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《絵本と私のこと》
はじめに、絵本と私の事を少々。
私は子どもの頃、よく本を読む方でした。
小中学生のときに住んでいた地域にそれぞれきれいで充実した図書館があったこともあり、毎週のように通っていました。
好きだったのは伝記、昔話、『小公女』のように女の子が主人公の物語、推理小説、SF、等。
でも、絵本となるとあまり読んだ記憶がないのです。
記憶にあるのは家にあったレコード付き(改頁のときにチャイムが鳴る)の絵本集と「松谷みよ子」さんの『モモちゃんネズミのくにへ』くらい。どれも絵が素敵で、わくわくしながら読んだ(聞いた)ことを覚えてはいますが。
10数年ほど前にこのことに気が付いたときは、「私は今まで何を読んできたのだろう?なんてもったいないことをしていたんだろう」と、とてもショックでした。
それ以来、いつか絵本をいろいろと読んでみたいと漠然と思い、子供が生まれたことを機に絵本とのおつきあいが始まった次第です。
そんな絵本とのおつきあい歴の浅い私が絵本のことを語るなど、本当に、全く、まことに、おこがましい限りですね。
申し訳ありませんが、皆様どうぞ「ひとりで盛り上がって、しょうがないやつだな〜」と笑いながら、おつきあい下さいませ。
「絵本の選び方」などと大それたタイトルをつけてしまいましたが、私個人の選ぶ基準を記します。
ちなみに私の子どもの年齢(2歳)を対象にしています。
この基準も子どもが成長するに従って、少しずつ変わってくると思います。
あまり参考にならないかもしれませんが、ちょっとだけご覧下さいませ。
- 一つの絵に対して一つの文のもの
例えば、見開きの場合一方がイラストもう一方が文、というように対になっていた方が絵本に集中できるようです。
- 初めての絵本はリアルな絵のもの
例えば、まだ本物の「リンゴ」を見たことがない赤ちゃんに、虹色のリンゴの絵が描かれた絵本を見せてその「虹色のリンゴ」を「リンゴ」だと覚えてしまったら・・・・・・。あとで本物を見たときに混乱してしまうかもしれません。(考えすぎ?)
- 子どもに扱いやすい大きさのもの、製本がしっかりしているもの
あまり大きかったり重い絵本はもちろん、開きにくい物は読みづらいですよね。
また、厚紙に絵を印刷したフィルムを張ってあるような絵本は安価ですが、だんだん端からはがれたり、背表紙から裂けたりするので、私は敬遠しています。
- キャラクターもの、アニメ・まんがチックなものは避ける
○ィ○ニーやキ○ィーちゃんなど、キャラクターものは確かにかわいくて子どもも喜ぶけれど、私はいまいち好きではありません。ちょっとアレンジしすぎて原作から離れているものが多いように思います。また、絵や本文が「これはこういうものなんだ」と決められていて想像の余地がないように思えますし・・・・・・。
かといってキャラクターものが嫌いなわけではありません。アニメもまんがも好きです。でも、絵本となるとちょっと・・・・・・。
「読み聞かせ」というと「毎日、決まった時間にしている」という話を聞きます。
そう聞くと、子どもがすぐ絵本に飽きてしまうので読み聞かせができない、忙しくて毎日絵本を読めないので読み聞かせを続けられない、などと悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「こうしなければならない」等と考えると負担になり、、せっかくの子どもとの時間を楽しめません。なんだかもったいないように思います。
私は、要は「子どもと一緒に絵本を楽しむ」ということだと考えています。
「読み聞かせ」には決まった形式などない。いろいろな親子がいるように、「読み聞かせ」にもいろいろなスタイルがあっていい、と思っています。
ちなみに、我が家の「絵本タイム」は主にお昼寝前と家事に一段落が付いたとき。それも、毎日ではありません。時間があるときだけです。それでも、うちの子は絵本が大好きなようですし、一緒に読めないときは勝手に絵本を開いてみています。
以下に私が絵本を読むときに実践していることをあげてみました。なかなか子どもが絵本好きにならないという方はちょっとだけ参考にしてみて下さい。
- テレビは消す。
子どもに限らず、「〜ながら」は集中できないものですよね。
- 子どもに自由に扱わせる。
読んでいる途中でも、子どもはページをめくったり、絵本をひっくり返したり、なかなか思うようにさせてはくれません。
かといって、「ちゃんと見なさい」などと制止してしまうと、おもしろくなくなって飽きてしまいます。
読むときは子どものペースにあわせて先のページに進んだり、元に戻ったり。先を急がないことです。
絵本は「おもちゃ」と同じだと考えて、自由にさわらせた方が絵本を好きになるように思います。
- お膝に抱っこが理想の体制
正面に向き合ったり、横に並ぶよりも、抱っこスタイルの方が絵本に集中してくれます。
その上、大人の方も子どもと密着できて幸せな気分にも浸れます。
でも、これはあくまでも理想。うちでは、ベットに並んで寝ころぶ体制も多いです。
- いつもの声で。
読むときは普段通りの声で読んでいます。取り繕ったり、声色を換えるよりは安心して聞けるようです。
やっぱり、生まれる前から聞き慣れているからでしょうか?
