ペナン島 〜 シャングリ・ラ・ラサ・サヤン・ステイ July 2004
 ここ最近の夏休みといえばリゾート系が続いて、そろそろヨーロッパとかアフリカとかの都市へ行ってみたいと思いつつ、なかなか長期の休みが取れないこともあり、結局いつものように太平洋の島辺りのリゾート地でショート・トリップのに落ち着くのがパターンとなっていました。今回はいわばその間を取って、リゾート&都市ということで、マレーシアに白羽の矢が立ち、休暇取得の見込みが立った出発2週間前に急ぎ手配して家族でフライトと相成りました。

シャングリ・ラ・ラササヤン・リゾートの正面玄関 部屋の様子 今回往きのフライトはJALの昼間便。朝自宅を出てお昼に成田出発。クアラルンプールでトランジットして、夜9時前のマレーシア航空の国内線で約40分ほどしてペナン島に到着しました。
 今回の宿泊ホテルはシャングリ・ラ・ラサ・サヤン・リゾート。ここかイースタン&オリエンタル・ホテルか迷ったのですが、E&Oホテルだとジョージタウンから一歩も出ないことになるだろうし、折角だからリゾート気分も満喫したいということで、ラサ・サヤンを取りました。もともと事前の情報で、ペナンは海が汚れているので、海で泳ぐという感覚はなく、あくまでプールでリゾート気分を満喫するものということでしたので、それもあってプールが充実しているという意味でも、隣接するシャングリ・ラ・ゴールデン・サンズとプール等施設を共有できるという点から、ラサ・サヤンが良かろうと思った次第です。
 ちなみに「ラサ・サヤン」とは「愛する気持ち」という意味とのこと。「シャングリ・ラ・愛情」というところでしょうか?(笑)

部屋からの眺め部屋の様子とフルーツ洗面所 空港からHIS送迎バスで40分ほど揺られ、夜11時頃に新館に到着してチェックインしました。エグゼクティブ・シーフェイシングということで、海が見える部屋ということだったのですが、階が少し低めだったせいもあり、そんなに一望に海が見渡せる部屋という感じではありませんでした。ただ、元々ペナンに海をそんなに期待はしていなかったので、だからどうこうというのもありませんでしたが。また、部屋の感じは、内装や調度類はまぁまぁといった感じで、まずまずの感じでした。フルーツのサービスで、スターフルーツやバナナ、リンゴなどが用意されていました。

 初日は移動だけに費やし、深夜遅くに漸バタンQ。翌日2日目からが本格的な旅行の開始です。
 
 朝7時頃に起きて、着替えを済まして、ロビー階でビュッフェ。通常のハムやソーセージ、オムレツなどの洋食類のほかに、カレーやタンドリーチキン風のソーセージなどインド風の食事あり、中華粥やピータンなどの中華系もあり、さすが多民族国家のマレーシアだなぁと感じさせるに十分な国際色でした。ジュースもオレンジやグレープフルーツのほかにマンゴーもありました。食いしん坊の私は当然のように、こんなに食べられないだろうというぐらいにお皿にテンコ盛りに盛ってきて、たらふく食べてしまいました。いつ食べても、貧乏人の私にはホテルの朝食のビュッフェは至福の瞬間です。

チャイナタウンカピタン・クリン・モスク この日は半日ジョージタウンの市内観光をつけましたので朝9時にロビー集合でした。元々HISのサービス・プランでタダだったこともありますが、コンパクトに回ってもらえるのはやはり楽チンなもので、少々買い物に連れ回されたとしてもOKかなと思い、いつものようにつけました。バスにピックアップしてもらい、他のホテルの人達と一緒に回りました。昼食込みで約5時間ぐらいのコースで、その後も半日キープ出来るかな?という感じです。

 初めに向かったのはチャイナタウンです。チャイナタウンといっても、所謂中華街のような賑やかしい場所ではなく、もうちょっと地味な感じで、中国人の青空市場といった感じです。朝市も終わり、時間的には盛りを過ぎていたようですが、野菜やら肉やら、主に食品関係を中心に道の両脇に市が展げられていました。

