スペック比較

車種 TRAVIQ
Cパッケージ
XSARA
BREAK 1.6
■寸法・重量
全長(mm) 4,315 4,370
全幅(mm) 1,740 1,710
全高(mm)  1,630 1,420
室内長(mm) 2,515 1,810
室内幅(mm) 1,385 1,440
室内高(mm) 1,280 1,150
ホイールベース(mm) 2,695 2,540
トレッド[前](mm) 1,460 1,430
トレッド[後](mm) 1,475 1,440
最低地上高(mm) 150 160
車両重量(kg) 1,460 1,200
乗車定員(名) 7 5
■性能
最小回転半径(m) 5.4 5.4
燃料消費率(km/)
10・15モード燃費
(国土交通省審査値)
10.6 -
■エンジン
型式 Z22 NFU
種類 直列4気筒DOHC 水冷直列4気筒DOHC
内径×行程(mm) 86.0×94.6 78.5×82.0
総排気量(cc) 2,198 1,587
圧縮比 10.0 11.0
最高出力〔ネット〕
[kW(PS)/rpm]
108(147)/5,800 80(108)/5,800
最大トルク〔ネット〕
[N・m(kg・m)/rpm]
203(20.7)/4,000 147(15.0)/4,000
燃料供給装置 電子制御燃料噴射式 電子制御燃料噴射装置
燃料種類 無鉛レギュラーガソリン 無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量() 58 54
■トランスミッション
変速機形式 電子制御4速AT:前進4速 後退1速 3要素1段2相形〈ロックアップ機構付〉
変速比 第1速 3.672 3.510
第2速 2.098 1.931
第3速 1.391 1.288
第4速 1.000 0.915
後退 4.022 3.166
減速比 2.810 3.476
■ステアリング
歯車形式 ラック&ピニオン式 ラック&ピニオン
ギヤ比 16.0 -
■懸架装置
前輪 マクファーソンストラット式 マクファーソンストラット
後輪 トーションビームトレーリングアーム式 トレーリングアーム
スタビライザー - トーションバー式
■制動装置
前ブレーキ ベンチレーテッドディスク ベンチレーテッドディスク
後ブレーキ ディスク ディスク
■タイヤ
前後共 195/65R15 195/55R15

こうしてみると背の高さ・重さの違いが際立っているだけで、サイズとしては似たようなものです。
足回りも基本的に同じ形式。欧州車の定番。
馬力は1ton当りで比較するとトラ100PS 14.2kg・m クサラ90PS 12.5kg・m。思ったほど差は無し。
(ちなみにbreak2.0Lなら137PS 19.8kg・m/1.21t=113PS 16.4kg・mと立場は逆転。)

実質燃費は街乗りで トラ9〜10km/L クサラ11〜12km/L  高速はトラ12km/L クサラ14km/L
排気量+車重の差がそのまま燃費の差に現れてます。


では、次に数値では表わせない乗ってみて感じる比較を。

・エンジン

2.2Lと1.6L。この差は大きいです。余裕のあるトラヴィックに対し、目一杯回さないと遅いクサラ。
1.6Lにしては中低速のトルクがあるクサラですが、発進時の力の差はいかんともしがたい。
トラヴィックの勝ちです。ただしトラの2800回転前後のエンジンのうなり音はマイナスポイント。
静かさで言えばクサラに軍配。


・乗り味
軽快かつしなかやなでメリハリのあるトラに対し重厚で粘っこくフラットなクサラ。段差の当りはトラのほうがややソフト。
どちらも甲乙つけ難い、いい乗り心地です。惜しいのはクサラのタイヤサイズ。MC前の185/65R14なら
もっとしっとりした猫足感が出たと思いますが。
さて、どちらの勝ちか。一言で言えば、ちょっとソフトなドイツ車VS固めのフランス車。
好みの問題ですが、やっぱりクサラかなぁ。特に高速走行ではフラット感が増し、ハイドロかと思えるほど。
「水の上を走る船」の感覚が味わえます。


