有機化学4 期末テスト講評(8月20日)

問題、解答はpdf file です。ダウンロードしてください。

有機化学4 期末テスト問題、及び解答例  

 

なお、答案返却希望者は8月21日以降、研究室(5号館5階)まで来てください。不在の時もあります(特に9月第1週)が、休み中でも返却します。

1.テストの結果について

問題の難度は少し易しくしましたが、できは非常にばらついていました。わかっている人、わかっていない人の差が大きく、評価をどうするか、講義をどう進めるか悩んでしまいます。有機化学1−3で学んだことはわかっているものとしてすすめたいのですが、そうすると落ちこぼれる人が多いような気もします。

2.解説

問題1(a) 問題1の中では一番難しい問題かもしれません。いったんジアゾニウム塩が生成した後に転位反応が進行します。このとき、SN2 的に、カルボカチオンを経由せず反応が進行します(第1級カルボカチオンは非常に不安定なため)。(c) 非常に基本的な反応なのですが、意外に正答率は低かったです。しっかり復習しておいてください。

問題2 これも基本的な反応です。しっかり理解しておいてください。おもしろい反応名を答えてくれた方も数名おり、少しなごみました。

問題4 硫黄原子は求核性が高く、分子内で置換反応が進行し、カチオンが生成します。一方酸素原子は求核性が高くなく、また分子内反応が進行したときに生じるカチオンのひずみが大きいこともあり、分子内反応は進みにくいと考えられます。この問題は難しかったと思います。

講義等の感想については今後の参考にします。コメント自体もバラバラでこれも来年度どうするか悩むところです。

3.成績について

成績優秀者は以下の通りです。
1306030,1306078

最終日の試験、おつかれ様でした。楽しい夏休みを過ごしてください。