| 2005年10月17日 (月) |
1 生殖隆起と原始生殖細胞 |
1)生殖細胞は、胎児期にまったく別のところから生じる
2)生殖隆起はヒトで10mm前後の胚において、腎臓と背側腸間膜との間に生じる
3)15mm程度になると、皮質から多数の細胞が髄質の中に落ち、一次性索を形成する
4)この中に、移動してきた始原生殖細胞と支持細胞が含まれる
5)これが雄の精巣になる
6)雌では、二次性索が形成される。これを皮索という
7)二次性索は多くの細胞塊に分かれ、その中に卵子を取り込む
8)これが原始卵胞である
9)始原生殖細胞は、ある時期まで分裂を繰り返して増数し、そこで休眠する
[10)雌の休眠は減数分裂の途中の複糸期にあるときに起こる]
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生殖細胞 原始生殖腺が精巣に分化した場合、原始生殖細胞は思春期まで休眠する[どの段階で休眠するか、下のHPには記載がない]。 思春期になると、これらは活発に分裂を始めて精子を生産する。
卵巣に分化した場合、妊娠第3ヶ月から7ヶ月にかけて原始生殖細胞は減数分裂を始め、一次卵母細胞が作られていく。ここから9ヶ月までの間に原始卵胞が形成され、原始卵胞は思春期まで休眠する。
http://www.infogogo.com/性別/1.html#I.E6.80.A7.E8.85.BA |
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| 2005年10月18日 (火) |
2 生殖子の形成から受精まで |
1)生殖子になるときには、世代を継いでも染色体の量を一定に保つために、染色体数を半減する。これを減数分裂という
2)DNAを複製して倍化し(4n)、相同染色体が対合して二荷染色体隣、その後、第一、第二減数分裂が起こり半数体となる
3)雌側は複糸期、雄側は原始生殖細胞[精原細胞]の状態で胎児期から思春期までを休眠して過ごす[下のホームページを参照のこと] ______________________________________________________________________
男性では,原始生殖細胞は思春期まで休止状態にあり,思春期になってから初めて,精祖細胞に分化する。これらの幹細胞から一次精母細胞が生じ,2回の連続する成熟分裂により4個の精子細胞を生ずる。引き続き,精子細胞は一連の変化(精子完成)を行う。すなわち, ・先体の形成 ・核の濃縮 ・頚部,中間部および尾部の完成 ・細胞質の大部分の脱落 である。1個の精祖細胞が成熟精子になるのに要する時間は約64日である。
http://www.page.sannet.ne.jp/inainaba/embryology0.html ______________________________________________________________________
4)ホルモンが働き出すと、ウシなどでは性周期が始まる。LH、FSHサージのときに排卵される
5)卵子は、排卵時には第二減数分裂中期の状態にあって放出される。放出された卵子は、卵管采によって卵管に取り込まれ、ゆっくり卵管膨大部へ進む。そこで受精する
6)受精すると第二減数分裂が進む。卵子の受精可能時間は8時間である。第一極体は分裂することもあるし、しないこともある |
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| 2005年10月18日 (火) |
3 性周期のホルモン支配 |
1)排卵日を0日とすると、ウシでは21日に次回排卵がある
2)17日に子宮からプロスタグランジンF2αが放出され、卵巣にある黄体が退行する
3)それまでプロジェステロンに発育を止められていた卵胞が発育を始める
4)卵胞はエストロジェンを多量に分泌する
5)分泌されたエストロジェンがあるレベルに達すると、下垂体からLH、FSHの一過性の大きい分泌g起こる。これをLH・FSHサージという
6)LH・FSHサージにより排卵が起こる。第一成熟分裂が修了し、第一極体を放出する
7)膨大部で受精する。[透明帯、放線冠、卵丘細胞は精子の障害物である。]第二極体を放出する
8)排卵したあとの卵胞は、卵胞細胞が黄体化する。12日ごろ黄体ホルモンのピークを迎える。17日にプロスタグランジンF2αが分泌される。こうして性周期は回帰する |
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| 2005年10月18日 (火) |
4 受精 |
1)精子が、雌性生殖道内で受精能をもつようになる過程を受精能獲得という。アクロシンが活性化する
2)さらに先体外膜が胞状化し、先体に含まれるヒアルロニダーゼが放出できる状態になり、卵胞細胞(卵丘細胞)[と放線冠]の間を通り抜けることができるようになる
3)ついでアクロシンが透明帯を溶かしながら精子は進み、卵細胞膜に接する
4)精子の細胞膜と卵子の細胞膜が融合し、精子の核が取り込まれる
5)雄性前核雌性前核を形成する
6)核融合し、受精が完了する |
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| 2005年10月18日 (火) |
5 初期発生 |
1)受精卵は卵割を繰り返しながら卵管内を子宮へと下降していき、桑実胚から胚盤胞へと発生し、排卵後5〜9日で子宮粘膜に付着する。[ヒトではこのあたりだが、ウシでは30日あたり]これを着床という。胚はさらに子宮粘膜内に取り込まれる[ヒト]
2)胚盤胞では栄養膜外胚葉と内部細胞塊ができる
3)内部細胞塊から内胚葉が伸び出し、一方、羊膜腔をつくる動きも出始める。さらに中胚葉も伸び出して、胚体の中にも中胚葉がつくられ、三層構造となる。中胚葉が卵黄嚢の裏打ちをした状態が84ページの4)である
4)やがて胚外体腔を尿膜腔が占めていく [教科書の84ページ図6)、7)は誤まり]
5)尿膜腔は、羊膜の上にも覆っていき、羊膜性絨毛膜はかなりの数の膜からなることになる [Development Anatomy, p116のFig.89、新家畜繁殖学の138ページ、図6.23がよく説明している]
6)胎盤の形成:胎児の血液と母親側の血液は、直接混じりあうことはない |
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