Dumble Over Drive Special #124の解析
 
海外のサイトで1984年製造シリアル番号124のODSの内部画像がアップされていました。これまで謎に包まれていた80年代のODSが、しかもこれまで以上の詳細な内部画像がアップされています。基盤関係はご丁寧に回路図もアップされてます。
ここでは、この個体について写真を見ながら詳細に回路の解析を行いたいと思います。
使用されるトランス類について

まず、使用されるトランス類ですが、出力トランスは、2 SpeakersのFender Twin/Dual Showmanに使用される022889(125A29A)です。4OHM固定のこのトランスは6L6が4本のParalell Pushpull接続で100Wの出力を持ちます。同Spec(100W Pri=2kohm Sec=4ohm※個体差あり)のModel 022899(125A29A)というModelもあります。両者にどのような差異があるのかは残念ながら不明です。

出力トランスの詳細なデータです。おそらく実測によるものでしょうか。Vintage Fender Ampのトランス類をこのように実測、分類しているとしたら、やはりDumble恐るべしといったところですね。
ちなみに横のCapasitorについては後述します。

OPTの配線がシャーシに入る位置ですが、後々内部写真に入ったときにこの辺の位置が重要な意味を持つこととなります。レイアウトを考える際の参考になりますね。

電源トランスです。Model Numberがかけていて見えませんが、おそらく022756ではないかと思われます。出力トランスと同様にFender Twin/Showmanに使用されるModelです。Specは、Pri=120V,Sec=345-0-345/310mA,6.3V/6A(※個体差あり)です。

チョークトランスです。Model Numberは022699。125C1Aと同じです。にしても距離が近い(笑)

ここでもOPTの配線がシャーシに入る位置に注目です。

これらのTransformerは海外のReplacement Parts Shopから通販での購入が可能です。Fender+Amp+Replacement+Model名で検索をかければ沢山ヒットします。
なお、購入が不可能なPartsではありませんが、当然ながら、2枚目の写真と同じ特性を持つかは分かりません。この辺の品質に関してはアメリカの工業製品ですので、あまり神経質になっても仕方のないところです。また、OPTだけを特性をあわせてもそれだけでOrijinalのToneが得られるというわけでもありませんので。
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