豊 柳 会 作 品


       第24回     平成16年12月  例会

         課題「 艶 」       木原広志 選   集句 47句


            艶のある声で娘と間違われ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 吉川美保子
            人生を耕し抜いた喜寿の艶 ・・・ ・・・ ・・・  ・・・ 久野幸雄
            艶話まじえて語る漫談家 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・畠すみ子
            白髪の艶美しく母は老い ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 山崎章三
            艶々の肌を期待し美人の湯 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 近藤智恵子
            艶っぽい話題へ耳が寄ってくる ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 石黒玲子
 入 選       艶っぽさかすかに残る女の手 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・  岡田静江
  〃        たとう紙黄ばんだ中に絹の艶 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 中村邦子
  〃        まだ女ほのかに香る宵化粧 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 岡田静江
  〃        敬老の会も艶聞幅きかせ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 原亮太郎
  〃         銀シャリの艶が引き立つちらし寿司 ・・・ ・・・ ・・・  杉江晶子
  〃        艶ばなし一人気を吐く酒の席 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 福井良子
  〃        艶っぽい女がかくす泣きぼくろ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・  戸田久子
  〃        顔の艶いいと血圧尋ねられ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 下田郁夫
  〃        艶っぽい話しに心すぐ動く ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 下田郁夫
   〃       素っぴんでお肌の艶を自慢する ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 森田キン子
 佳 句       自分史に少しは欲しい艶ばなし ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 沢田正司
  〃        艶っぽい声で男の骨を抜く ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 沢田正司
  〃        升席の綺麗どころの帯の位置 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 福井良子
  〃        ルノアール足が止まった肌の艶 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 柴田忠司
  〃        派手着ても気になりだした顔の艶 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 原亮太郎
 人 位       背く目の耳が立ってる艶話 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 柴田忠司
 地 位       艶腹家父と呼ぶ子がまた増える ・・・ ・・・ ・・・ ・・・  戸田久子
 天 位       艶ばなしみんなの膝も笑い出す ・・・ ・・・ ・・・ ・・・  戸田久子



    課題「信用」             木原広志 選     集句 47句

            ブランドに左右されない確かな目 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 石黒玲子
            顔パスで触れ合うこころ地域の輪 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・  杉江晶子
            お金では買えぬ信用と言う宝 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 沢田正司
            商売は信用第一と父の言 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・   畠すみ子
            当りクジ信じて夢を抱き続け ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 山崎章三
            信用も欲しいがお金が物を言う ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 近藤智恵子
 入 選       信用の二字人生支えられ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・   岡田静江
  〃         挑む壁信用されているザイル ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 原亮太郎
  〃         医者の顔見れば痛みも楽になり ・・・ ・・・ ・・・ ・・・  森田キン子
  〃         俎板の鯉だドクター信じよう ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 久野幸雄
  〃         貸し借りは信用と言う絆だけ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 福井良子
  〃         信用が情けの水で救われる ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 戸田久子
  〃        信用をして貸したお金戻らない ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 吉川美保子
  〃        信用はしても一線引いている ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 原亮太郎
  〃        先生に命を託す手術台 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・   中村邦子
  〃        三代目のれんが重くのしかかる ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 中村邦子
 佳 吟      パソコンが信用できず辞書を引く ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 中村邦子
  〃        信じよと信用出来ぬ人が言う ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 下田郁夫
  〃        信用の上に成り立つ小商い ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 吉川美保子
  〃        家の子に限ってと言う親心 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 森田キン子
  〃        ここへ来て信じた壷の手が抜けぬ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・柴田忠司



      雑 詠            木原広志 選    集句 45句
            カラオケのデュエット背筋ピンと伸び ・・・ ・・・ ・・・  下田郁夫
            多い品実家は便利な預かり屋 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・杉江晶子
            夕暮れの長あい影に追われてる ・・・ ・・・ ・・・ ・・・  中村邦子
            うつを越え笑い袋の紐緩む ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 石黒玲子
            家中の時計合わせる几帳面 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 岡田静江
            被災地の疲労重なる台風禍 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 山崎章三
 入 選       被災者のテント暮らしに痛む胸 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・畠すみ子
  〃        誰が見る訳でないがする化粧 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・森田キン子
  〃        一石を投じて波紋を確かめる ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・沢田正司
  〃        胸痛む仮設テントへ秋時雨 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・福井良子
  〃        ポケットに秋の文化を詰めてくる ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・戸田久子
  〃        幸せな人に合わせる二枚舌 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 近藤智恵子
  〃        人情に脆くて孫に笑われる ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 近藤智恵子
  〃        趣味二つ持って余白のない暮らし ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 柴田忠司
  〃        女の目隣の膳をチェックする ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 森田キン子
  〃        お詫びする手紙綺麗な切手貼る ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 吉川美保子
 佳 句       妻の愚痴時効にしたい事ばかり ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 久野幸雄
  〃        若作りに首から湿布顔を出し ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 森田キン子
  〃        戦列を外れて長い秋を愛で ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・原亮太郎
  〃        言い訳の上手い男の淋しい背 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・沢田正司
  〃        健康の二文字を拾う万歩計 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・柴田忠司

                                 H 16.11.27(土)  記


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