1.日  時  平成19年3月12日〜14日 2・3時限
2.場  所  和魂百年館

 見出しの講習会を豊岡消防本部から講師を招いて実施しました。
3日間で6クラス,1日2クラスずつ6つの班に分かれて全員が実習。
 今年実施した心肺蘇生法は2回の人工呼吸に30回の心臓マッサージ,
AEDの使用法の実際など今年から新たな方法になることを見越した最新
の心肺蘇生法を学びました。以下にその模様を伝えます。
 本校のAEDは昇降口から階段へ行く右側に設置されています。

まずは講師による実技見本を見て・・・ 6班に分かれて班別に実習,誰か来てください。「119番通報・・・」「AEDを持ってきてください」
心臓マッサージもうまくなってきた チームによる心肺蘇生とAEDの使い方の実技,AEDはスイッチを入れたら後は音声に従って・・・

 それでは復習を行います。しっかり確認をしてください。

  心肺蘇生法の流れ(成人:8歳以上)

1.反応を確認する
  倒れている傷病者の耳元で「大丈夫ですか」とか「もしもし」と大声で呼びかけながら、肩を軽くたたき、
 反応があるかないかを見る。
 ☆呼びかけなどに対して目を開けるか、なんらかの返答や目的のある仕草がなければ「反応なし」と
 判断します。

2.助けを呼ぶ
 反応がなければ、大きな声で「誰かきて!人が倒れています!」と助けを求めます。
 協力者が来たら、119番通報と「AEDを持ってきて下さい!」と要請します。
☆協力者が誰もいない場合には、まず自分で119番通報すること優先します

3.気道の確保
  傷病者の喉の奥を広げて空気を肺に通りやすくします。片手を額に当て、もう一方の手の人差指と中指
 の2本をあご先に当てて、頭を後にのけぞらせ、あご先を上げます。

4.呼吸を調べる
  気道を確保した状態で、自分の顔を傷病者の胸に向けながら頬を口・鼻に近づけ、10秒以内で
 @胸や腹 部の上がり下がりを見て
 A息の音を聞いて
 B頬で息を感じます。
  傷病者が正常な呼吸(普段どおりの息)をしているかどうかを確認します。
☆次のいずれかの場合には、正常な呼吸(普段どおりの息)なしと判断します。
 ・胸や腹部の動きがなく、呼吸音も聞こえず、吐く息も感じられない。
 ・約10秒間確認しても呼吸の状態がよくわからない。
 ・しやくりあげるような、途切れ途切れに起きる呼吸(死戦期呼吸・あえぎ呼吸)がみられる。
     
5.人工呼吸(口対口人工呼吸)
 正常な呼吸(普段どおりの息)がなければ、口対口人工呼吸により息を吹き込みます。
  気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差指で傷病者の鼻をつまみ、口を大きくあけて傷病者の口
 を覆い、空気が漏れないようにして、息を1秒かけて吹き込みます。傷病者の胸が持ち上がるのを確認します。
  いったん口を離し、同じ要領でもう1回吹き込みます。
☆1回目の吹き込みで胸が上がらなかった場合には、もう一度気道確保をやり直し、吹き込みを試みます。
 うま く胸が上がらない湯合でも、吹き込みは2回までとし、すぐに胸骨圧迫に進みます.
☆人工呼吸が実施困難な湯合は省略し速やかに胸骨圧迫を開始します。

6.胸骨圧迫(心臓マッサージ)
  2回の人工呼吸が終わったら、あるいは省略することとしたら、ただちに胸骨圧迫を開始し、全身に血液を送り
 ます。
☆胸の真ん中(乳頭と乳頭を結ぶ線の真ん中)を、重ねた両手で「強く、速く、絶え間なく」圧迫します。
・肘をまっすぐに伸ばして手の付け根に体重をかけ、傷病者の胸が4〜5Cm沈むほど強く圧迫します。
・1分間に100回の速いテンポで30回連続して絶え間なく圧迫します。
・圧迫と圧迫の間(圧迫を緩めるとき)は、胸がしっかり戻るまで十分に圧迫を解除します。

7.心肺蘇生法の実施(胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせを続ける)
 胸骨圧迫を30回連続して行った後に、人工呼吸を2回行います。
 この胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせ(30:2のサイクル)を、
 @傷病者がうめき声をだしたり、普段どおりの息をし始めた場合 
 A救急隊に引き継ぐまで絶え間なく続けます。

AEDが到着したら電源を入れメッセージにしたがって操作してください。