| 中国毒 | 柴田哲孝 著 |
| ★★★★ |
事実は小説より奇なり |
| ルポだと思って読み進めてみると、小説だった・・・。しかも、「狸汁」と同じ作者という偶然。 日本は中国に毒を喰わされている、というお話。ヤコブ病と酷似した症例が異常発生することに気づいた面々。厚労省から民間医療施設、刑事、週刊誌記者。情報の漏洩を防ぐべく彼らを力で抑制する中国。中国と結託し日本国民の命を差し出す外務省。 なんだ、直接の題材となっている伝染病以外は現実ではないか。 時はルーピー首相が普天間基地問題で日米外交を引っ掻き回していたGWの最中。体制側でまともに描かれるのはミスター年金こと長妻厚労相だけという、お寒い日本。毒餃子事件以外に連綿と取上げられる中国食品の汚染事件は、改めて凄まじいものがある。 総じて中国万歳のメディアが自ら忘却しているのは毎度の酷い話。しかし、喉もと過ぎればで、当時の騒ぎをすっかり忘れて安かろうに走る消費者が一番悪い気がする。 |
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(ネタばれ要注意!!)