![]() しまのうたしゃ |
「今日はパイロットが上手かった。」 そしてどちらも生活に欠かせない大切な輸送手段。 だからいつも誰もが到着を気にかけている。 「ここの飛行機に乗ったらどこの飛行機も怖くない。」 そんなフライトもいつものことなのだ。 ♪東京・八丈島 |
「オンナにはあたったけどな・・・」 そんな言葉が島にはある。 それは長く連れ添えた自慢話? ♪東京・八丈島 |
「そっちはどうだ?」 どこからか豊かな風が吹いてくれることを待ち望んでいる。 どこも同じと聞いた背中がさらに曲がった。 ♪香川・小豆島 |
「今までいろいろ世話になってますから・・・」 何でそこまでできるの?と訊くと・・・ 照れ隠しの笑顔は子供のようだった。 ♪沖縄・辺野古 |
「履いてないよりイーでしょう!」 そう言ったらこう返ってきた。 確かにそれはそうだが・・・・ ♪群馬・前橋 |
「俺が許す!あそこに沢山あるから採ってこい!」 駐在さんも自分で食べる分なら採っても構わないと言う。 夏でも冷たい北の海に潜った。 ウニ、ツブ、アワビ。 それを採る漁師ももうわずかの北の島。 ♪北海道・?島 |
「何も見るものないぞ!」 来たってなんにもないと・・・。 いやいや、たくさんありますよ。 ♪奄美・喜界島 |
「そう、この子は知床の子。」 家族揃って岬の出小屋で準備に忙しい。 一人ぽつんと遊ぶ子供に、 手を休めたお母さんが言った。 ♪北海道・知床 |
「まだここにその時の傷があるさー。」 集団自決、親戚のおじさんに頭を丸太ん棒で殴られた。 「でも、運良く助かったさー。」 と、また頭をさすった。 ♪沖縄・渡嘉敷島 |
「そんなに焼けてて日焼け止めですか?」 10時の開店が待ち遠しかった薬屋で。 ♪隠岐・中ノ島 |
「こんなもの置くからゴミを捨てるべさ。」 それをカラスやクマが狙う。 「乙女の涙」の滝の上でその命名者の鳥海洋子が言った。 その後数年してゴミ箱はなくなった。 ♪北海道・知床 |
「これ食べよう。」 ツブやアワビがいくつも握られていた。 俺はツブになりたかった。 ♪北海道・焼尻島 |
「演者紹介だけで一日かかります。」 延々と舞台で演者の顔見せが続く。 かんじんの踊りはいつ?と訊くとこう返ってきた。 そのビデオはまるまる一本顔見せだけだった。 ♪沖縄・多良間島 |
「電池で照らして見ろ。」 ホントにアワビがテトラに張り付いていた。 電池とは懐中電灯のこと。 ♪北海道・?島 |
「朝、浜に行ったら真っ黒になって死んでたさー。」 このおばぁはその生き証人。 デイゴの真っ赤に咲く公園で。 ♪沖縄・久米島 |
「サカナはサカナさー。」 サカナ、アーサー、ベニイモ、サヤマメ、モズク、 どれでもみんな一個40円。 サカナって何?に。 ♪沖縄・奥武島 |
「2年したら好きなところへ行かせてやる。」 そして約束の時、 彼は島に残ることを選んだ。 ♪奄美・喜界島 |
「ふん、バカって言われた方がバカなんだからね。」 お前は本当に国際線スッチーか? ♪群馬・某宅 |
「食べたことあるの?」 ヒラガニという言葉がリレーのように人から人へと渡っていった。 捕ろうとしても捕れないまぼろしのカニ。 食べたことあるよと言うとまたザワザワと言葉のリレー。 確かに食べたさ。礼文で一杯100円。 ♪北海道・稚内 |
「おじぃー!」 やかましい!おじぃーじゃねえ! 「じゃあ、なんでクバ笠かぶってる?」 それは・・・・・おしゃれだからさ。 ♪沖縄・石垣島 |
