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| 10. When Lights Are Low ( Benny Carter / Spencer Williams ) 7:28 [ Cookin' ] |
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| ●ベニー・カーターの曲で、滞欧時にロンドンで初演(ヴォーカルはエリザベス・ウェルチ)され、帰米後オーケストラ・ヴァージョンがデル・セント・ジョンのヴォーカルで録音されました。ショー・チューンではないと思いますが、元々ヴォーカル・ナンバーです。 |
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| ●5月11日の Surrey With The Fringe On Top と同様、マイルスとガーランドのソロにはブルース・フレーズがちらほらし、コルトレーンにも彼らほどあからさまではないが、それらしいフレーズが聴かれます。そのせいか、Tune Up の緊張感を解きほぐすような、とてもリラックスしたプレイですが、わずかに沈んだ雰囲気も感じられます。 |
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| ●フレーズ自体は特別メロディックなわけではないし、このテンポの曲ですからダブル・タイムのメカニカルなフレーズが多いんですが、音の表情はリリカルです。特にフィリー・ジョーもダブル・タイムで同調する2ndコーラスの最初の16小節は非常にソフトに吹いています。 |
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| ●長めの“間”が多く、なんか不自然な印象を受けます。例えば、マイルスのソロは概ね曲の小節構造に合致した3、4小節単位でフレーズが作られていて、4小節目に休符が入るんですが、その“間”にリズム・セクションのアクセントが自然に入るようになっています。コルトレーンも3、4小節単位でフレーズを作っていますが、曲の構造からずれていて(特に1stコーラス)、リズム・セクションの入れるアクセントとコルトレーンのフレーズが重なっています。苦手の“歌物”ゆえの不自然な結果というより、何か意図的なものを感じるんですが、なにか意味があるんでしょうか。あるとしたらどんな意味があるんですかね。2ndコーラスのダブル・タイム中(1〜16小節)の2小節の“間”(11、12小節)は別の意味で不自然です。 |
| (西内) |
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| □memo□ |
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