スリ・マリアマン寺院インド街ロティのお店 そのチャイナタウンを抜け、途中カピタン・クリン・モスクの横を通り過ぎて行き、今度はインド街へ行きました。
 ヒンズー教の寺院のスリ・マリアマン寺院を横目にしながら、インド街へ。ここも概ねチャイナタウンと同じような雰囲気で、道脇に屋台のお店が並んでいます。違っているのは、先程は食材などの市が殆どでしたが、今度は食べ物の屋台がズラッと並んでいたということ、それから何よりも人種がインド系の人達だということです。総じて、インド系の人の方がどうしても圧迫感を感じてしまい、一人だと歩きにくいだろうなぁというのが正直な感想です。ただし、治安的には別にどうこういう不安はなさそうなので、先のチャイナタウンにしろ、散策するのには問題無さそうです(ただし、別に行ってみる価値あり!というほど楽しむような感じでもないでしょうが)。

水上都市市庁舎 次に向かったのは中国系の人々の住む水上民家でした。海の上に、高床式のような感じで家を張り出して建築している住宅街です。ガイドさんが中国系の方だったこともあり、この辺のことを詳しめに説明してもらいましたが、こんな所に住んでいながらも、ここの住人の方は所得は低くないとか(各戸に衛星放送の受信アンテナが立っている)。じゃあ、何でこんな所に住んでいるのだろう?と思うと、その辺は元々住み慣わしてきた、中国人独特の大家族主義みたいなところがあるような感じです。ちなみにここは「周」一族の集落になっているとのことです。
 余談ですが、床の下は、生活廃水などのせいか、結構ヘドロ状で臭いのですが、真水ではなく海であるためか、蚊やボウフラが湧くといったことがなく、臭いの割には衛生状態はそんなに悪くないのかもしれません。

要塞で繋がれていた馬 公園で休息するトライショーコーン・ウォリス要塞のガイドさん  その後はバスに乗り込み、ジョージタウンの古い街並み方面へ移動。初めはコタ・ラマ公園に隣接するお役所へ。
 ここは元々はイギリスの植民地当時に立てられた建物だったらしいのですが、今は現地の市庁舎(シティーホール)になっているようです。白亜の殿堂といった感じで、綺麗な建物でした。その後で、公園を横断して、コーンウォリス要塞の方へ移動しました。
 公園は結構広大な敷地で、途中公園の真ん中でトライショーの運転手さん達が木陰で休息していたり、パパイヤが木に成っているのを横目にしながら要塞へ入場しました。要塞の入り口を入ってすぐの所で、大きな銅像の下で、現地のガイドさんなのだか、写真用なのか、それっぽい服装を着た人が二人ほど居て、要塞の説明らしきと記念撮影を行なっていました。その人たちを右目にしながら左手へ進むと、何に使うのか分からないながら1匹馬が繋がれていました。乗馬のサービスでもしているのでしょうか?

海に向けられた大砲車窓から見た時計台大砲 その横の階段を上がると要塞の大砲達がお出ましです。全部で2基の大砲が置いてあり、大きなものが海に向かって据えられており、小さなものが弾薬などと共に敷地内の方に向けられて置いてありました。どちらもホンモノなのかどうかよく分かりませんが、多分実際に使用されていたものなのでしょうね。周囲には城壁が巡らされており、ここがかつて要塞であったことを改めて感じさせてくれます。
 そこで一通り大砲をバックに写真撮影をすると、みんなバスに乗り込み、車窓からグルリと時計台の見物をしながら、次なる目的地である涅槃寺に向かいました。

涅槃寺
寝釈迦仏 涅槃寺は巨大な寝釈迦仏のある寺院で、別名はズバリ寝釈迦仏寺院というそうで、タイ風の寺院だとのことです。そのリアルな仏像の色彩はシンガポールやタイでも見掛けたことがあるもので、当時は「インチキ臭い仏像だなぁ」と思ったものですが、こういうのに見慣れた今となっては、何処か懐かしさすら感じてきました。
寝釈迦仏の足の裏寝釈迦仏の背中 今回の寝釈迦仏は全長33mもあるとのことで、寝釈迦仏としては世界有数のものだとのことです(そりゃそうでしょう...)。その周囲をグルリと回ると、背中側には仏陀などの絵画が描かれており、納骨堂(コインロッカーみたいなものですが)も設置されていました。納骨堂は、納骨されている人の写真も掲げられ、骨壷も外から見えるようになっているため、とても生々しい印象も無きにしもあらずでした。。。また、足の方に回ると、足の裏の土踏まずの所には何かの印が書かれてあり、タイの時もこんなだったのかな?と記憶の糸を思わず辿ってしまいました(でも思い出せない)。


