CAE OD-100について(制作中)



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CAE(CAA) OD-100について

最近は、John Suhr氏により製作が再開されたOD-100について、Web上の情報をまとめてみました。
このアンプについては、あまり情報がありません。Schematicも公表はされていないようです。まだ極めて限定された"Rumor"ですが、とりあえ ずupします。
内容は、信憑性もないばかりか、大部分は推測だったりしますので、話半分()として読んで頂けると助かります。

そもそも筆者はOD-100を持っていないばかりか触ったこともありません。そんな奴が偉そうに解析というのも我ながらおこがましいと いうか無謀というか。まぁ持っていないが故に好き勝手言っているだけということでOD-100のUser様の方々には暖かい目で見守って欲しいとお願いい たします。

ちなみに回路構成や定数をCopyしたとしても、そのAmpの完璧なCopyはできないと考えられます。Tube Ampの持つSound Charactorの根本を形作るのにもっとも重要なのは、Output Transformer、Ripple Filter Cap、Decoupling Capacitorの容量、そしてPower Tubeであるためです。逆に言えば、Fender社のTransformer、近い容量のSprague Atoms、6L6でPushpull組めば自ずとFender Ampっぽくなるというわけです。ちょっと極論ですが。

CAE(CAA) OD-100はSLO100と同じく、特別に設計製作されたTransformerが用いられています。何か特殊な技術が用いられているわけではなさそう ですし、UL接続などという噂も聞きません。ただ、若干電圧が高めではないかと思われます。いずれにせよFender社やMarshall社の TransformerとはCharactorが若干異 なっているのではないかと思われます。このTransformerの入手は非常に困難でしょう。従って、例えばFender社のTransformerを 流用してCloneを製作するとしたら、この時点で基本となるTone Charactorから外れていることとなりますので、他の手段により補正が必要となるわけです。

少し余談となりますが、Amp作りはTotalなBalanceを見ながら、求めるToneは何なのか。最も力 を入れるべき箇所はどこか、など考えていく必要があると思います。Partsのブランドや、ツマミを少し動かす程度の違いに拘りすぎるとそもそもAmpが 完成すらしないということ にもなりかねません。
名器と呼ばれるAmpを解析する際も、構造や定数ばかりにとらわれないで、目指そうとしたToneは何なのかに着目すると色々な ものが見えてくるのではないかと、個人的にですが考えます。


Ampの構成について

Ampの構成としては、Online Manual等から以下のような情報が得られています。

5881×4

12AX7×6(なお、12AX7はDC-Heaterとのこと。)

残念ながら、Tube Layoutについての情報はOnline Manualには記載されていません。しかし、Suhr GuitarのDiscussion Forumにて、John Suhr氏にShopで会った時に口答でTube Layoutについて聞いたとという情報が存在しています。それによると以下の通りになるとのことです。

V1: CH1 1st Gain Stage, CH2 1st Gain Stage(一番右側)
V2: CH1 2nd and 3rd Stages
V3: CH2 Boost Stage
V4: Ch2 Tone Driver
V5: Effects Loop Buffer
V6: Phase Inverter(一番左側)

SLO100やX88Rでは、1st Gain tubeは、全チャンネル共通となっていますが、OD-100は各ch毎に分けられています。Bogner Triple Giantも、1st Gain tubeは各ch別となっています。メリットとしては、1st stageのGainを調整できるということでしょうか。SLO100では1st stage Rp:220kとなっています。デメリットは、tubeの数が増えるということと、Ch swittch circuitの構成によっては、他chのノイズの問題があるかも知れません。

OD-100は、DC heaterの導入などからノイズ対策が図られていますので、各chのGain設定のメリットをとったのかも知れません。

まず、ch1ですが、1st Gain-2nd Gain-3rd Gainとなっています。もしかすると、SLO100のClean chのように3rdはCathode Followerということもありえますが、だったらV2は"Tone Driver"という表記がされると思うので、ここではやはりX88RのClean chのような構成だと思われます。X88Rは1st StageのGain設定と減衰回路のため、Clean chの音量差が問題となっていましたが、OD-100では問題は生じていないようです。

ch2については、よくある5段のHigainの回路構成のようです。なお、Non Boost時では4段とのこと。後述しますが、SH Modと呼ばれる改造では、VolumePotを250kに変更するという証言がありますので、そうすると通常はVolumePotは500kということ でしょうか。

続いて、CAE(CAA) OD-100には、Ch2にPresence Controleが存在していますが、これはPower Amp SectionのNFB Controleとは別のもののようで、NFB Controleは内部に存在しているとのことです。なお、一部の機種ではリアパネルにコントロールが設置されているようです。

