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大ツヅラとは
大ツヅラはツヅラフジ科の落葉樹の蔓です。
葉は堅く艶が有りやや円形です。
蔓は右巻きで樹木に絡まって登っていますし、地を這ってもいます。
漢方薬として使われて、効能は消炎・鎮痛・利尿効果が有りま
す。
分布
本州(関東南部以西)九州・四国の杉山や雑木・竹藪等に自生
しています。
採取の時期
十月から二月頃まで。
蔓の見つけ方
五十年位経った杉林と川の源流辺りで渓流や滝の有る
場所がポイントです。
落ち葉や枯れ枝をくぐるように伸びています。
地上を這っている上質の蔓は綺麗な緑色をして真っ直ぐ
に何メートルも枝分かれしながら伸びています。
何十メートルも伸びている場合も有ります。
新芽は黒く艶のある紫色をしています。
蔓の切り口がレモンの輪切りに似てます。
編み材の部位
編み材として使う部分は地上を這っている部分の蔓です。
樹木に絡まって伸びている蔓は、乾燥すると水に浸けて
も軟らかくならないからです。
保管の仕方と乾燥した時の色
採った蔓は風通しのよい日影で数ヶ月間乾燥させます。
乾燥すると、縦に縞模様が出てきます。
採った時、緑又は紫でも乾燥させると茶色又は黒っぽく
なります。
乾燥させた蔓を編むには。
編む前に、数日水かお湯に浸けて軟らかくして編みます。
編んだ物を再度乾燥させると、こげ茶・茶色・薄緑・灰色
と採った場所や時期で色に微妙な違いが出てきますから
味わいが有ります。
蔓の特徴
一本の蔓が均一で長い事。
他の蔓細工に比べると虫が付き難い。
採取の注意点。
かなり山奥に入りますから危険も伴ないます。
明るい服装でラジオなどを持って行った方が良いです。
最後に、どんなも山奥にでも地権者がいます。
地権者の許可を得て安全に楽しく森と遊んでください。

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