金箔が貼られた仏像ビルマ寺院 寺院内にはほかにも、寝釈迦仏の前に幾つかの仏像があり、それに蝋燭を捧げたり、金箔を貼ったりして、信者の皆さん達が何事かの祈念をしているようです。この時も白人の観光客が金箔を買って貼っていました。ご利益あるんだか何だか分かりませんが、日本にもこんなのあるような、ないような。。。?
 ちなみに、寺院内は、写真の撮影はOKでした。しかし、記念写真屋さんが寺院内にあって、しきりに「1枚どうだ?」と誘ってきました。でも、写真撮影OKだし、ガイドさんが写真を撮ってもくれるのに、いちいちそんな高い写真を頼む訳ないじゃん!と思っていたら、数人の日本人の人達が早速お世話になっていました。何でなんだろう?記念台紙に貼られているから?そんなの羨ましくとも欲しくともないと思うのですが。この辺が、その気持ちが微塵もない私には、やや理解に苦しむところです。。。

 立像裏の各国の仏像ビルマ寺の大仏さて、涅槃寺を後にしたら、次はその真向かいにあるビルマ寺院に向かいました。こちらは今度はビルマ様式の寺ということで、何がどう違うのか細かいことは良く分かりませんでしたが、今度は背の高い立像の大仏が安置されていました。顔と手足が妙に白い上に、どうにも手が大きく、こういう点も我々日本人仏像感覚からすると違和感を感じるところですが、きっと色んな意味があってこうなっているんでしょう。
 この立像の裏には、世界各国の仏像(例)がズラリと並べられており、日本のものも手前に置いてありました。頭の形が日本のだけ異なり、他国は御椀型みたいに(ギャートルズの頭みたいといいますか...)なっているのですが、日本のだけは普通の人間っぽい丸い頭になっているとの説明でした。そう言われてみればそうのような、、、その御椀型も見たことあるような。。。その後は、ここの立像の裏の庭園や、別の御堂の仏像などを見て、またバスで移動しました。

植物園キャノンボール・ツリーペナンの木 次に向かったのは植物園です。マレーシア唯一の植物園ということですが、植物園というよりは、国立公園といった感じで、広い敷地に色々な植物が植えられているといった感じでした。何となく植物園というと温室イメージがあったので、少し拍子抜けした感もありましたが、考えてみれば当地は熱帯地方なので、温室もくそも、気候自体が温室なんですよね。。。
猿の親子 植物園自体は大変広大なので、その辺をグルリと、時間にして10分程度歩いて戻りました(ならルートに入れなくても良い気がするのですが...)。途中、入ってすぐの所で、弾薬型実をつけるキャノンボール・ツリーや、ペナンの名由来になったというペナンの木などを教えて貰いました。また、出口近くで猿の放し飼い(野生?)があり、親子猿などが居ました。母猿は子供を守るために気が立っているとのことで、我々が近付くと威嚇してきたりしてました(でも威嚇すんなら来なきゃ、人間の方に寄って来なきゃイイじゃんって感じもしますが)。

昼食 植物園を後にしたら、漸く昼食の時間。ジョージタウンに戻り、ホテル・シティテル・ペナンの1階の中華料理屋さんでコース料理でした。味は可もなく不可もなく。ただ、何食べているのかメニューが分からなかったので、何となく「何食べてるんだろう?」と少し落ち着かない気がしてました。