また、Scott Hendersonの所有するOD-100は、Bright Capの定数変更(ch2のVolume Potを500kから250kに変更?)の他に、"Depth Controle"なるものが追加されています。つまり、先ほどの情報とあわせると"Presence + Depth + Power Amp NFB"が存在することとなります。ちなみ、Reb Beachの所有している、John Suhr氏による改造が施されたMarshallにも、本来のPower Amp SectionのNFB ControleによるPresenceはリアパネルに移動され、Front Panelには別のPresenceが追加されています。さらに、やはりDepth Controleなるものが追加されています。

ここまでの情報を整理すると、

・通常のNFB Controleとは別に高域を補正するPresence Controleがある。

・オプションで Depth Controleがある。

さて話が変わりますが、CAE 3+SEにはActiveEQというものがあります。これは、各Channelの後ろにHi/LoのEQと+-7dbのBoostを追加したものであり、 本来はPower Ampに対する音質補正に用いるものです。
ここでひとつ推測できるのは、つまりOD-100には、このActive EQが存在しているのではないかと考えています。通常のNFB Controleとは別に高域を補正するPresence ControleとはこのActiveEQではないでしょうか。

次にDepth Controleについてですが、これは2つの方法が推測できます。Soldano AvengerやPeavey 5150に設置されている"低域のNFB controle"ではないか、または上記のCAE 3+SEにはActiveEQのような音質補正用のEQによるものではないか、ということです。

ちなみにOD-100にDepth Controle追加するModを"SE(Special Edition)Mod"と言うようです。

なお、残念ながら、X88RのSchematicは公開されていますが、CAE3+SEのSchematicは公開されていません。し たがって3+SEのActiveEQがどのようのものかは現時点では不明となっています。筆者は一時期、このActiveEQはLUX社のNFB EQではないかと考えておりましたが、このCircuitは前段のインピーダンスが低くなければならない上、またGainも1未満であるため、Boost させるためには、さらに増幅段が必要であり、結果12AX7がもう一本増えることとなるなど、制限が多くなっています。このため、6〜7本の12AX7と いう構成では、LUX型NFB EQを組み込むことは難しいといえます。残るは、AmpegやGibsonのAmpに見られる、Hi/LoのEQではないかということ。これはつまみを5 にするとEQカーブがフラットになるというものです。ただし、わざわざ通常の3bandEQの後ろに回路を追加するのかという疑問も残ります。 MetaltronixのようにTone Driverの後ろにBoost用の増幅段を設け、そこに追加のEQを設置ということも考えられますが、だとす ると冒頭のTube Layoutの証言と違ってきているようにも思えます

その他の情報として、やはりSuhr Discussion Forumにおいて、以下のような記述が存在しています。しかし、これらは若干、主観的な表現であり、「同じ」の意味が回路構成が同じなのか、Sound のニュアンスが同じなのか、はたまた「近い」という意味あいなのか、文章上からは明確に読み取れませんでした。従ってあまり信頼性はない情報といえるので 注意 していただきたいと思います。

・OD100のch1は、実際には、CAE 3+のClean Chと同じ。
・OD100のCh2 Boost Onは、CAE 3+のch3と同じ。
・Ch1 Boost Onは、Fender Black Face Twin,Superと同じ。
・Effect Loop CircuitとReturn Level Controleは、Effect Loop Return JackにCableが接続された場合にのみ、Signalが通る方式。
・Effect Send Jackは、常にActiveであり、Lineoutとして使用可能。

という感じです。Ch2に関する記述は上記の推測と矛盾はないのですが、Ch1に関する記述は少し矛盾を生じています。しかし、Pre Tube Layoutの情報からもCh1 Pre CircuitがAB763などの構造を同じとは思えませんので、これは単にSoundのニュアンスが近い、同じという意味ではないかと考えられます。

Discussion Forumでよく話題になるSH/SE Modsについて、SH Modとは、Scott Henderson Modのことであり、前述の変更のほか、Ch1のBright Capを220pFに変更するなど、Ch1を少し暗めにするというもの。なお、ここでいうBright Capとは、通常のFneder Pre型のVolume Potに取り付けられたものではなく、CR Spllit型の共振回路のものと考えられます。他にもいくつかの定数変更があるようです。

SE Modとは、上述のとおり、Ch2にDepth Controleを取り付けるというものですが、さらにGainもUpしているとの噂もあります。

(以下、作成中)


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