豊 柳 会 作 品



         第32回     平成17年8月  例会

         課題「食べる」       木原広志 選   集句 52句

         食べ頃は過ぎても鯛は売れてゆく ・・・ ・・・ ・・・ 下田郁夫
         バイキング高級ぶどうばかり取り ・・・ ・・・ ・・・ 中村邦子
         飼い主の贅沢おぼえ肥満体 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 杉江晶子
         回転ずし思わず積んだ皿の数 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 畠すみ子
         旨いもの食べてる時はいい笑顔 ・・・ ・・・ ・・・ 近藤智恵子
 入 選    食べること制限されてひもじがり ・・・ ・・・ ・・・ ・・犬塚敦子
  〃     ふる里の味宅配便に詰めてやり ・・・ ・・・ ・・・ ・・・守屋実
  〃     最高のグルメは母の握り飯 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 戸田久子
  〃     食べてから犬の肉だと告げられる ・・・ ・・・ ・・・ 沢田正司
  〃     お色気はかなぐり捨てて蟹を食べ ・・・ ・・・ ・・・ 沢田正司
  〃     食べる事好きな家族でよく笑う ・・・ ・・・ ・・・ 山崎省章三
  〃     お粥食べ生きてる事を教えられ ・・・ ・・・ ・・・ 原亮太郎
  〃     食べ盛り顔を揃えてママを待つ ・・・ ・・・ ・・・ 岡田静江
  〃     かに料理みんな無口になって食べ ・・・ ・・・ ・・久野幸雄
  〃     万博で世界の味を食べ歩く ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 福井良子
 佳 句    食べて寝て無口な雨のフルムーン ・・・ ・・・ ・・森田キン子
  〃     飢餓などは知らぬ子達の食べ残し ・・・ ・・・ ・・・吉川美保子
  〃     次はアレ隣の膳を見て帰り ・・・ ・・・ ・・・ ・・・森田キン子
  〃     手料理の旨いこの娘に決めました ・・・ ・・・ ・・・ 久野幸雄
  〃     エスカルゴ始めに食べたのは誰だ ・・・ ・・・ ・・・ 柴田忠司
 人 位    お互いの音確かめて蕎麦を食べ ・・・ ・・・ ・・・ 原亮太郎
 地 位    食欲を邪魔する憎い血糖値 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 岡田静江
 天 位    死にたいと言う口癖がよく食べる ・・・ ・・・ ・・・  沢田正司




  課題「ずけずけ」     木原広志 選     集句 46句

         ずけずけと女の独楽がよく回る ・・・ ・・・ ・・・ 柴田忠司
         ずけずけと言われて腹の立たぬ仲 ・・・ ・・・ ・・・ 守屋実
         ずけずけと言われショックで気力出ず ・・・ ・・・ ・・・岡田静江
         伸介のずけずけ司会金になり ・・・ ・・・ ・・・ 福井良子
         核心を突いてずけずけレポーター ・・・ ・・・ ・・・杉江晶子
         喧嘩してずけずけ言って治まらず ・・・ ・・・ ・東松秀夫
         人のこと喋って笑わす綾小路 ・・・ ・・・ ・・・ 畠すみ子
 入 選    無遠慮な口が新人脅かす ・・・ ・・・ ・・・ ・吉川美保子
  〃     ずけずけと本音をさらけだす女 ・・・ ・・・ ・・・ 戸田久子
  〃     ずけずけと口は軽いが重い腰 ・・・ ・・・ ・・・ 沢田正司
  〃     子を叱る言葉に遠慮などは無い ・・・ ・・・ ・・・ 森田キン子
  〃     国会の審議ずけずけものを言い ・・・ ・・・ ・・・ 下田郁夫
  〃     歯に衣を着せず野党は吠えまくり ・・・ ・・・ ・・・ 下田郁夫
  〃     ずけずけの夫婦意外と仲が良い ・・・ ・・・ ・・・ 久野幸雄
  〃     下請けをずけずけ叩く親会社 ・・・ ・・・ ・・・ 吉川美保子
  〃     ずけずけと言ったが今は子に言われ ・・・ ・・・ ・・・ 中村邦子
 佳 句    聞くだけを聞いて渦中に巻きこまれ ・・・ ・・・ ・・・ 山崎章三
  〃     遠慮なくと言うから言えば怒り出し ・・・ ・・・ ・・・ 森田キン子
  〃     ずけずけと言ってストレス置いて行き ・・・ ・・・ ・・ 戸田久子
  〃     ずけずけと嫁が言うから腹が立ち ・・・ ・・・ ・・・ 森田キン子
  〃     遠慮ない妻の言葉が胃に刺さる ・・・ ・・・ ・・・ 近藤智恵子




   雑  詠       木原広志 選      集句 50句

         利用した女が骨を抜きにくる ・・・ ・・・ ・・・ 戸田久子
         嫌なこと忘れたいのは君の為 ・・・ ・・・ ・・・ 東松秀夫
         定年の身の置き処考える ・・・ ・・・ ・・・ 守屋 実
         忘れ事突然アッと声が先 ・・・ ・・・ ・・・ 福井良子
         台所わたし唯一の書斎です ・・・ ・・・ ・・・ 中村邦子
         控えめに生きる幸せかすみ草 ・・・ ・・・ ・・・ 畠すみ子
 入 選    このままで良いか思案の中を老い ・・・ ・・・ ・・・原亮太郎
  〃     またどうぞ女将の温い手を握る ・・・ ・・・ ・・・ 山崎章三
  〃     辛口の言葉も丸いお人柄 ・・・ ・・・ ・・・ 沢田正司
  〃     溢れ出る涙が語る闘病記 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 岡田静江
  〃     愛再び気合を入れたフルムーン ・・・ ・・・ ・森田キン子
  〃     躓くと敵七人が顔を出す ・・・ ・・・ ・・・ 久野幸雄
  〃     棘のある薔薇と知りつつ握手する ・・・ ・・・ ・・近藤智恵子
  〃     臍出して男の視線浴びている ・・・ ・・・ ・・・ 杉江晶子
  〃     バス旅行おばさん連のタフな口 ・・・ ・・・ ・・・ 近藤智恵子
  〃     人生という道いつも工事中 ・・・ ・・・ ・・・ 久野幸雄
 佳 句    やっと来た息子を先に風呂に入れ ・・・ ・・・ ・・・原亮太郎
  〃     頼むからおばあさんと呼ばないで ・・・ ・・・ ・ 吉川美保子
  〃     留守番は歓迎なのに妻知らず ・・・ ・・・ ・・・ 下田郁夫
  〃     誘われる気がして予定空けておく ・・・ ・・・ 柴田忠司
  〃     外野から謀判の狼煙上げてみる ・・・ ・・・ ・・・ 沢田正司


               H・17・8・8 (月)


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