宮田セリフ集4

 

牧野「あ」

理沙の押した非常ベルが鳴り、慌てふためく牧野。

宮田「くそっ!」

この「くそっ」のやり方が面白い。しかし彼でも理沙の身に何かが起こったかもしれないということが悔しかったのだろうか。

牧野「あ」

宮田が部屋を飛び出し、慌てて自分も駆け出す。牧野は「あ」しか言ってない。

■宮田司郎 宮田医院 第一病棟一階廊下 初日 23時03時54秒

牧野「う、あ、ああ」

ヘタレ牧野の名シーン。武器を手に持つものの振り上げることすらできない。美奈が理沙に向かっていかなければ、牧野が屍人になっていた。

美奈「キャー」

硫酸なんていう危険なものにも関わらず、間違って理沙にあたろうが構いやしない投げっぷり。マニアックスには美奈に対する憎悪などと書かれていた。

理沙「お姉ちゃん、お姉ちゃんが先生」

たとえああいう状況であれ、大好きなお姉ちゃんに硫酸を投げつけた男にしがみついていいのだろうか。理沙にとっては自分を助けてくれた頼れる宮田先生、であるようだ。

牧野「すいません、助かりました」

理沙に対しても謝るべきだと思う。こんな牧野に理沙を任せてしまうのは宮田の判断ミスである。まぁ、理沙や牧野がどうなろうと関係ないんだろうけど。

宮田「しかたないですよ、慣れてないんだから、こういうことに、牧野さんは。……後を追ってみます。理沙さんを」

お前は慣れているのか? と突っ込みたくなるセリフ。確かに慣れているんだろう。そしてここで一人で追いかけるのが宮田だ。まだまだイジメ足りなかったのだろうか(笑)。何度でも生き返ると分かってるなら、普通は絶対行かない。そしてしがみつく理沙をあっさり冷たく引き離す。

■宮田司郎 宮田医院 第一病棟診察室 二日目 0時49分33秒

理沙「せんせぇ」

 

コスプレ理沙登場。コスプレに着替えてもしっかりサイレン小屋の鍵をポケットに移し変えていたのはすごいと思う。几帳面だ。

宮田「美奈か? いや」

このまま抱擁するかと思いきや、「美奈として」迫ってくる理沙に殺意を抱いて首を絞めてしまう。

宮田「やっぱり双子だな。死に顔までよく似ているよ」

ここでついに宮田の本性がついに現れた。そしてこのときの表情とセリフが宮田はサドだと言われる所以である。

(理沙があははははと笑い出す)

宮田「やめろ、笑うな、やめてくれ」

宮田にしてはかなり動揺している。理沙を突き飛ばした後の顔など泣きそうである。理沙の笑い声で、「人殺し」であり、所詮手を汚すしかない「宮田家」の人間である自分の本性を見透かされ嘲笑われたと感じたのだろうか、と思う。

宮田「ほんとにしつこい女だな」

ここで、宮田は美奈を「しつこい女」と思っていたことが伺える。マニアックスによると美奈は「男尽くすタイプだが思いつめると執着しすぎる」そうな。美奈の存在が宮田の重荷になっていたようだ。

(死体から杭を抜いた時)

「はぁ」

なんで杭なんて抜こうと思ったのだろう。

(先代美耶子からうりえんを渡され)

宮田「受け取れってことか」

 

さすがの宮田も先代美耶子のミイラは気持ち悪かったらしく、ややぎこちない動作である。しかし、それにしても動じなさすぎ。

■牧野慶 宮田医院 地下実験室 第二日 4時44分44秒

牧野「あ、何を……これは……」

牧野がよくこんなところまで来たな、と思う。逃げ出しててもおかしくはない。

宮田「待ってましたよ」

そんな牧野をあんな正面向いて待ってた宮田もすごいと思う。来なかったらどうするんだ。そしてさっき宇理炎をくれた先代美耶子はどこへ行ったのだろう。

宮田「永遠の命の種明かしですよ。どんなに切り刻んでも自己再生しちまう。これじゃあ俺も用なしだ」

このときの宮田は自分でも、自分のおかしさが分かっていたと思う。それが「村の闇」部分を引き受ける宮田家の人間である自分への嫌悪になっているのだろう。

牧野「っ、狂ってる!」

弟が怖くて逃げ出した。

■宮田司郎 宮田医院 第一病棟診察室 二日目 16時03分07分

安野「ううん」

屍人に撃たれた安野と淳に撃たれた須田を宮田が拾って助けた。こうやって2人が目覚めるまで付き添ってやるのは医者としてのつとめか?

宮田「新しい目覚めはどんな感じなんだろうな。なんで俺もこんなことをしようと思ったのか分からないが、流れに逆らうのも悪くない」

宮田の言う「新しい目覚め」とは何のことを指すのだろうか。屍人になること? 後半は、宮田にとっても自主的な人助けは意外だったことが分かる。

安野「メガネなーい」

マニアックスによるとメガネは宮田が一緒に運んできてくれたようだ。しかしそれは安野の手には渡らず、同日18時の多聞のステージで美奈が大事そうに握っている。

宮田「なんだか、生まれ変わったような気分になる」

流れに逆らうことができて満足しているようだ。しかし自分の殻をやぶれたことはいいとしても、それで兄牧野を殺すというのは行きすぎというか、さすが宮田である。

安野「あれ? なにこれ」

輸血です。

須田「ううん」

安野の甲高い声で起きたのだろう。この後2人は姉弟のようないいコンビを見せてくれる。

牧野「あんたの救世主が目覚めたようだ。ま、あとは仲良くやってくれ」

なんだか年寄りくさい言い方。宮田は先代美耶子の意識によって、須田に神代の血(屍人にならない)が流れていることを知っている。須田の血を輸血したかげで、安野が屍人になることを防げたので、「あんたの救世主」なのである。

安野「はぁ? あの人、酔ってんの? 分けわかんない」

宮田が酔っているのは自分。