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トラムあらかわが発行している機関紙「トラムレター」の前身が「保護者会だより」です。
この機関紙の紙面の中で、村田さんが主張されたことや掲載した記事を紹介します。
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利用者が作業所に定着して社会生活を安定させるには私たちが考えるより大変な努力をしなければならない。
この問題を考えるとき、私たちの日常生活(勤め、仕事、家事)を考えなければならない。
私たちはいつも仕事が楽しく意欲に燃えていられるだろうか。
対人、対業務への不満や悩みで気持ちが乗らないこともあろう。
敏感で物事にこだわりやすい利用者は、私たちの何倍も悩み、通所したいと思っても行動の一歩が踏み出せない。
-どんな理由で休むのだろう-
1.通所を自分が決めたこととして自覚し続けられるか。
作業所を利用するときは医者や家族、保健婦に勧められるケースが多いが、
利用者本人が目的を持って通う場所として、納得して通い続けているか。
作業所の雰囲気が自分に合っているか、職員を始め、メンバーとの関係に問題はないか。
2.朝寝坊の習慣から遅刻が多く、どうも作業所に入りにくい。
身支度の行動が遅く、あれこれ迷っていて家を出るきっかけを逃してしまう。
前日は行く気だったが、朝になると頭や腹が痛くなり、夕方になると治っている。
3.休んでいるうちに、好きだったことに夢中になり、」服薬も忘れて一日中ごろごろしている。
作業所から連絡や訪問をしても楽な方へ気持ちが動き、通所できなくなる。
4.作業を失敗して、それが気になり休むこともある。
正直で責任感が強いが、失敗を認め謝って気楽になることが不得手な人は気がかりで、悩み続けることがある。
5.工賃が安くてばかばかしい、と思うようになる時期がある。
特に1〜2ヶ月くらいで作業所慣れをした頃に、当然ではあるが賃金の安さと労働の価値を比べていやになる人がいる。
1.の自分の決めたことの裏返しである。
6.就労実習と勘違いして、働いているのになぜ作業所に行かねばならぬ、と、自分勝手に決めて休む人もいる。
職親制度の対象にならぬうちは、作業所の登録者であり、
作業所から実習に出るのだから実習外の日は通所してほしい。
7.友人付き合いで疲れてしまうこともある。
・・・とは言うものの、家族も休みたい日があり遅刻もする。
それをうまく立ち振る舞って勤めるのである。
世渡りの下手な利用者はちょっとしたことに悩み、こだわり、それが通所中断にもなる。
ただ、現代生活は休日が多く、上手に休むコツを覚えるのも生活訓練である。
この原稿を書いているとき、ある利用者から
「土日が休みでリズムが崩れ、月曜も眠くて行くことができない」と電話があった。
続けて通所することも大事だが、休日をうまく使うことが継続通所につながる。