 食後は最後の観光でバティック工房観光&ショッピングで「クラフト・バティック」に向かいました。実は先程の涅槃寺&ビルマ寺と目と鼻の先ということで、時間によりけりで、こちらを寺院観光と一緒に回ったりするのでしょうね。バティックそのものは以前にバリで散々観光&買物してきたので、今回は興味なしで、ひたすら時間が経つのを待っていました。
バティック工場 ちなみに、当初はここで解散させてもらって、コムターに向かおうと思っていたのですが、それならガーニードライブまで行って、そこでタクシー拾うしかないと言われたので断念しました。先程の昼食の時に言えば、そのまま降ろして貰えたようでした。ただ、観光一通り回らないと悪いかな?と思ったのですが、元々タダでついていた観光ですし、やはり最初からその意思を伝えておけば良かったのかもしれません(でもそうしたら、皆がきっとそうしたがるので、ガイドさんからやはり反対されたかもしれませんが)。

 結局この日はおとなしくホテルに戻り、2時半頃にホテルに到着。その後ホテルでプールに入ることにしました。プールはラサ・サヤンには我々の新館前と、本館前に1つずつ。ゴールデン・サンズのプールも共用できるとのことですが、結果からいえばラササヤンの新館前のプールが一番手頃なのかな?という感じでした。簡単なスライダーもあり、浅いプールから3mの深いプールまであり、椅子の数も多く、日陰も多く、のんびりしてて良さげでした。家族連れならゴールデン・サンズが良いとガイドとかには書かれていたかのように思うのですが、部屋はいざ知らず、プールに関してはラササヤンの方が家族で楽しめて良いのかな?という気がしました(ゴールデンに泊まって、プールはラサというのがお得でしょうか?)。

バツー・フェリンギ通り屋台夜のグローバル・ベイ 日が暮れかかる時間までプールで散々遊んで、お腹も空いてきた頃。食事はやはり屋台なのだろうと、屋台街の方に向かいました。通常これまで、衛生上の問題から、屋台での食事は敬遠してきたのですが、皆さんの旅行記など読むとそんなに敬遠する必要も無さそうだし、ホテル近くのグローバル・ベイは比較的衛生的とも書かれていたので、今回は思いきってチャンレンジしてみることにしました。

 ホテル前のバツー・フェンリギ通り(片側1車線+αぐらいのそんなに大きくない通り)に出て、ゴールデン・サンズの方にしばらく歩きました。割りと寂れているかのような事前の情報だったのですが、ここしばらくの間に建設ラッシュがあったのか、比較的お店が連なっていて、屋台でなくても、この辺でもOKかな?と言う感じでした。ほどしばらくして、最初の交差点で「グローバル・ベイ」という看板が見つかりました。まだ時間が早いせいか、お客さんはそんなに居ませんでしたが、中央に100席ぐらいの卓・椅子が用意され、その周囲を屋台が囲む、大きなホーカー・センターといった感じでした。片側には飲み物のカウンターが大きめにスペース取っていました。

金旦麺ラクサホッケン・ミー 席につくと、ドリンク担当のオジさんがやってきて注文を取りに来ましたので、ここは有無を言わさずミネラルウォーターを頼みました(1.5Lで3リンギット、1リンギット約30円)。その後で屋台を次々と見て回って、「どれにしようかな?」と迷った挙句、結局、3箇所の屋台でラクサとホッケン・ミーと金旦麺(だったかな?)を注文しました。後から思えば麺ばかりになっちゃったのですが、熱を通しておいた方が安全かな?という配慮からでしたが、ここに関してはそんなに心配は要らないかな?というのが後々の印象です。ちなみにどれも3〜5リンギットぐらいなので、ザックリ一人10リンギットもあればお腹一杯に食べられると思います。
 味の印象は、ホッケンミーはエビの風味が非常に強くて、なかなか美味しいです。ラクサはコリアンダーが入っているので、あの風味が苦手な人はもう一つだと思います。金旦麺はあんまり覚えていませんが、もう一つだったかな?本当はナシ・ゴレンも食べたかったのですが、生憎この日は屋台がオープンしていませんでした。

 道端の屋台ただ、前々から思うのですが、東南アジア系の食事って、お味は別に悪くないと思うのですが(辛いですけど)、何であんなに見た目は黒いというかも一つなんでしょう。少し見た目で損している感じはありますよね。

