学年集会  平成20年6月13日

 2限に学年集会を開催しました。6Hのみんなは1年と2年の時に、SSHの特別講義を受講したことのある、東京大学大学院教授の尾嶋正治先生。先生は豊岡高校の19期生、私とは幼稚園から高校まで一緒に勉強をしてきました。そんな関係で「3年生に進学の話しなど為になる話しを・・・」で実現しました。以下簡単に報告します。


 私の生まれた年は1949年、戦争に負けた日本が世界へ力を示した年です。京都大学の湯川秀樹博士が中間子理論でノーベル賞を受賞した年です。中学の頃からその京都大学で科学者になりたいと思っていた。高校入学は私の年から、出石からも豊岡高校に入学できるようになり、浜坂や香住の生徒も入学し活気にあふれていた。当時は11クラスの580名、陸上競技部でやり投げを専門にやっていたが、2年の夏に退部し受験勉強に専念した。当時は成績が張り出され1番になり、他流試合に出かけた。神戸の予備校に土曜に1人で出かけ、日曜の夜遅く帰ってくる生活でその予備校の模試でも1番になり、京大志望から東大志望に変わっていったが11月に不安のため元の志望校に戻った。そのため受験に対する気持ちが集中できず、しかもテスト当日猛烈な下痢に襲われ失敗した。失敗により自分の準備不足や体調管理の大切さを知った。
「人間は前向きに転んだらケガをしない。後ろに下がって転んだら(弱気になったら)大ケガをする。」今も大きな仕事に対して体調を整えることを大切にしている。人間は寝なくても、横になっているだけで2日くらいは大丈夫である。空腹にしてやるとやる気が出てくる。闘争本能を引っ張り出すことが出来る。
 受験勉強
「人生は一発勝負」。つかむ工夫をしないとダメ。たとえば問題を解くにしても与えられたものだけでなく、自分でひねってそれを解く訓練をしていた。「自分を知る」。自分がどういう状態の時力を出せるかを知る。夜型か朝型かを・・・
受験を前向きにとらえて欲しい。理系の自分も世界史の勉強は今役立っている。外国に行ってもその国の歴史を語ることでその国の人々とうち解け合うことが出来ている。
 3つの人生の心得
@チャンスをつかむ「人生はいろいろなチャンスが彗星のように次々にやってくる」。自分が東京大学の教授になるときも、企業にいるとき公募の案内が来てチャンスを掴んだ。そのために万端の準備をし、プレゼンで評価を得た。
「人生は一発勝負」、日頃自分は頑張っているから評価してくれると思っても評価してもらえない。結果を出すことによって評価してもらえる。

A体調管理 私は四股の構えで臍下丹田に気を集中すると、頭がすっきりし、冷静になり気持ちが研ぎ澄まされる。

B和魂の精神、達徳の精神 和魂:みんな仲良くしましょう、「笑う門には福来たる」 仲良くするためには実力がいる。
 達徳の精神:四書の一つである「中庸」に「智・仁・勇はこれ天下の達徳なり」とある。
 智:知恵、知識  仁:思いやり 勇:「ようしという気持ちを奮い立たせる」
自分が生き残る力を持って思いやりを持つ、「何のために生きるか?」徳をつかむため。

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