。音楽:クリント・マンセル。2005年、アメリカ映画(製作:ユニヴァーサル映画)。カラー・シネスコ。SDDS&DTS&ドルビー・デジタル。上映時間100分。2006年4月1日から銀座シネパトスほか全国順次公開。配給:UIP映画。
 出演者は以下の通り。カリフォルニア海兵隊特殊作戦本部RRTS〈緊急対応戦略部隊〉の隊長であるサージ(ザ・ロックことドゥエイン・ジョンソン)。姉萌えのリーパーことジョン・グリム(カール・アーバン)。黒人大男デストロイヤー(デオビア・オパレイ)。マックことカツヒコ・クマノスケ・タカハシ(ヤオ・チン)。悪人系のディーン・ポートマン(リチャード・ブレイク)。敬虔なクリスチャンのゴート(ベン・ダニエルズ)。黒人デューク(ラズ・アドティ)。初任務のキッド(アル・ウィーヴァー)。下半身が車の通信員ピンキー(デクスター・フレッチャー)。リーパーの姉サマンサ(ロザムンド・パイク)。自ら耳を千切り取るトッド・カーマック博士(ロバート・ラッセル)。地球側にいるユニオン社の広報担当スタンフォード・クロスビー(イアン・ヒュージス)。警備員(ロバート・ニールセン)。ヒューエングス大尉(ダニエル・ヨーク)。カーティス・スタール博士(ブライアン・スティール)。夫を心配するジェンナ・ウィリッツ博士(サラ・ホートン)。スティーヴ・ウィリッツ博士(ヴラディスラフ・ダインテラ)。ヒラリー・トールマン博士(ブランカ・ジャロソーヴァ)。オルセン博士(ペトル・ヘトコフスキー)。ザーマン博士(ジャロスラフ・プセニクカ)。クレイ博士(マレク・モットリセク)。
 大人気ゲームの映画化である。『トゥームレイダー』を始め、最近のゲームはビジュアル面で優れており、映画化しても成功する場合が多い。ちなみに、トッド・カーマック博士の名前は『ドゥーム』の開発者でイド・ソフトウェアの経営者であるトッド・ホーレンシェドとジョン・カーマックから、ウィリッツ博士の名前は『ドゥーム』の開発者であるティム・ウィリッツから取ったそうだ。また、ザ・ロックことロック様が演じるサージのモデルは『ドゥーム3』のトーマス・ケリー2等曹長。当初、ロック様にオファーされていたのはリーパーの役だったが、サージのほうが面白そうと言うことでサージ役に収まった。あと、ピンキーがモンスター化したピンキーデーモンは、ゲームの人気キャラクターである。原作ゲームの特徴であるFPSシーケンス(ゲームっぽい画面)は、本作でも採用されており、その撮影には14日間も要したそうだ。拙者は、その場面を観て「大スクリーンでゲームをプレイしたら大迫力だろうなぁ」と感じた次第である。
 ネタバレになってしまうのだが、遺伝子に悪を為す因子がある場合、C24ウイルスに感染するとモンスターになってしまい、無ければ、スーパーサイヤ人(苦笑)になるという設定が興味深かった。ただ、神の名前を妄りに口にしたという理由で腕に十字を刻み込むゴートがモンスター化した際、彼は十字を切って自殺(?)する。拙者は「悪人遺伝子を持つ人間も信仰の力で……」という意味だと受け取った。皆さんはどう感じただろうか?
 衝撃的なシーンが多く、観ていてビックリさせられる場面もあった。いくつかのシーンは残虐過ぎてカットされたと言う(それでも、R−15指定)。劇中、殆ど飛び道具を使って戦うロック様を見て、拙者は「せっかくアクションができるロック様の映画なのにぃ……」と不満を募らせていたが、最後の「リーパーVSサージ戦」で、ワイヤー格闘を披露してくれた(失笑)。最後の最後に、火星のアーク施設が核爆発を起す場面も撮影されたそうだが、勿体無いことに切られたようである。ただ、姉を「お姫様抱っこ」して地上に向かうラストは、映画的にも余韻があって好みだったが……(苦笑)。エンドクレジット前にあったタイトルバック映像はゲーム画面をイメージしたもので、クレジットを攻撃&破壊するというもの。ちなみに、ロック様のクレジットは通常兵器では破壊できず、手榴弾を使用して破壊していた(失笑)。このラストタイトルバック中に、劇場を去る観客が拙者の背後から急に現れたため、某〈それがし〉は飛び上がるほど驚いたでござるよ(苦笑)。

●おすすめ対象
 原作ゲームのファンなら満足。姉萌え属性なら大満足?

●一言で言えば……
 カツヒコ・クマノスケ・タカハシ(爆笑)!!


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