■容疑者 室井慎次
2005年9月1日 岩国ニューセントラル3

 英語題『THE SUSPECT MUROI SHINJI』。製作:亀山千広。脚本&監督:君塚良一。音楽:松本晃彦。2005年、日本映画(製作:フジテレビジョン&ROBOT&東宝&スカパー!WT)。カラー・シネスコ。ドルビー・デジタル。上映時間117分。2005年8月27日より全国東宝邦画系にて公開。チェーン・マスターは日劇2。配給:東宝。興行収入成績:38億3000万円。
 出演者は以下の通り。警視庁刑事部捜査一課管理官の室井慎次警視正(柳葉敏郎)。津田法律事務所の弁護士である小原久美子(田中麗奈)。新宿北警察署刑事課強行犯係の工藤敬一巡査部長(哀川翔)。灰島法律事務所の所長である灰島秀樹弁護士(八嶋智人)。灰島法律事務所の篠田真一弁護士(吹越満)。津田法律事務所の所長である津田誠吾弁護士(柄本明)。東京地方検察庁の窪園行雄検事(佐野史郎)。湾岸警察署の神田署長(北村総一朗)。湾岸警察署の袴田健吾刑事課長(小野武彦)。湾岸警察署の秋山副署長(斉藤暁)。警視庁刑事部捜査一課管理官の沖田仁美警視正(真矢みき)。警察庁長官官房審議補佐官の新城賢太郎警視正(筧利夫)。警視庁刑事部捜査一課課長の一倉正和警視正(小木茂光)。警察庁刑事局刑事企画課課長の坂村広之警視正(升毅)。警察庁次長の池神警視監(津嘉山正種)。警視庁副総監の安住警視監(大和田伸也)。報道記者(松下怜之佑)。新宿北警察署の刑事(水谷あつし)。警視庁刑事部長(河西健司)。警視庁公安部長(大杉漣)。桜井杏子(木内晶子)。神村巡査(山崎樹範)。検事総長(品川徹)。
 さて、総じてテンポの悪い作品だった。しかし、これが君塚演出であると判断すべきなのかもしれない。静止する出演者たちを長回しで撮るという彼のスタイルのお陰で、知り合いのエキストラの顔が判別できたのも、また事実であるからだ(苦笑)。
 撮影の裏話的なモノと言えば、いわき市に巨大な新宿アルタ前のセットを構築。これはなかなかの出来だった。一体、制作費に幾ら使ったのであろう。私が、このオープンセットに立った時、思ったことは「ここなら、新宿アルタ前を戦車が走るというシーンが撮れるな」というモノだった。本作だけで、このオープンセットを廃棄してしまうことはもったいない。それほどの出来なのだ。また、いわき市の駅前にも新宿歌舞伎町のセットを組んだそうである。
 この他に新宿北署内部のセットは東宝スタジオ内にあり、これも凄かった。ちなみに、海外向けのタイトルでは、本作は『BAYSIDE SHAKEDOWN 4』となっており、『踊る大捜査線』の劇場版シリーズの4作目に位置付けられている。

●おすすめ対象
 基本的に『踊る大捜査線』シリーズのファン向けである。

●一言で言えば……
 あっ軽い(明るい)『踊る』シリーズから産まれた鬼ッ子!?


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