 自分が屋台街に来たのが早かったせいで(7時頃)、お腹一杯になって帰ろうとした頃、いよいよ店内は混雑してきたという感じでした。帰り道、先程歩いて来た道端に、正に所狭しといった塩梅で露天が並んでいました。幅1mもない、道端なのに、よくぞこんな短時間でここまで用意するなぁというぐらいに街の様相が様変わりしています。ちなみに、翌日バスの中で、日本人のご家族で、奥さんが旦那さんに、ここの露天の様子を説明していましたが、旦那さんはここに露天があったなんてこと自体が理解出来ないようでした。そりゃそうでしょう。見てみないと。

 翌日旅程3日目、島内観光2日目は、朝から雨でした。スコールというのではなく、完全な曇天の雨模様で、朝から雨が降っていました。これではプールも何だということで、朝食のブッシュを済ますと、ジョージタウンにショッピングに繰り出すことにしました。

 シャングリ・ラのホテル間を周回するリムジンがあるとは聞いていましたが、もう予約一杯かな?と思っていたところ、本館の玄関の所のリムジン受付で聞くとまだ空いているとのことでしたので、10時発と14時ジョージタウン発のバスを予約しました。少々時間が短いかな?と思いつつ、昨日の感じなら、4時間あればコンパクト回れるかな?と思い、また、その頃には雨が上がってプール行けるかな?と考えていました。

コムターから眺めたジョージタウンの海側。遠くにペナン大橋が見える。  30分ぐらいしてシャングリラ・ペナンのホテル前に到着。そこから取りあえずコムターに登ることにしました。ランドマークですし、登るだけ登ったら、次はどうしようかななどと思っていたら、これがこれが。コムターには着けたのですが、コムターのふもとの辺りが結構大きくて、何処からコムターの登り口やエレベーターがあるのかさっぱりわかりませんでした。結局色々なお店の人に何人かに聞きながらようようエレベーターに辿りつきました。この間約30分弱。こういうつまらないこと1つとっても、案外添乗員付きの市内観光のありがたさを感じてしまいます。こういう小回り部分って、個人手配だと意外とロスタイムなんですよね。なかなか昨日のように4時間でコンパクトとは行かない予感でした。

 エレベーターで58階直通でコムターの展望台に上がると、凄くさびれた感じの展望台でした。おばちゃん1人居て、入場料取られて、あとはほぼガランドウといった感じです。なかば廃業前といった感じなのですが、皆さんの旅行記などによると随分昔からこんな雰囲気のようですね。外観はそんな古い感じじゃないのですが、中は大阪の通天閣のような?感じでした。

ドラゴン・フルーツをカットしたところドラゴン・フルーツ  一通り市内を一望すると、コムターを後にして、すぐ近くのスーパー・ガマへ行きました。先程の反省から、お店の人に道を聞き聞きして、エレベーターとは真逆の方に、グルリと建物を反転するような感じで歩いて行くと、交差点の向こう側に見えました。交通量の多い交差点をスススと抜けてガマに入りると、1階が食品フロアで、2階以上は衣類とかのようでした。私の興味はひたすら食品なので色々見て回りましたが、やはり総じて食品は安値です。概ね物価が1/3ぐらいでしょうか?日本で100円ぐらい(3リンギット)のものが1リンギットぐらいでしょうか。お酒だけは3.5リンギットぐらいから7リンギットぐらいで、丁度日本の発泡酒からビールぐらいの値段という感じで、こればかりはあんまりお得感なしです。この辺、基本的にはお酒を飲まないイスラム圏の特徴という感じなのでしょうか。

 ここでは、お菓子や香辛料などを幾つかお買い物して、あと、果物コーナーでジャック・フルーツなどに目を奪われながら、どれかトライしてみようと、結局ドラゴン・フルーツを買ってみました。「なんじゃこりゃ?」という見た目と安値(1.7リンギットぐらい)に惹かれて購入しました。後でホテルに帰ってから食べてみたら、食感は少しジューシーなマッシュポテトみたいな感じで、ほの甘酸っぱい味わいで、中のゴマ粒みたいな種の食感といい、少しキウイに近い、キウイを薄くしたような味わいといった感じでした。

