ビネンホフ ビネンホフ マルクト広場から見た新教会とグロティウスの像
デン・ハーグ&デルフト フェルメールの光と影 July 2007
オランダ滞在2日目とは言っても事実上初日のようなものです。この日は初めてホテル・ヴィクトリアでの朝食です。

朝6時半頃に起床して、7時頃に朝食に行きました。ややコンチネンタル・ブレックファースト的だった昨日までのメリディアンとは異なり、ここでは完全なイングリッシュ・ブレックファースト・スタイルでした。質より量、目移りするぐらいにいっぱい品数がある方が嬉しい食い意地の張った私としては、「漸く外国に来たなぁ〜」と実感させてくれました。(笑)

当然のように手当たり次第、お皿に乗る限りの料理をテンコ盛りに取っては、片っ端から食べました。その結果案の定、これから観光するというのに動けないほどの有様で。。。(^^;)

そんな感じながらも、いよいよ本格的にオランダ観光開始です。

まずは昨日行けなかった「アンネの家」のリベンジです。8時半過ぎにホテルを出て、この日もまたアムステル中央駅前のターミナルでトラムに乗りました。そのまま「Westermarkt」駅へ向かいました。昨日と同じように西教会の前で下車すると丁度9時を過ぎた頃でした。足早にアンネの家に向かうと既に長蛇の列です。ただ、まだ入場が始まっていないので、多分30分は掛からない内に入れるだろうというぐらいでしたので、今日はそのまま待つことにしました。すると実際にはその半分ぐらいの待ち時間で入ることが出来ました。ちなみに私は以前にも見たことあるので、ここでは入場をパスして、家族だけ入場しました。

ハーグのトラム私が外でガイドマップを見て待っていると、日本人の若い女性から声を掛けられて「並んでいるので良かったら一緒に入りますか?」と言われました。最初何のことか良く分からなかったのですが、多分、「わざわざ日本から来たけど長蛇の列に愛想つかして見るをを諦めた日本人」という風に映っていたのでしょう。それにしてもわざわざ声を掛けてくれるとはありがたいことです。一緒に見はしなかったけど、何だかとても感謝です。

20分ほどして家族が出てきたので、そこからまたトラムに乗ってトンボ帰りです。しばらくトラムに揺られ、アムステルダム中央駅に着いたら、今度はオランダの首都デン・ハーグとデルフトの旅の開始です。

ちなみに、10年前にオランダ来た際にやはりデン・ハーグには一度行っているのですが、その時は仕事で来てたためにあまりじっくり見てなく(とはいえ、小さな町なので一通り見ましたが)、またデルフトは全く初めての土地なので、少し楽しみでした。

アムステルダム中央駅からハーグ行きの電車は毎時15分と45分発で、この電車はハーグ中央駅止めの電車なので、途中降りる駅を気にせずにゆったり乗っていられます。いつもの黄色と青色のツートンカラーの電車に乗り込み揺られること約50分でハーグ中央駅に着きました。

ホフフェイファの池ハーグでも主な交通機関はトラムになります。まず駅を出て正面にインフォメーションがあり、そこでトラムの路線図が買えると聞いていたので購入しました(確か0.5ユーロぐらい。ちなみにこの路線図にはデルフトへの路線も掲載されているので便利)。その後で駅を出てるとトラム乗り場がすぐにありました。

まず向かうは「ビネンオフ」(国会議事堂)です。念のためトラムの駅員さんに「ビネンホフ行きの電車は何処から乗ったら良いか?」と聞いて教えてもらって、10番だか17番だかのトラムに乗り込みました。そしてホンの2駅ほどするとビネンホフの停留所に着きました。

ビネンホフ停留所の名前は「ビネンホフ(Binnenhof)」ではなかったような記憶がありますが、もう外にはビネンホフそのものが見えていますので、何の躊躇もなく降車しました。すぐ目の前にはホフフェイファの池が広がり、噴水が逆行に晒されて、眩しげでした。

マウリッツハウス王立美術館ビネンホフの門を潜り抜けると、すぐ目の前に2本の塔のある「騎士の館」が見えてきました。それを横目に、更にグングン突き進むと直に「マウリッツハウス王立美術館」が見えてきました。マウリッツハウス王立美術館にはフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の幟が降ろされているので一目で分かります。

