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2001年10月 ジャワとバリへ旅行
日程としては、ジョグジャカルタ(ナトゥールガルーダ)で1泊、アマンジオで2泊、
フォーシーズンズ・アット・ジンバランペイに4泊、カマンダルリゾート&スパ3泊、すごい旅行です。
というのは新婚旅行だからです。
この時がDV(デジタルビデオ)のカメラを持って行った最初の旅行です。
使っているのは3CCDのVX2000でとても重たい!のですが映像はものすごく綺麗で感動ものです。
それ以前はミニVHSで撮っていたのですが、それを取り込むのはまた先の話として、
今回はDVで撮り貯めた素材からの映像から編集しています。(kuma)
「ジャワガムラン」
これは、アマンジヲのエントランスで演奏していたガムラン。このエントランスホールの、
金と銀を混ぜた色にほどよく光っている天井は、一見の価値がある。何度も上を見てしまう。
ガムランの演奏は19時から毎晩あり。この時は、すばらしい演奏と女性の歌声を綺麗にとりたかったので
1時間以上も撮影してしまって、どの場面を使うか考えるのがちょっと大変。 しかし、
どの部分にも、かなりの大声で話をし続ける近くにいた外人の声がバックに入ってしまい、
とても残念。
もちろん、レストランでの夕食、マカンマラムは上品な味で、スパイスが絶妙。
アマンジヲのレストランのスタッフの皆さんも、物腰が穏やかで適度に話し掛けて下さり楽しかった。
以前バリのアマンキラのホテルで4年ほど働いていたという男性スタッフに、アマンキラに行くなら、
この部屋に是非泊まったほうが良いという話を聞き、その後、実際にアマンキラに見に行ってその部屋を見せてもらった。
確かに絶景、素晴らしかった。
部屋は、遠くのボロブドゥールの遺跡が真正面に見える一番下の列の部屋。
部屋の機能で良いなと思ったことは網戸がついていたこと。
意外な事かも知れないが、虫等がすぐに入ってきてしまうのでとても助かった。
高級ホテルでもなかなかこの点にまで、気を使っているところは少ない。
部屋の外を望む窓際には、アマンジヲのシンボルフラワーがふんだんに生けられている。スコーピオンという名の黄色とオレンジの
まだら模様の蘭だ。
目の前は、一面の煙草畑。遠くまで開けていて空気も澄んでいて景色も広々、絶えず燕が滑空していて庭のカゼボから見る景色も格別。
本当に静かだ。まだ暗い早朝に地面から沸き起こるようなコーランの声により、
私達がジョグジャカルタに滞在しているのだという事を実感する。
それから、ハネムーンの宿泊者へのサービスとして、最後の晩に素晴らしいプレゼントがあった。
夕食を終えて散歩しながら部屋へ戻ると、思わずあっと感嘆の声をあげてしまった。
暗闇の中のベッドの裾に敷かれた幅30センチ長さ2メートル位の帯の様に編まれたジャスミンが、スポットライトに浮かび上がりながら
いい香りで部屋を満たしていた。そのまま持って旅行を続けたかった程。芸術品のような手の込んだ編み方で
今でもその感動は忘れられない。
ホテル主宰の朝のボロブドゥールツアーは、まだ暗いうちに出発するので、日の出も見られて良かった。
以前、朝の9時頃に見学するバリ島からの日帰りツアーに参加したことがあったが、
あれはとにかく暑いし大変だったので、この時は涼しく快適だった。(tuberose)
"Return to Jogja"というCDを聞いたのはこの部屋が最初です。
ジャワガムランをシンセサイザーで演奏した様な音楽でとっても雰囲気にあっていて気に入ってしまい、
自分の分とお土産で何枚か買ってきました。ずっと後に、題名のJogjaをBaliに直してコピーした変なCDを配っている