マクドナルドのprawn wrapper ガマで買い物した頃、さすがにお腹が減ってきました。時間が少しタイトだったので、コムターの隣のショッピング・モールの中のマクドナルドでハンバーガーとプローン・ラッパー(「エビの春巻き包み」みたいな感じ)を注文しました。朝昼晩と辛い現地食三昧だったもので、ちょっと陳腐な食事なようでありながら、少し安心したような気分もありました。

 この時点で既に1時半と迎えのバスの時間が近付いていましたが、寸暇を惜しんでトライショー体験をすることにしました。道路に出て、何処かに居ないかと探していたら、たまたま交差点の向かい側で私達を見つけたトライショーの運ちゃんが、乗ってけ!と合図してこっちに来ました。こっちも渡りに舟と乗ることにしましたが、それでも値段交渉してみると、「20リンギットだ」と吹っ掛けて来ました。「高い。10分ぐらいしか時間ないから、その辺回ってくれるだけで良い。5リンギットでどう?」「じゃあ10リンギットでどうだ?」「ダメ。高過ぎる。」そんなやりとりしていたのですが、時間がどんどん無くなるのが惜しくて、この際10で手を打ちました(どうせ100円やそこらの差なんだし...)。

 ぐるりと、シャングリラの回りを包むような感じで回ってもらい、丁度10分ぐらいしたところで、ホテルの玄関前につけてもらいました。噂通り、道の真ん中を、自動車に紛れながら乗る気分は多少のスリルと、異国情緒があって、10分ながらも楽しめましたが、ただ、元々廃棄ガスが多いところに来て、道路の真ん中で外気に直接触れるものですから、結構廃棄ガスまみれになります。市街地を走る分にはあんまり嬉しく無い乗り物のような、そんな感想が残りました。

ホテル前の海岸縁 朝方の雨はコムターに着いた頃には上がり、曇天なために日差しも強くなく、結果的には午前中を観光&ショッピングにして正解でした。2時にバスでジョージタウンを後にして、2時半過ぎぐらいにホテルに帰った後は、再びプールへ。昨日と違って日差しが強くないため、日焼けの心配はなかったですが、気温が低いため、少し肌寒かったです。途中、海岸縁を歩いてゴールデン・サンズのプールに行ってみたり、折角だからとホテルの足ツボマッサージをお願いしてみました(30分46リンギット)。海岸縁の別の業者だと30リンギットだったのですが、マッサージ師の方に違いを聞いてみると「あれはホテルとは無関係。別に私は構わないけど、どうする?」と言われ、何となく安心料込みということで、そのままホテルの方にお願いしました。どうせ500円ぐらいの差だもんね(こればっか)。

 この日は、ホテルの「コーヒーショップ」というローカル・フードのカフェ・レストランで、ツアーのサービス・チケットのナシ・ゴレンとジュースのタダ券でお食事。アイスクリームが6リンギットなので追加しました。翌日は朝から移動でクアラ・ルンプールへのフライトなので、早めに就寝しました。

ペナン空港礼拝所 翌朝は、いつものようにビュッフェで朝食。今日もお腹一杯に食べてご満悦でした。9時頃にホテルをチェックアウトしてバスで空港に向かいました。9時半過ぎに空港に着いて、すぐにチェックイン。空港内は、国内線の乗り継ぎなのですが、何故か免税店が利用できるようになっていました。こういうところアバウトなんでしょうか。

 空港のトイレ近くにはイスラム教の礼拝所がありました。わざわざ中国語で「ここはトイレではない」旨書かれていました。間違える中国系の方が多いんでしょうね。


浮舟絵巻のトップページに戻るハーブの巻のトップページに戻る

Copyright(c)2000-2004,UKIFUNE. All right reserved.


☆☆☆ 本館の浮舟絵巻&別館の各ページにも是非お越し下さい ☆☆☆

浮舟絵巻
−ハーブの香り−
ハーブガーデン
−ビールの香り−
ベルギービール博物館
−ケーキの香り−
Sweet Cake
−日本酒の香り−
発泡日本酒の世界
−チーズの香り−
Say Cheese!
−お茶の香り−
Tea Lounge
−水の香り−
水鏡
−香水の香り−
フレグランスルーム
−ことばの香り−
古今詩歌集
−都市の香り−
南北東西遊記
−みやびの香り−
源氏物語の匂ひ
 −日々の香り−
浮舟日記