水ぬるむ春、まだ寒さで凍てつく大地を蹴破って顔を出す「つくしんぼ」。天を向いてまっすぐに伸びていくその姿をみると、たくましいなぁ〜と感じる。
そんな「つくしんぼ」のように、まっすぐとたくましく育ってほしい。いつの時代も親の思いは同じ。

 

 

 

乳幼児へのはり治療は、昔から「むしきり」として知られています。
「疳虫がある」とか「疳がつよい」といわれ、背中や頭にチョンチョンとしてもらったという人は意外と多いのではないでしょうか?
乳幼児は、環境適応能力にとぼしく、周囲の環境の影響を受けやすいので、ちょっとした事でいろんな症状がすぐにでます。
しかし、回復力は大人の数倍あり、ちょっと手助けをしてやるとすぐになおったりします。
その手助けが、はり・きゅう治療です。
いわゆる、「むしきり」としての小児はりだけではなく、風邪ひきや下痢・便秘、アレルギー疾患・アトピー性皮膚炎、食が細い、発育不良、近視・遠視・斜視、どもり、指しゃぶり、などさまざまな症状に対して効果があります。
「はり治療」と聞くと、小さい子供に「はり」なんて痛そうでかわいそうとよく言われますが、小児に対するはり治療は、皮膚をこすったり、なでたりする「摩擦はり」が主で、さすことはありません。
症状が強い場合でさえ、チョンチョンチョンと軽くたたく程度で、とても気持ちよいものです。
なれた子供なら、うっとりとして、眠りそうになるほどです。
はり治療のあとは、気分が落ち着き、よく眠ります。
生後5・6ヶ月から2才ごろまでは成長も盛んで、身体的・精神的にも不安定な状態です。
疳虫症状が現われやすいのもこの時期です。
しかし、精神の発達の安定する4・5才ころまでには自然に消失していくケースが多いのですが、中には、小学校に行ってもこれらの症状をひきずっている子供も少なくありません。
最近では、体は大人になっても自分の感情がコントロールできない人もいるようです。
成長してしまえば、一時期のことと忘れられ、何の影響もなかったように思われがちですが、「三つ子の魂百まで」といわれるように、この時期にいかに穏やかに成長していくということが、人生の土台になっていることはいうまでもありません。
小児はりをすることで、子供の健やかな成長を応援します。
小児はりの具体的な効果としては、

・抵抗力・免疫力の向上
・発育がよくなる
・運動機能を高める
・夜泣きなどが、なくなり情緒が安定する
・消化機能が高まる
・皮膚が丈夫になる
・呼吸器が丈夫になる

などがあげられます。