私は絵本が好きです。
いろいろと種類がありますが、どれも読むとホっとして、ほのぼのとした優しい気持ちになれるんです。
“子どもが生まれたら、いつも一緒に絵本を眺めたい。”
“子どもと一緒に図書館に通うぞ!”
以前から、そう思っていました。
生後3ヶ月のまだよくわからない頃から絵本を見せていたせいか、娘のよっちゃんは今のところ絵本好きに育っています。
「絵本を読もうか?」と誘うと、あれこれ選んで持ってきますし、時々ひとりで絵本を開いて読んで(暗唱して!?)いたりします。
まだ字を読めないはずなのに、ちゃんと絵を見て覚えているようなのです、その絵本のタイトルやそのページにどういうお話が書かれてあるかを。
子どもの吸収の早さには驚かされます。
だからこそ、良い絵本、特に言葉のきれいな絵本、優しい響きの絵本を選びたいと思っています。
では、良い絵本とは何か?
正直に言って、はっきりとはわかりません。(笑)
司書の資格のための講義で「児童文学」を履修したときに、選ぶ基準としては「子どもに媚びないもの」「初めての絵本にはなるべくリアルな絵のもの」「年齢にあったもの」「原作に近いもの」等と習いました。
実際に講義中に紹介された絵本を娘にみせたたところ、本当に夢中になり、驚きました。
しかし、そのほかにも選ぶとなると、自分の選択に自信がなければなかなか難しいものです。
また、よほど大きな書店でない限り、あまり多くの絵本を扱っていませんし、そのわずかな選択肢の中からもつい自分の好みのものばかりを選んでしまいがちでした。
図書館の利用も考えましたが、私個人の考えとしては4〜5歳までは年齢的に早過ぎるだろうと思っています。
というのは、図書館は公共の場所。公私の区別の付かない乳幼児に聞き分け良くふるまうことを要求するなど、無理な話です。
もちろん、しつけはしていかなければなりません。しかし、それを大事にするあまりに、かえって子どもを絵本嫌い、図書館嫌いにしてしまうのではないかと、そちらの方が気になるのです。
何せ、せっかく絵本を見ていても汚さないか破きはしないか心配で、自由に絵本を扱わせることができません。また、騒いで他の人に迷惑をかけることもあるでしょう。
自由に絵本を扱えなければおもしろくないでしょうし、破くなどでしかられたりすると絵本はさわってはいけないものだと覚えてしまうかもしれません。
その点、自分の本であれば、どんなに乱暴に扱って破れようが、汚れようが、気になりませんもの。
壊れたら、修理すればいいことですから。・・・といっても実際に乱暴に扱うことはほとんどありませんが。
私は、絵本は「読む」だけのものではなく、おもちゃと同じように「自由にさわって、見て、聞いて、楽しむ」ものではないかと思っています。
ですから、子どもにも遠慮なく絵本を「自由にさわって、見て、聞いて、楽しんで」欲しいのです。
幸い、私は子どもが1歳を過ぎたときに「ぶっくくらぶ」に出会いました。
そこでは、年齢にあった絵本を毎月送ってくれます。
その中には自分では絶対に買わないだろうと思えるものもあります。
おかげでいろいろな絵本を知ることが出来ました。
さすがに、この頃は絵本の選び方が、“何となく少しだけ”わかってきた・・・様な気がしています。(笑)
「良い絵本」とは、多くの絵本にふれあううちに自然とわかってくるものかもしれません。