| 【ちょっとした格言集】 |
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| 【勝つな。負けるな。ほどほどに。】 |
| 2010年4月上旬頃 大阪地裁のある右陪席裁判官から。
負け筋の事件で勝ってはならない。逆に勝ち筋の事件で負けてはならない。ただし,勝つ場合でも,徹底的に勝つのではなく,ほどほどにしておく方が良い事件解決につながる。
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| 【相手方の主張を非難する表現はすべきでない。】 |
| 2010年10月29日 59期のある弁護士から。
「主張自体失当である。」「甚だ失当である。」「荒唐無稽である。」等の表現は,相手方弁護士に対して,弁護士の資格なし,と言っているのも同然であり,相手方弁護士の依頼者である企業に不信感を与えてしまう。弁護士間の信義として,このような対応はすべきでない。 弁護士は品位を失ってはならない。淡々と主張すれば良い。
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| 【負け筋の事件であるほど,主張立証を尽くす。】 |
| 2010年10月29日 59期のある弁護士から。
負け筋の事件であれば,その旨しっかりと依頼者に説明し,場合によっては受任しないようにすべきである。 しかし,それでも依頼者の希望により受任することになれば,勝ち筋の事件よりも,しっかりと弁護活動をすべきである。
勝ち筋の事件であれば,ただ勝てば良いが,負ける事件であれば,依頼者の満足の観点から,あらゆる主張をして,最大限の労力を尽くすべきである。
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| 【よほどの事がない限り,弁護士は間違いを認めてはならない。】 |
| 2010年10月29日 59期のある弁護士から。
弁護士が一度言ったことの間違いを認めてしまうと,依頼者は不信感を持つ。依頼者に不信感を持たれてしまっては,最悪解任されるし,次の仕事は回ってこない。 これを避けるためには,意見を述べる際に,断定的な表現を避けておく。後で訂正する場合であっても,「補足ですが・・・」等として伝えることで,間違いを認める趣旨の発言を避けることができる。
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| 【新人弁護士へのいくつかの苦言抜粋】 |
| 2011年2月8日 25期のある弁護士のものを又聞き。
@ ホウレンソウ 先輩,同期,依頼者 内容は異なるが。
A 会議の時間は皆の時間。
B 会議ではメモをとれ。会議でお客さまになるな。
C まず,現物・現地を見よ。
D 日付,頁,(作成者),タイトルのない文書は,文書ではない。
E 自分のミスは早く知らせろ。大ケガをするな。
F 報告書,メモは直後に作成。
G 原本には書き込むな。
H 付箋の活用を(会議)。会議の席で,必要な文書を探すのに手間取るな。
I 会議では相手の目を見よ。
J 誤字に気をつけろ。辞書を見よ。
K 会議の前には想定問答を(Imagination)。Imaginationをフルに。
L 親しき仲にも礼儀。
M 事務所を不在にするときは,秘書の仕事を見つけて指示して行け。
N 自分の起案を修正されたら,何故か考え直せ。自分の文章に誇りを。
O 議論はすぐに下がるな。わかった振りをするな。しかし少しは調べてから質問を。
(以下省略)
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