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先日の小川家でみかけたポスター。それは「うなぎの不思議」展。
鰻好きの我々としては、是非とも抑えておきたいところ。で、早速に主催する船の科学館へ行ってみた。そう、客船の形をした建物が何とも言えないレトロ感を醸しだしている、あの場所だ。お台場界隈では先駆者なのだが、あまりにも進出が早かったためか、最近発達した周辺の施設からこっそり隠れるように佇む、マイナーな存在。
おいらも、何十年も前に両親に連れて行ってもらって以来だ。30分くらいでさらっと展示物を見て、その後ゆっくり「うなぎの不思議」を楽しもう、くらいに考えていた。
しかし、ほとんど1日を費やしてしまった。なかなか侮れないぞ、船の科学館。
すっかり時代から取り残された遺物だろう、と思っていたのが甘かった。けっこうまめに内容を更新しているのだ。それに、空いてこそいれ、バラエティーに富んだ客足が絶えない。むむむ。
2時間くらいで一通り見た後には、へとへとに疲れてしまった。遅めのランチを館内のレストラン「海王」で取ろうとしたら、並んで待っている。まあ、ピーク時の片づけが追いつかなかっただけなんだけど。
そこで、「ランチビュッフェ」(1,800円)。お味はまあまあと言ったところ。その昔は笹川良一だって口にしたんだろうから、滅多なものは出せないわな。しかし、許せないのは、注文後に持ってきた伝票に記された注意書き。
「残したら一皿当り380円」
なんだこの脅迫は。メニューにも店前の宣伝板にも、そのような注意書きはなかったはず。少なくとも、客が目に留めて気づくような書き方はしていない。「食べ放題」のために追う、一皿当り380円のリスクは、事前告知なしの卑怯なしっぺ返しである。
だいたい、食べ残しをどのように解釈するのだ。魚の皮一切れでも食べ残しか? それに、不味くて残したとか、ポークカレーなのにポークが入っていない! から残したとか、途中で体長が悪くなったので仕方なく残した、などといったケースにはどのように対応するのだ。個別交渉か?
そもそも、食べ残し一皿380円の事前告知は十分だったか? そう考えると、レストラン側のリスクの方が大きい気がする。笹川良一健在なりし頃であれば、どんな難癖を付けられても一睨みですんだろうけど、今は違う。
ランチの後は屋外の展示物。初代の南極観測船「宗谷」と青函連絡船「羊蹄丸」の実物見学。宗谷ってもともとは軍艦だったのね、知らなかった。
なんだかんだと、ほとんど閉館時間まで過ごしてしまった。船の科学館、侮るべからず。
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