<準備>
12月16日もてぎサイクルマラソンに出場した。栃木県にあるもてぎツインリンクの4.8Kmを21周、つまり100.8kmを4時間以内に走るというレースだ。それ以上かかると失格になってしまう。6000円もはらって失格だけにはなりたくないなぁ。そのためにこの一ヶ月は毎週休みのたびに100キロぐらいはしってきたし、タイヤもチューブもベストに交換して、ウエアも寒さに備えてマイナス15度でも大丈夫なんてのそろえた。でも脚力はお金では買えず、今までの練習のタイムから考えると、ぎりぎり完走できるがどうか。
<出発>
前の日はぐっすり眠りたかったが、なぜか興奮していて眠れず、いつものように寝て5時におきて、5時50分に出発、車の温度計で見ると気温は1度。首都高にのって、掲示板をみると、常磐道方面は事故で渋滞中と表示されている、予定を変更して東北道から、北関東自動車道を走り獨協医大をかすめて、もてぎまで行く事にした。東北道から栃木都賀JCで分れ、北関東自動車道路を終点まではしり、さらに123号線を水戸方面へ45分ほど走って、着いたのが8時10分前、開始は9時だからかろうじてまにあう、もう駐車場にはたくさんの車があり、みな準備に余念がない。自転車を組み立てたり、空気圧を確認したり、準備運動をしている。
中には雪を乗せたままの車もいた。車の温度計で見るとマイナス2度、着替える場所がないので車の中で着替えて、自転車を組み立て、タイヤの空気圧は前7.0、後7.5気圧に設定する。受付にいくと、ゼッケン番号と測定器をわたされる。ゼッケンをフレームに、フォークに測定器を取り付ける、これで何周したのか測定するらしい。表示が出るわけではないし、あと何週かもトップのもの以外はわからない。自分のスピードメーターだけがたよりである。
スタート地点に続々と自転車が集まっている。
右からスタートかと思ったら左からで、先頭だと思って並んでいたのが何人か文句をたれていた。総勢で500台以上の自転車がスタートに並ぶのは壮観である。国東に行ったときもそうだったが、数百台の、内外の有名なメーカーの自転車が誇らしげにそのブランド名を青空の下で輝かせている。イタリアの車が一番多いかな、スタート前にスタートラインに並んだ選手に向かってマイクで注意を言っているが、聞き取りにくい。わかったのは、12時50分までに最後の1周に入らなければ失格ということだけ、注意が終わるとス3分後にスタートということになる。メータの距離をゼロに戻して設定する。
<レース>
9時10分スタート!全車一斉にとはいかず前のほうから順に出て行くが10メートルも進むとすでに大河の急流のようになっている。無我夢中でこぐが、あっという間に先頭集団は見えなくなる。途中に坂があるがこれがきつい、この坂をあと20回も登るのかと心の中でため息が出そうになるのを飲み込む。上り坂のあとはもちろん下り坂、快調に下っていく。上り坂では抜かされたが下り坂では何人か抜いている.全コース下り坂ならば俺も一寸速いかなと思ったりもする。しかしなぜか下りは短くあっという間におわってスタートラインを通過する。これで1週か。予定よりもちょっとはやい、これならばいけるぞいう感じ。しかし3週目にはもう先頭集団に追いつかれる。えっもう。このペースで抜かされると最後には5週ぐらい抜かされるのかとおもってしまう。もちろん結果はそうなった。そして快調だった私の足も7週を過ぎたあたりから、どんどん主人を裏切り、上り坂に至っては歩くような速度になる。平地になってもペースがあがらない。スポーツ飲料を補給するが左足がだんだんと力を入れるたびにつりそうになる。それでもなんとか何とかはげまして、走りつづける。途中で何週目なのか自信がなくなってくる。スタートラインの計測地点で停止して、係員に自分のゼッケン番号を言えば調べてもらえるらしいが、その時間がもったいない。メーターを信じるしかない。そしてメータ読みで100.7キロ3時間55分で完走してきました。でもゴールしてもゴールしたかどうかは自分のスピードメータだけがたより、ジャッジの人もいない。きっといたんだろうけど、トップは1時間も前にゴールしているから、こんな時間までは待っていないのかな、ツールド国東の時は順位の入った完走証をもらったけど、ここは自分の順位はあとから通知してもらうしかない。びりではないだろうけど、出場したのは500人ぐらいで私はきっと400番以下かな。でも平均速度25キロ以上でで100キロを一度も足もつかずに走ったことはないのでそういう意味では満足かな。
<帰宅>
取り付けた測定器を自転車から外して、係りの人に返し参加賞のTシャツをもらって帰ることになる。係りの人に返しにいくときに気が付くと回りの人もみんな自転車から降りて50メートルほど歩いて返還場所へ向かっている、4時間近くしばりつけられていた自転車からやっと降りられたので、もう乗りたくないのだろう。着替えてからリンク内の食堂で、カツカレーを食べるが、これが信じられないくらいまずいのでびっくり。カレーが嫌いになりそうなくらいまずい。ホンダしっかりしろよ。ツインリンクを2時過ぎに出て秋晴れの中、栃木をはしる、すぐに日は傾き、夕日を浴びながら東京まで戻る。