フジテレビF1放送の解説者として御馴染みの今宮純氏。
タイヤ的とかタイム的とかエンジン的など、おかしな表現を浸透させてしまった人。死後かもしれないけど、「私的には」なんて言葉のパイオニアだと私は思っている。…じゃなくて、日本におけるモーターレースジャーナリストのパイオニアなのだそうだ。
そんな今宮氏が執筆してきた記事の蔵出し傑作選となる本書。冒頭のミカ・ハッキネンから始まり、古今東西さまざまなレーサーとレースシーンを取上げる。一番興味を惹かれたのが、1976年の第1回F1日本グランプリ。フリー走行のピット模様から詳細に伝える長文記事には、当時のF1も最新の自動車科学の集大成であった様が綴られる。
|