ヴィラの会社(バリヴィラ)もあってちょと興ざめ、なんてこともありました。
でもこの時、一番よかったのはライブラリから借りたジャワガムランのCDです。
バリのと違ってゆったりしたところがこのホテルでは良い感じでした。(kuma)
「プールと海と空」
Aman Kilaのプールから海を望んだ景色。海はかなり下の方だが、風や波の音、鳥の声が聞こえる。
この後Aman Jiwoで教えてもらった部屋を見せてもらいに行った。 1泊USD1,500.00のこの部屋は、
もちろんプール付き、左の方にお寺も見える。お風呂に入りながら、
プールや海の景色も望める絶景。 アマンキラに咲いている花々も色のトーンが白とか白に緑が掛かったような色で
抑えられ、上品。
この部屋はとても人気があり、昨日までオーストラリア人の女性が1人で1ヶ月も滞在していた、、、
とスタッフは言っていた。(Tuberose)
「影絵」
影絵、Wayan Kulitは水牛の皮に彫刻刀で細工したものを、ダランと呼ばれる人形使いが、
ガムランの演奏と共に語りながら影絵芝居をするもの。
Jawaで見た物はBaliの集会所で見たものとはまた違って、こちらもまた素晴らしい。
観光客がどうしてもBaliに行ってしまい、以前のようにWayan Kulitを観に行く人も減り、伝統芸能の存続には、
どこの国も同じく苦労している。是非、またゆっくり時間をとって訪れたいyogyakarta。
音楽にも、時の流れにも風格を感じさせる町。(tuberose)
「ジンバランの夜明け」
フォーシーズンズは旅行のパンフレットを日本で見ていた時とは印象が大分違った。
まず、ホテル全体もさることながら個々のヴィラの敷地の広さ。
有名なマイケルホワイト=マデウィジャヤの手がけた庭園とバリの集落の様な道。
自然の色は時間ごとに美しく胸を打つ。朝早く、部屋のプールの木や屋根に来る鳥達。
朝夕、目の前に広がる海の色、空港を飛び立ち、また着陸する飛行機。
離れのテーブルやソファから、ゆっくりと眺めるひとときは日常を忘れてしまう。
フォーシーズンズではスパでスチームバス(kuma)とオーシャンリチュアル=海草のボディラップ(tuberose)を受ける。
男性は男性担当者、女性は女性が担当してくれる。
海草の方はかなり匂いがするので苦手な人はいるかも。
それと途中で少しかゆくて早く終わらないかなぁと思ってしまった。
マッサージについては、アマンジヲのジャワのマッサージの後だったこともあり、この時は普通に感じた。
最後にお風呂に1人で入っているとき出された白いジュースがとても美味しい。
黒いバニラの粒も沈んでいていい香り。
一日をゆったりと過ごしゆっくり眠った後の明け方は、また一味違った目で
景色を眺めることができる。(tuberose)
「グンデル、ポネスタナン」
バリ島のウブドにあるネカ美術館で、グンデルの練習をしている人に会った。
ガムランの中でもグンデルは難しく、消音も指ではなく手の平のあたりを使う。二人組で演奏。
他に好きなのはグランタン=ティンクリックという竹で出来ている楽器。
以前はみんなで演奏する仲間とガムランに熱中していたが、今は1人で楽しめるティンクリックなどを楽しんでいる。
ガムランはどれも魅惑的。甲乙つけがたいのが実際の所。
他にお鍋のようなレヨンも楽しいし、ゴングも自分でみんなと合わせられた時は感動。
亀の彫り物の上にお皿がのっているようなチェンチェンも爽快。それから、いつも後ろの方で目立たないのが、
低音で旋律を受け持ちベースのような役目の、意外に音が目立つジュブラーク。この音が大好きです。
ガムランのCDを聞いてもよくわかる。
この動画は、ケチャの時間まで間があったので、絵を見た後に車で、ポネスタナンからサヤンにかけて撮影した。
