森 吉

〜 太平湖遊覧と小股峡 〜

2007.07.07

GPS情報付きです。気になる写真の場所はカシミールなどへドラッグしてみてね。

今日の目的地

 

秋田県の中央部は非常に山深い地域で、美しい自然とマタギなどの文化をはぐくんできました。その中心となる森吉山周辺は森吉県立自然公園に指定されています。

今日はその北側、太平湖・小又峡へ行ってきました。といっても家からは1時間半くらい、道はオール快適ワインディング!本当に田舎暮らしっていいもんです。

 

秋田市方面からは国道285を北上して上小阿仁道の駅から右折で県道214号へ、阿仁前田で国道105号を横断すると道は県道309号「くまげらエコーライン」に変わって太平湖へ向かいます。

 森吉ダム

県道309号を程なく行くと巨大なロックフィルダムの建設現場に。まもなく完成予定の森吉ダムです。

完成するとどんな景色になるのでしょうか。以前は綺麗な渓谷があったのですが・・・・

 

道は国民宿舎森吉山荘を過ぎたあたりから狭くクネクネ道になります。対向車に注意しながらぐんぐん登っていくと、視界が開けてきました。

なお、太平湖周辺は温泉が二軒あります。国民宿森吉山荘とその奥にある杣(そま)温泉。森吉山荘は新しい綺麗な施設で杣温泉はなんといっても露天風呂!開放的で(駐車場から見られてしまいますが)とっても気持ちいいです。

県道から太平湖

道はずっと山の中を走っていて視界は良くありません。太平湖はほんの僅か見える程度。

森の中をゆっくり走るのも気持ちいいですけど。

本当にちょっとだけしか見えずちょっと残念です。でも秋田の山の奥深さが実感できる光景(良い意味で)。

 

太平湖グリーンハウス

国民宿舎からクネクネ道を15分ほどで太平湖グリーンハウスへ。売店やレストランもあるのですがかなり空いてます。時間が2時をまわっていたのでお客さんはほとんど帰った後のようでした。これが紅葉時期になると大渋滞。車で来るのはおすすめできませんね。

さて、どうしよう。遊覧船で小又峡へ行ってみようか!今は2時。帰りの最終が4時。売店の店員さんがいうには時間的に小又峡散策してくるのはむりかな?という話でしたがせっかくなので(ネタ作りで(^^;)乗船券1,100円をお支払い。急いで船へ向かいます。

 

急ぐといっても船着場へはレストハウスから山を5分ほど下りていかなければなりません。かなり急で、行きはよいよい帰りは・・・です。でも緑に囲まれてきもちいい。

船着場

停泊した船が見え、ようやく湖も広々としてきます。普通ダム湖は春以外は渇水して岸が露出してくるのであんまりきれいなものではないんですが、太平湖は湖岸が岩のところが多く、まるで人造湖には見えません。

 

 

船着き場付近らみた太平湖

太平湖は森吉ダムの完成によってできた周囲30Km、面積195ha、深さ58mの人造湖です。湖には大小13の渓谷渓流が注ぎ、中でも有名なのが小又峡。山越えしていくこともできるようですが、普通は遊覧船で小股峡を目指します。

いつもここで引き返しますが、今日は初めて遊覧船で小股峡へ。近場でもいったことのないところって沢山あるもんだ。

詳しくは北秋田市の観光案内

船着き場にはたくさんの魚が!!

大きなウグイや緋鯉!?見づらいですが鯉の右にナマズもいます。結構なれてらっしゃる。

太平湖遊覧船

いよいよ出港。目的地は小又峡の入り口で通称浮桟橋(名の通り船着き場が浮き桟橋だから)所要時間は行きは湖周遊して40分で帰りが15分。船は小さいですが上がテラスになっていて見晴らしが良かったです。

柱状節理

柱状節理?がずっと続いています。こんなにきれいな湖だとは思っても見ませんでした。

太平湖遊覧船

紅葉の眺めは最高だろうな。

もうすぐ小又峡

遊覧船は小又峡へと向かいます。

狭い谷へ入っていくと湖畔の景観は一変。一枚岩?で出来た急峻な尾根が!いよいよ渓谷部に入ってきたという感じです。

森林軌道敷跡

なんだか鉄道の橋のようなものが。森林軌道式の跡だそうです。なんだか門をくぐるみたいだ。いよいよ船は小又峡へ。

浮き桟橋

船を降りて時刻は2時50分。小又峡散策は三階の滝というところまで行ってくるのが一般的なルートなのですが帰りの船が心配です。小股峡散策マップによると片道約1.7キロ。船員さんが言うには滝まで40分かかるらしい。最終便は4時。他の客もどうしようか迷っているようです。

すると、山歩きのベテランらしい?2人のカップルが颯爽と向かいます。

よし!信じてついて行こう。

なんだかすごい!何がって全部一枚の岩なんじゃないの?この渓谷は。

それにしても先行する二人は異常に早い!こっちは小走りなのにどんどん話されます。

曲滝

 

穴滝

滝の中に穴が。穴滝というらしい。

滝があったり、なだらかな流れになったり変化に富んでおもしろい。それにしても辿り着けるだうか。先の二人は完全に見えないし。引き返そうかな・・・

化ノ堰

だいぶ疲れてくじけそうになってきたころ。化ノ堰(たぶん)のあたりで帰ってくる人が!前の船で来た人らしい。

「もう少しだよ頑張って!」の声に励まされてラストスパート。

三階の滝

ごぉぉぉぉぉぉー!

という音ともに現れた三階の滝。

写真ではわかりづらいですがかなりのスケールです。ここまで急ぎに急いで(自分なりに)30分。ちょっとした達成感。

それもつかの間、さっきの2人は戻るようです。時計は3時20分だ。やばい!あと40分。急いでついて行かねば。

岩と水の芸術ですね。

しかしあの2人は早い。帰りも小走り状態で必死について行きました。歩き方が違うのだろうか。身長は僕の方があるようだが・・・・・っていうか時間的に大丈夫と思うんだけど、やっぱりこんな山奥で最後の一人になるのは怖いよね。

太平湖と森吉山

無事遊覧船に乗り込みレストハウスに戻ってきました。

とっても楽しかったです。が、散策途中、夏の直射日光で頭が痛くなってきて日射病になるところでした。

夏に外で遊ぶときは帽子を忘れずに。

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