マウリッツハウス国立美術館は今回の旅行の大きな目玉の1つです。ここに飾られているフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を生で見るのが大きな目的の1つでしたから。以前ハーグに来た時にはその存在を知らず、見ないままでスルーしてしまったので、今回リベンジしようと意気込んできました。

ノールダインデ宮殿ビネンホフ正面右側にやや小さめの入り口があり、そこで入館料9.5ユーロを払って入場しました。元々はマウリッツ伯爵の邸宅だったというだけあり、通常の美術館とはまた趣の異なったヤケに落ち着いた雰囲気があります。

初めフェルメールが何処に置いてあるか分からず、入り口には日本語のパンフレットも置かれていましたが、置いてある場所は書かれていないため、館員の方に聞くと「上の階だ」と言われました。そこからまたグルグル探している内にようやく「デルフトの眺望」と「真珠の耳飾りの少女」を見つけました。「真珠の耳飾の少女」はもっと大きな絵かと思っていたので、案外こじんまりしているんだなぁという印象でしたが、海外の美術館によくある光景で、柵も何も無いので、すぐ手に取る位置で見られますし、人だかりもないので落ち着いてじっくり見れて良かったです。もう1つ「テュルプ博士の解剖学講義」は何処にもなく、これも館員の方に聞いてみると今はロンドンに貸し出されているとのことでした。残念。。。

少女の視線にウィレム1世の騎馬像後ろ髪を引かれる思いで別れを告げ、お土産ショップでフェルメールの絵葉書を幾つか購入した後は、美術館のほど近くにある「ノールダインデ宮殿」に行きました。現在はベアトリクス女王の執務室で内部には入れないということで、向かい側の広場から撮影のみ。ちなみにその広場にはウィレム1世の騎馬像が建てられており、こちらも記念に撮影しました。

ウィレム1世の騎馬像そこからハーグでは目抜き通りに当たるらしい「ホーフ通り」を散策しながら歩きました。途中聖ヤコブ教会を奥に見ながら、ブイテンホフ広場を経由して、ビネンホフの前の通りを歩き、そろそろ昼食にしようとカフェの「ドゥ・ドック」へ寄りました。ここはハーグで1番有名なカフェで、オランダのお菓子のコンクールで1番を取ったというアップルパイが名物のお店とのことで、これは是非食べてみないと!と注文してみましたが、なかなかのボリュームでした(ほかにもクロケットのプレートを注文)。

そこで小一時間ほど過ごして一服したところで(既に2時頃だったでしょうか?)、次はデルフトに向かうことにしました。当初はハーグHS駅から電車に乗って行こうと考えていたのですが、ハーグ中央駅で購入したトラム路線図を見ると、ここからトラムでそのまま1本で行けるようで、時間も大してかからなそうだったので(20〜30分ぐらい)、その方が早いかなと考え直して、結局トラムで行くことにしました。

旧教会新教会デルフトへ行くトラムは1番のトラムですが、ドゥ・ドックから程近く、ビネンホフの西南角の停留所から乗りました。アムステルダムのストリッペン・カールトがそのまま使えるので(4枚分)、刻印して乗車しました。そこからデルフトまでは20駅ぐらい先なのですが、トラムの車内では5つほど先の停留所までの表示が常に出ていますし、何せ路線図が地図にプロットされていて、どの道を通っているのか一目瞭然なので安心でした。途中のんびりとデルフトまでの街並みをトラムに揺られゆっくり見物することが出来ました。

そうして約30分後デルフト駅に到着しました(多分それより手前にある停留所のビネンワータースロート(Binnenwatersloot)辺りで降りた方が観光には便利)。降りるともう既に「旧教会」の塔が見えていましたので、まずはそれに向かって一直線。とても運河が張り巡らされた待ちで、至る所運河だらけです。少しブルージュっぽい雰囲気もありました。

