豊 柳 会 作 品
第35回 平成17年11月
課題「助かる」 木原広志 選 集句 45句
介護の日助けてくれた友がいる ・・・ ・・・ ・・・ 吉川美保子 不意の客お助け船の冷凍庫 ・・・ ・・・ ・・・ 中村邦子 後で知る事故に遭ってたそのダイヤ ・・・ ・・・ ・・福井良子 古希と喜寿労わり合える夫婦坂 ・・・ ・・・ ・・・ 岡田静江 助かった手術やっぱり神仏 ・・・ ・・・ ・・原亮太郎 朝帰り証人役の友が居る ・・・ ・・・ ・・・ 近藤智恵子 行き帰りセンター行きはバスに乗る ・・・ ・・・ 畠澄子 入 選 助かって命の鼓動手に残る ・・・ ・・・ ・・・ 戸田久子 〃 ライバルが下ろしてくれた命綱 ・・・ ・・・ ・・沢田正司 〃 自問自答月に助けを借りようか ・・・ ・・・ ・山崎章三 〃 台風の進路が変わり胸をなぜ ・・・ ・・・ ・・東松秀夫 〃 台風が逸れた安堵の雨戸開け ・・・ ・・・ ・・・久野幸雄 〃 助け舟出したつもりが裏切られ ・・・ ・・・ ・・杉江晶子 〃 高熱が下がり安堵の水枕 ・・・ ・・・ ・・・ 守屋 実 〃 一列車遅れて事故を免れる ・・・ ・・・ ・・・ 久野幸雄 〃 脱輪を人の情けに助けられ ・・・ ・・・ ・・・ 下田郁夫 〃 急患へ電話が走る隣組 ・・・ ・・・ ・・・ 森田キン子 佳 句 オレオレの手口覚えて難逃れ ・・・ ・・・ ・・・ 下田郁夫 〃 頼み事言い出す前に切り出され ・・・ ・・・ ・・杉江晶子 〃 人の輪を心に刻む助け合い ・・・ ・・・ ・・・ 山崎章三 〃 乗り遅れ命拾った列車事故 ・・・ ・・・ ・・・ 沢田正司 〃 野菜高ミニ菜園に助けられ ・・・ ・・・ ・・・ 久野幸雄
課題「混む」 木原広志 選 集句43句 混む道を避けて行きたい回り道 ・・・ ・・・ ・・・ 中村邦子 人・人・人何にも見えぬ地球博 ・・・ ・・・ ・・・ 岡田静江 朝方のトイレ混みあう大家族 ・・・ ・・・ ・・・ 杉江晶子 捨てる事思い切れずに狭い部屋 ・・・ ・・・ ・・・ 畠澄子 混む電車立っても座るも同料金 ・・・ ・・・ ・・・ 下田郁夫 入 選 橋が出来便利になって道が混み ・・・ ・・・ ・・・ 山崎章三 〃 流行カゼ休む暇ない聴診器 ・・・ ・・・ ・・・ 森田キン子 〃 犯罪の増加刑務所弾けそう ・・・ ・・・ ・・・ 吉川美保子 〃 手の混んだ料理頂く至福感 ・・・ ・・・ ・・・ 福井良子 〃 十円が安い玉子の列に居る ・・・ ・・・ ・・・ 森田キン子 〃 おふくろの味で混み合う定食屋 ・・・ ・・・ ・・・ 戸田久子 〃 込み入った話はよそうビール抜く ・・・ ・・・ ・・沢田正司 〃 渋滞を自転車風を切って抜け ・・・ ・・・ ・・・ 吉川美保子 〃 賽銭が頭に当たる初詣 ・・・ ・・・ ・・・ 久野幸雄 〃 人生にゆとりが出来た茶三昧 ・・・ ・・・ ・・・ 原亮太郎 佳 句 特売へ女の顔は捨てて来る ・・・ ・・・ ・・・ 沢田正司 〃 混む方へ並んでしまう人間味 ・・・ ・・・ ・・・ 山崎章三 〃 人並みに押されただけの初詣 ・・・ ・・・ ・・・ 近藤智恵子 〃 混んでいたバスを一台先にやり ・・・ ・・・ ・・守屋 実 〃 特売へエレベーターはどっと吐き ・・・ ・・・ ・森田キン子
第16回 武豊町民川柳大会 10月18日 天位賞 仕上がりを鏡に聞いた厚化粧 森田キン子 地位賞 記念日の酒が夫婦を深くする 久野幸雄 人位賞 半分を吸殻にした忙しさ 山崎章三 佳吟賞 幸せの物差しかえる車椅子 服部頼子 佳吟賞 切り餅の厚さで親がもめている 戸田ちた子 佳吟賞 ちゃんで呼ぶゲートボールの淡い恋 森田達雄 佳吟賞 夫婦して敬老会の日を送る 原ます子 佳吟賞 おーいお茶一度言いたい恐妻家 下田郁夫 入選賞 床しさが残る明治の人となり 松本絹子 入選賞 金を出す時の日本は褒められる 山崎光子 入 選 花時計意中の人がまだ来ない 伊藤ツヤ子 入 選 名月へひとり寂しい手酌酒 岡田正夫 入 選 満月が笑って覗く露天風呂 松本トシ子 入 選 去って行く彼の姿に愛を見た 吉川美保子 入 選 フィナーレ万博惜しむ今朝の記事 福井良子 入 選 脇役に座り地声が大き過ぎ 沢田正司 入 選 廃品で出して後から惜しくなり 柴田忠司 入 選 夫婦して表も裏も絵を見せる 中村邦子 参加作品 手と足がやれば出来るとけしかける 原亮太郎