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こもあ生物学

日記帳52  

遺伝子資源としての有用植物

『生物資源とその利用』
32〜56ページ

「遺伝子資源と人間」第8回

2005年12月5日 (月) 1 生物種の陸上上陸
1)植物が繁栄していなかったら、陸上の作物種は存在しなかった

2)オゾン層による紫外線の吸収が第一の要因で、第二は餌料としての植物である

3)海に出現した最初の光合成をする生物種(ストロマライト)が酸素を生産し、オゾン層形成、紫外線の侵入防止、生物種の陸上上陸となった

4)紫外線によるDNA損傷破壊がオゾン層で防がれたのである

5)現在地球上に30万種の植物が知られている。その中でさまざまに利用されているものは数万種で、食用に活用されているのは、1万種といわれている

2005年12月5日 (月) 2 水生植物の利用は圧倒的に日本人が多い
1)海藻は、特別な風味、香り、粘液質が好まれた

2)アイルランドのような表土の少ない土地では、土壌を作るために古くから有機質肥料として海藻が用いられてきた

3)海草は緑藻類から進化したと考えられている。海草の仲間には、オモダカ類のタチアマモ、コアマモ、アマモ、スガモ、エビアマモ、ウミヒル、リュウキュウスガモなどがある。海草と海藻の違いは、下のHPを参照されたい。
海藻は原生生物界、海草は植物界である。海草には食糧として利用されているものはない

HP
http://www.kobe-u.ac.jp/kurcis/KURCIS/education/taiken/seaglass.html

海草ってなに?

陸上の草や木は緑藻類のなかまが陸に上がって、進化してきたものです。ところが、いったん陸上にあがった後にもう一度海に戻った植物があります。アマモやスガモと呼ばれている、ニラのような格好をした葉をもつ植物がそうです。これらの植物は海の中で花を咲かせて種を作ります。海に生えているけれどもほかの「海藻」類とは違うなかまなので、「海草」と書いて区別しています。「かいそう」とも「うみくさ」ともよみます。いったん陸に上がってからまた海に戻ったのは、クジラやアザラシがもともと陸に住んでいたのと似ています。池や川に生えている水草(みずくさ)もこれと同じで、陸に生えていた草が水の中に戻ったものです。

4)海藻の種類
 藍藻類、緑藻類、褐藻類、紅藻類があるが、藍藻は原核生物で、食糧としては利用されていない。ウィキペディアには、藍藻の仲間に食糧になるものがあるという以下の記述があった

 ネンジュモ属のイシクラゲなどは湿った地上に、キクラゲのような姿で発生する。食用にすることもできる。

5)海藻の利用例は、『生物資源とその利用』の35ページ表5・1を参照されたい

2005年12月5日 (月) 3 作物のさまざま
1)人類の生存は、今でも植物の生産力に依存している

2)穀類から摂るタンパク質は、動物性タンパク質から摂る量より多い

3)植物性食品はエネルギー源が圧倒的に多く、タンパク質は動物性食品に比べると劣る。しかし、穀類はタンパク質源としても有望な資源である

4)人類がまき散らす炭酸ガスは年間約150億トンといわれている。植物はこの炭酸ガスを炭化水素や酸素に変換する

5)山野には食用となる植物が多く時勢している。このような自制している植物を利用するだけでなく、食料源として有用な植物を選択し栽培してきた。それらは、『生物資源とその利用』38、39ページの表5・3、5・4にあるとおりである

6)それらのうち、人類が利用してきたものの中では圧倒的に穀類とマメ類が多い

7)食糧以外には、香料、線維、医薬品なども植物の利用先である

2005年12月5日 (月) 4 主要作物と生産量
1)作物は全世界で約2,300種、そのうち日本で栽培される作物は500種ほどである

2)ただ作物のなかには、起源地のものとは違った方向に利用されるようになったものもある。ダイコンにその例を見ることは、『生物資源とその利用』43ページ、44ページにある

3)人類の食糧源の大半は22種であり、それらは『生物資源とその利用』43ページの表5・7を参照されたい

4)栽培面積は、『生物資源とその利用』44ページ表5・9のとおりであるが、コムギ、イネ、トウモロコシの上位3種で5億ヘクタールとなり、世界の耕地の1/3を占める。生産量も上位1〜3位で、三大作物と呼ばれる

2005年12月6日 (火) 5 日本の作物
1)現在われわれ日本人が利用しているほとんどの農作物は、明治時代以前に大陸から伝わり栽培普及したものである

2)イネ栽培は、縄文晩期から弥生前期に始まった

3)縄文前期に、スリランカ原産のサトイモが伝わり、主食として利用された

4)ジャガイモは鎌倉〜室町時代に導入された。これらについては、『生物資源とその利用』46ページ、表5・10を参照されたい

5)日本原産のものは、クリ、ニホンナシ、カキ、ワサビ、フキ、ウド、ハッカなどである

6)最近わが国で開発された新資源は、シカクマメ、ハスカップ、ステビアなどがあり、、『生物資源とその利用』48ページ、表5・12には、新栽培植物として有望な資源植物が挙げられている

2005年12月6日 (火) 6 わが国の主要作物の生産
1)コメは完全自給が可能である。コムギとダイズはほとんど輸入に頼って煎る。『生物資源とその利用』52ページ表5・16を参照されたい

2)牛乳のタンパク質はコメの2倍である。カロリー生産はコメと同じである

3)コメ 10アールあたり600kg → タンパク質(7.4%) 42kg、カロリー → 1,723,080キロカロリー(乾物83.2%を使い、乾物1kgあたり3,460カロリーを掛けると出てくる)
  牛乳は、乳牛に牧草40kg300日給与して6,000kg搾れるとする。10アールあたり6,000kg牧草がとれる。10アールあたり3,000kg搾れることになる。タンパク質は90kgである。1kgあたり600キロカロリーとすると1,800,000キロカロリーとなる
  『草原の生態』107ページに、乳牛1頭が1日に消費する生草の量は40キロとあった。この値を利用した