司法書士 午前の部 H18-23 民法 相続 慰謝料請求権の相続

不法行為によって死亡した被害者の慰謝料請求権が相続の対象となるかどうかについては、これを肯定する説と否定する説とがある。次のアからオまでの記述のうち、「この説」が否定説を指すものの組合せは、後記1から5までのうちどれか。

この説に対しては、近親者に慰謝料請求権を認めた民法第711条の存在理由がなくなるとの批判がある。 肯定説 否定説
この説は、たとえ被害者が死の苦痛を感じたとしても、それに対する損害賠償請求権は苦痛を感じた被害者の一身に専属する権利とみるべきであるとする。 肯定説 否定説
この説に対しては、被害者自身が死亡に対する精神的苦痛を理由とする慰謝料請求権を取得すると想定することが不自然であるとの批判がある。 肯定説 否定説
この説に対しては、相続人間に生じる不均衡を是正するため、近親者に慰謝料請求権を認めた民法第711条を拡張解釈せざるを得ないことになるとの批判がある。 肯定説 否定説
この説は、民法上、損害賠償請求権発生の時点について、その損害が財産上のものであるか、財産以外のものであるかによって、別異の取扱いをしていないとする。 肯定説 否定説

正解は? 1 アエ 2 アオ 3 イウ 4 イエ 5 ウオ

答えのページへ 前の問題へ 次の問題へ 問題一覧へ トップへ