仔犬を迎えるために
仔犬を迎える気分と言うのは、夢や希望、期待や不安が交錯し、実に楽しいものです。
せっかくの仔犬が期待どうり順調に育つように充分な準備と心構えが肝要でしょう。
仔犬を迎える心構え
1、いつも犬に注意を払い、ブラッシング等の世話をしっかりできる。
2、犬を甘やかしてわがままにしない。仔犬が一年後には30KG前後に成長します。
3、犬は絶対に人間に従うべきである事を忘れない。
4、威厳を持って、優しく、忍耐強く、一貫性を持って犬を躾、接する。
5、飼い主は犬より優れていなければならない。
力では犬に負けても、頭を使って犬の習性を上手に利用するのです。
犬の基本的な習性を学び、オールドの、仔犬の性格を上手に利用するのです。
「育児は育自」を忘れないで下さい。
仔犬を迎えるには
1、仔犬を飼う場所、落ち着ける場所を決める。
仔犬が家に来る前に、仔犬の落ち着ける場所を決めておく事が大切です。
室内のどこか、出来るだけ家族のいる居間の近く、常に人の気配が感じられる所の
片隅にゲージ、室内犬舎を設けてスペースを確保して上げて下さい。
2、仔犬を迎える予定日の検討
家族や、仔犬の世話をする人の生活スケジュールを検討し、時間的に余裕のある時を
選んで迎える日を決めて下さい。仔犬が落ち着かず、食事や便の状態等の管理が行き届きません。先方(ショップ、ブリーダー)に希望を伝え、了解を得ておきましょう。当日、午前中の明るい内に連れ帰るのが理想です。
3、冷房、暖房。
仔犬と家族の方々が共有している場合は必要ありませんが、特別暑い部屋や、寒い部屋には冷暖房器(エアコン、ペットヒーター等)を用意して上げて下さい。
我が家の繁殖子犬達は24時間、22度〜25度の間で生活しています。
家庭に着いてからの正しい扱い方
幼い仔犬にとって、母犬や兄弟犬と別れて新しい家庭に移ると言う事は心身ともに大変な
ショックなのです。新しい主人の正しい扱い片や暖かい思いやりによって、一日でも早く
慣れるようにしてあげて下さい。
1、来たその日は充分な休息を
連れて帰ったらゲージ、室内犬舎に入れて静かに休ませましょう。仔犬の方から起き出して来るまでは、仔犬を抱き上げたり、騒いで起こしたりしてはいけません。仔犬の方から動きがあれば遊んでやって下さい。快適な環境なら、仔犬は驚くほど良く眠ります。元々幼い仔犬は、食べ、排泄し、短時間遊ぶ以外は実に良く眠っていますよ。まして、車、飛行機に揺られた日はなお更です。
2、五日間は飲み水に蜂蜜を混ぜて飲ませる
仔犬はストレスにさらされると低血糖症になり易いのです。低血糖症とは、極度の緊張感により血液の中のフドウ糖が減りすぎる事で起こる病気です。
環境に馴染む間、五日間程は飲み水に蜂蜜を混ぜて上げて下さい。割合は蜂蜜1に対し、
水は10としています。着いた直後、水を飲まない場合は、適量を食事に掻け、混ぜ合わせて食べさせます。特に暑い時期には絶対の必需品です。必ず用意しておいて下さい。
3、食事は前のとうりに
仔犬を譲り受ける時、従来の食事内容、量、調理法、回数、時刻等を聞いておきましょう。
先方より詳しいメモ、数日分のサンプルを頂ければいいでしょう。
4、仔犬の抱き方
どんな時でも両手を使って仔犬の全身を支える様にして抱いて下さい。片手をお尻より腹部に向かっていれ、もう一方の手で脇から胸にかけて支えるようにすると子犬の体に無理が掛かりません。子犬の腕を持って抱き上げたり、ぶら下げたりは絶対しては行けません。
5、検便、予防注射
なるべく早く検便して、駆虫の必要があるか調べてもらいます。予防注射は連れて帰ってすぐに行うのは大変危険です。又、発病した時の責任の所在をはっきりさせる為にも。
寄生虫の心配もなく、一週間程立って、新生活にも順応し、便の状態、体温、完全に健康だと確かめてからワクチン接種を行います。今は七種混合が主流になってます。
外出は一回目のワクチン接種後二週間以上、二回目の接種後10日以上たって、仔犬に免疫が出来てからにしましょう。
6、入浴、シャンプー
シャンプーが心身ともに新生活に馴染むまでは控えて下さい。先方よりシャンプーされてくるはずです。シャンプーする事より、仔犬を汚さないようにする事の方が大切です。
便を踏んだりしてやもえない場合でも、濡れテッシュで拭き取るか、部分洗いで対処して下さい。ワクチン接種後二週間はもちろんしないのが無難です。
7、来たその日から基本的躾の徹底を
躾けたい事が沢山あっても、急に数多くの事を躾ようとするのは、百害あって一利も無いやり方です。基本的な事から一つずつ、根気良く愛情を持って躾ける事こそ躾のポイントです。さしあたって、排泄と無駄吠えの躾位でしょう。家族全員で同じ躾を徹底する事です。