マルクト広場旧教会に着くと1階がお土産のショップで、その脇に入場料払う場所があり、中が見られるようでしたが(フェルメールの墓などがあったらしい)、特に興味なかったので、お土産だけ見てそのまま出て来ました。ちなみに旧教会の後ろを振り返ると「新教会」が見えます。こちらは鐘楼に上がることが出来るらしいのですが、これも時間がないのでパス(ちなみに共通券を売っているらしい)。

旧教会からは、新教会に誘われるように歩きながら、「マルクト広場」に向かいました。ここは賑やかに市が繰り広げられており、沢山の人が買い物をしていました。かなり人だかっていたので、少しスリの危険を感じ、ちょっと遠巻きで見ていました。マルクト広場の周囲には「市庁舎」があり、また、いっぱいお土産ショップがありました。

市庁舎とグロティウスの像マルクト広場から見た新教会とグロティウスの像ちなみにこの時に、画像にあるようにマルクト広場で写真を取っていたのですが、新教会と市庁舎をバックに撮った国際法の父と呼ばれる「グロティウスの像」、そのどちらの像の頭の上にも鳩が止まっているのが見えるでしょうか?妙におかしかったです(気に入ってたみたいでなかなか飛び立ちませんでした)。

その後、2007年5月23日に開館したばかりという「フェルメール・センター」(Vermeercentrum)に行こうと思ったのですが、何処にあるのか分からなかったので、観光案内所に行き、そこで地図をもらった上、場所を教えてもらいましたが、何てことはない、マルクト広場と観光案内所の丁度中間地点辺りでした。

フェルメール・センターはフェルメールの絵画を全作品を一挙に掲示(ただしコピー)しているほか、カメラオブスキュラがあったり、アトリエを再現したりして、フェルメールがどんなに風に絵を描いていたのか立体的に感じることが出来、なかなか面白かったです。ちなみに入場料は8ユーロ(子供半額)。絵画が本物でないということからすると少し高い気もしますが、フェルメール好きな人にはそれなりに楽しめるかな?とは思います。


フェルメールを堪能した後は、またマルクト広場へ行って、お土産物屋さんを次々と冷やかしに。当然デルフトなので、様々なデルフト焼きがお土産物として並べられていました。そして、お店に沿うようにしながらデルフト駅の方に向かいました。

デルフト駅最初はデルフト焼きぐらいしか印象のなかったデルフトでしたが、来るとなかなか中世の街並みっぽく良い雰囲気でした。街の観光スポットも手際よく回れるし、ハーグからも凄く近くて便利でした。

デルフト駅からは、毎時24分と54分発の電車があります。確か16時24分頃の電車に乗り、アムステルダム中央駅に向かいました。中央駅にはデルフトからは約1時間で到着しました。

アムステルダム中央駅から一旦ホテルに戻り、まだ時間もあったので、一度プールへ行ってみることにしました。かなりこじんまりしたプールで、既に白人の家族が3人で遊んでいました。何気に自分も入ってみると、それはそれは冷たくて、思わず飛び出ました。昨年のエジプトもそうでしたが、空気が乾燥しているせいか、水に濡れるととても体が冷え、ブルブルと震えてしまいます。ましてや10時まで明るいオランダとはいえ、夕方に差し掛かる太陽なので、今イチ熱さが足りないようです。そのため、すぐにプールは断念して、晩御飯を買いに行くことにしました。

ダムラックより1本西側の、ホテル裏の道「ニューヴェンダイク通り」を歩いて「ダム広場」まで歩きました。途中スーパーの「ヘマ」にも寄り、王宮裏にあるスーパーの「アルベルト・ハイン」へ行きました。ここで今晩はお惣菜を買い込んでホテルで食べることにしました。

オランダということで、チーズは勿論、ハム・ソーセージの類やらビールやら、ミネラルウォーター、安いのにつられてバンバン買い込み、ひと荷物抱え込むことになりましたが、割とこちらのカフェやらレストランの値段が高いのに閉口していたので、久しぶりに腹一杯食えると思いっ切り買い出し、部屋で満喫しました。

この日も残っていたベルギービールのチェックをしたのですが、いい加減味に飽きてきたので、この日はオランダのビールで乾杯。2〜3本ベルギビールのチェックしてダウン。そのまま就寝しました。


⇒アルクマール & ザーンセスカンス編へつづく


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