・ブレーキ
どちらもパッドがローターに吸い付く感じがあり安心感のあるタッチです。が、踏んだ分だけ効いて扱いやすいトラに対し
踏んだ瞬間から効き始めるクサラ。乗り換えたとき、ちょっと戸惑いました。


・シート
ドイツ車的な張りのある固めの感触のトラ、フランス車らしくソフトだがメリハリがあり、やさしく包み込んでくれるクサラ。
日本車から比べるとトラのシートは腰痛が治ると好評ですが、フランス車の癒し系シートを知ってしまうと・・・
長時間走行でどちらも腰や背中が痛くなりませんが、疲労度はクサラのほうが少ないです。10時間以上乗ったあとでも
疲れを感じさせない、日常生活を普通におくれる。シートはクサラの勝ちです。


・ハンドリング
どちらもダイレクト感があり素直で気持ちいい感触があります。思ったとおり綺麗に曲がる。同クラスの日本車との差を感じますね。
では、どちらがいいか。タイヤの差でクサラかな。(トラ:ブリジストンB390VSクサラ:ミシュランパイロットプライマシー)

タイヤを替えるといい勝負だと思います。


・パッケージング
このサイズできちんと7人乗れるパッケージングは見事!これは文句なしでトラヴィック、と言いたいところですが
トラはドアが厚く室内巾が狭い。荷室も同様。
5人+荷物といった状況ではクサラの圧勝です。前後はもちろんトラのほうが余裕がありますが、後席巾は
トラ 子供3人用 VS クサラ 大人3人用。荷室もダンボール1箱の差が出ます。
仕事の関係で建設現場を半年〜1年で移動するのですが、その際に収容能力の違いを痛感しました。

高さがあり広く感じるトラヴィックですが、ちょっと期待はずれでしたね。

・その他
*
エアコン・・・クサラは弱冷房車で×真夏はつらかった。トラは今のところOK。日本車ほどではないでしょうけどよく冷えると思います。
*小物入れ・・・トラはほんと少ない。浅くて使えないカップホルダー部分を小物入れとして使うしかない。座席脇下の大物入れは何を置くか?
         クサラはそれなりに小物入れがありましたが、どれも深くで使い勝手がいまいち。
*スタイル・・・どちらも見た目で買うクルマではないのでとくにコメントなし。ただ、クサラのフェイズ2のギョロ目はいまいち。初期型の
        細目のほうが良かったなぁ。
*ボディ剛性・・・日本車と比べればどちらも高いと感じます。がBMWと比べるとやや劣るかな。ワゴン・ミニバンというハンデがありますから
          単純比較は出来ませんけど。

*ヘッドライト・イルミネーション・・・ヘッドライトはどちらも十分な明るさあり。不便さを感じません。エグザンティアは暗かったので夜間雨天時は怖かったです。
                     イルミはオレンジのトラ、緑のクサラ。個人的な好みは緑なんで夜の室内の雰囲気はクサラのほうが好き。



総合評価

採点簿では同点ですが、さらに細かく比べてみるとクサラのほうが良かったと思います。7人乗れるクルマが必要となりトラを購入しましたけど
3列目をたたんだトラとクサラを比較すると使い勝手はワゴンのほうがいいです。あと、break2.0Lなら動力性能においてもクサラが上。
5名乗車+αでこのサイズを検討されているのであれば、欧州車ワゴンという選択肢もありですね。例えばプジョー307SWとか。
ただ、猫足を捨てドイツ車になり損ねたと古くからのユーザーに不評の最近のプジョーは??ですし、サードシートが脱着式というのも不便。

欧州ワゴンは価格も考えるとちょっと。かと言って中古の玉数も少ない。全てにおいて満足できるクルマってなかなか無いものです。
どこまで妥協するか、割り切るか。難しいものですね。


traviq top