ポネスタナンは、ウブド地区にあり絵を書く人、外国人等も多く住んでいる。田んぼに写る椰子の木、夕陽が美しい。
瞬く間に周りの景色は変わり、夕涼みをする人達の顔もだんだんおぼろにしか見えなくなっていく。
途中、バロンダンスのお祭りの列に遭遇。
今旅をする度に、心に引っかかる事がある。
それは、ゴミの事。水の汚れの事。バリだけに限らないが、旅行をしていて不安になる事が最近多い。
ビニールをやたらと使う、それを椰子の葉がお皿代わりだった頃と同じ様に、土に返らないものも捨ててしまう。
美しい自然を守るためにゴミを川に捨てたり道に捨てることをやめる、
下水道の整備をするなどに力を入れないと町は汚れる一方。私達は美しい景色ばかりを撮っている。
悪いところは載せていない。
そういう隠れた部分もあることも、みんなで考えていかなければいけない。
観光客の側もゴミを処理しきれない所には、ゴミを出さない持ち込まない工夫が、必要だと思う。(tuberose)
「バティック」
ジョグジャカルタのバティックについて。
Batikはインドネシアの蝋けつ染めだ。この蝋の香りが残る染物のなんともいえない奥深い渋い色合いが好きだ。
インドネシアは広いので同じジャワやその他の島々によっても、特性があって色合いや織りなども多彩だ。
ジョグジャカルタは、渋い茶色と紺によるもの、パランといわれる宮廷模様、ナンカといわれる果物の種をかたどった抽象柄などもある。
バティックの柄や色を染める順番を考えながら図案を見ていると、頭が混乱しそうになる。特に沢山色を使ったものや柄の細かいものは
それだけ苦労もあり、神業のように感じる。
(tuberose)
「ボロブドゥール」
ジョグジャカルタの仏教遺跡、ボロブドゥールからの日の出を拝もうとツアーに参加した。
眠い目をこすりながら、部屋を出た。階段を音を立てないようにのぼる。まだ人影のないロビーに向かった。
空気もまだひんやりとしていて虫の声しかしない。まるで遺跡の中にいるかのように錯覚してしまいそうな静けさだ。
誰もいないのではないかと一瞬心配がよぎるが、私達の気配を察するとロビーの柱の影から、アマンジヲのスタッフが
二人顔を出してにこやかに声を掛けてきてくれた。
周りは真っ暗。アマンジヲからボロブドゥールへ向かう道は整備されていないデコボコの細い道。電柱もなく、その代わり
道路の端にたっている木に白いペンキが塗ってある。暗闇の中を車のライトで照らすと白く見えるので、それで道が分かるというわけだ。
車のライトのみをたよりに、目を凝らしながら辺りの景色を見る。
この辺りは、煙草の栽培が盛んで、農家の人々は、もう、マンディ=水浴びを済ませて仕事の準備をしている。
太陽が昇って暑くなる前に一仕事すませてしまうのである。
ボロブドゥールに着くとその時もまだ薄暗かった。門番の人に挨拶して車を降りる。
以前に来た時は、バリ島からの日帰りツアーで、朝の9時30分ごろに石段を暑さで汗だくになりながら登ったので
それとは大違い。物売りや観光客に埋もれてのぼらないですむし最高だ。
途中、ブッダの誕生からの話が掘ってあるレリーフなどの説明もしてもらい、ストゥーパ(仏塔)のてっぺんまでいくと、
眼下には遠く、アマンジヲもかすかに見え、森に囲まれたジョグジャの町が見える。 太陽がのぼり、薄もやのなかに
森の景色がうっすらと見え始めるとともに、動物達の声も聞こえはじめる。
動画の中の音でも、はっきりと確認できる。
やがて、オランウータンやサルなどの動物の声に混じって、人間のたてる音、バイクの音が地上から沸き上がるように
聞こえ始めると、ジョグジャの一日の始まりだ。(tuberose)
「ジャティルウィ村から」
(執筆中)
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