水ぬるむ春、まだ寒さで凍てつく大地を蹴破って顔を出す「つくしんぼ」。天を向いてまっすぐに伸びていくその姿をみると、たくましいなぁ〜と感じる。
そんな「つくしんぼ」のように、まっすぐとたくましく育ってほしい。いつの時代も親の思いは同じ。

 

 

 

妊娠7・8ヶ月を過ぎて、頭を上にしている赤ちゃんを逆子という。
「逆子です。臨月に入っても戻らない場合は帝王切開になります。」
こう、お医者さんに言われ、覚悟を決めなければいけない妊婦さんが最近増えています。
こんなとき、ぜひ、逆子のお灸をしてみてください。
早い人は一度すえただけで、その場で赤ちゃんがぐるっと回るのがわかります。

 

逆子のお灸の方法

 

安産のお灸ですえている『三陰交』と、『至陰』というツボに半米粒大のお灸をすえます。
『至陰』というツボは足の小指の爪の際になります。

壮数:『三陰交』に7壮すえてから、『至陰』に15壮すえます。
戻るときはその場でぐるっと回ります。その場で回らなければ、翌日も同様にお灸をします。安産のお灸をしている人ほど、早く効果があらわれるようです。

 

私の体験談

 

二人目を妊娠したときのことです。
赤ちゃんの姿を確認できる頃から、「頭はこちらですねぇ。」と右の肋骨のしたあたりにモニターをあてられていた。 
そして、8ヶ月に入って「逆子」のはんこを母子手帳に押された。
「しばらく、左を下にして寝るようにしてください。」と、お医者さんに言われ、助産師さんから逆子体操の指導を受けた。
家に帰って、早速、逆子のお灸をする。
右の三陰交に7壮、至陰に12壮すえたときだった。
右のわき腹の辺りをぐぐっと赤ちゃんの頭が移動するのがわかった。
そのまま、至陰に15壮まですえて、終わる。
その後の診察で、「逆子は治ってますね」と言われ、一安心。
出産するまで、逆子になることはなかった。
この逆子のお灸。
安産のお灸をしている人ほど効果があり、逆子体操なんかを一生懸命した人は効果が出るのに少し時間がかかるようです。
もし、「逆子」といわれたら、まず「逆子のお灸」を試してみてください。

 

逆子になる原因

 

西洋医学的には、逆子になる原因は不明です。
しかし、東洋医学的には様々な原因が言われています。

1.冷え
お母さんのお腹の中が冷えていると、赤ちゃんは居心地が悪く、安心して眠ることができません。
逆子はあかちゃんからの「寒いよ〜」というSOSだと言えます。
生野菜、果物、甘いもの、コーヒーなどの体を冷やすものを控え、根菜類などでしっかり体を温めましょう。

2.食事のバランス
主食に対して、副食過多、つまりおかずが多いことが原因です。
どういうことかというと、人間の赤ちゃんは体より脳のほうが重いのが正常で、体の方が重いと逆子になります。
脳の栄養素となるのはブドウ糖で、これにはご飯のでんぷんから作られるブドウ糖が最適。
だから、ご飯が少ないと脳が重くならないことになり、逆子になるというわけです。
副食を減らし、主食をしっかり食べると、正常な位置に戻ります。
(『自然派ママの食事と出産・育児 大森一慧著』より)

3.過度のストレス
お母さんの飲酒や喫煙、精神的なストレスなどは、胎内環境を悪化させ、赤ちゃんは苦しくなります。
赤ちゃんにとって、安心して休むのは頭を下にした状態。
逆子になるのは、やはり居心地が悪いと考えればよいでしょう。

 

 

一度、逆子になってしまったら、自分のライフスタイルをしっかり見直し、改善できるとこから改善していく必要があります。そして、安産のお灸を併用することで、逆子の再発を防ぐことができます。