「シカのため?」 横断しようとして車に跳ねられるので柵ができた。 おかげでシカは自由に移動ができなくなってしまった。 老人たちの山菜採りの楽しみも。 「土建屋のためだろう。」 知床に住んで20年、カズくんは怒ったように言った。 ♪北海道・知床 |
「新暦で言われてもわからんさー。」 旧暦でないとわからんと言うおにーちゃんはどう見ても俺より若かった。 ♪沖縄・大神島 |
「姿のまま持ってくると観光客がうるさいから。」 すでに沖でさばいてあった。 感情論の捕鯨禁止に反対! ♪ ? |
「溺れていると思って大騒ぎさ。」 それまで誰も見たことがなかった。 ボードに掴まって浮いていたのを見て・・・。 ♪ 北海道・利尻島 |
「いくら採れても安いからな・・・。」 二人黙々と働いている。 沢山採れたネに、返ってきた言葉。 ♪ 沖縄・来間島 |
「冬はマタギしか登りませんよ。」 それを登りに物好きがはるばるやってきた。 「おらが山に登った群馬の植村直己。」 その物好きさが大歓迎を受けた。 ♪ 津軽・今別 |
「そんなこと、誰もせん。」 やったってすぐ捕まるからな。 しかしそれだけが理由でないことは3日もいれば分かる。 ここは笑顔の絶えない島。 ♪ 鹿児島・与論島 |
「眠り舵に気をつけろ。」 採るのも、それを干すのも重労働だ。 サイレンと供に血眼で出漁していく。 時間いっぱい働いて帰る船の上で漁師は別の舟を漕ぐ。 ♪ 北海道・礼文島 |
「そこにもいたさ。」 part.1 ハブはそこらじゅうにいる。 俺の後のヤブを指しておばぁが言った。 ♪ 沖縄・東奥武島 |
「そこにもいたさ。」 part.2 人より多いヒグマ。 夕食のオショロコマを釣っていた川を指して。 ♪ 北海道・知床 |
「オカマさー。ブラジャーしてるさー。」 島でたった一人の歯医者さんの秘密。 ♪ 沖縄・?島 |
「アマシンのおかげさ。」 便利なことは良いこと。 しかし、そのために失うものがあることを次代に伝えてほしい。 ♪?島 |
「すぐ引き返すよ。」 ヤブをかき分けるとでっかいクソがあった。 真新しいヒグマのクソ。 キノコはヤツの好物だ。 そしてここはヤツの国。 ♪ 北海道・知床 |
「まぁ、カタイことは言わずに。」 ゼーム課のお兄ちゃんは快く止まり、後込みする俺に言った。 ♪ 沖縄・?島 |
「俺たちは嫌われ者だから。」 うるさい、クサイ、メーワク千万。 そんな一人が我々の非難小屋にやって来て自嘲気味に言った。 こんな人なら許せる気がした。 ♪ 北海道・積丹 |
「20度過ぎたら寒いさー。」 なんのなんの、ここまで歩くだけで汗ばんでいた。 ♪ 沖縄・新原 |
「ここのサルは悪さをしません。」 それがわずか4年でがらりと変わってしまった。 悪いのはサル?それとも・・・・ ♪ 下北・脇野沢 |
「アイスクリームがあったかいんですよ。」 そんな場所でもドッコイみんな楽しそう。 ♪ 北海道・美深 |
「海のバカはサワラ、偽物の魚を追う・・・」 「陸のバカは男、ものにできない女に群がる」と続く。 う〜ん、返す言葉がない。 ♪ 鹿児島・与論島 |
「余ってる牛乳なんてネエ!」 乳価が安く、生産調整。しかし毎日の作業は変わらない。 決して余っているわけではない。 そう言いながら牧場のおやじは一升瓶にたっぷりと分けてくれた。 ♪ 北海道・風連 |
「私より詳しいんですね。」 憧れのネーネーとデートなのだ。 島について知ったことをあれこれと話した。 でも一番知りたいことは・・・まだ何も知らない。 ♪沖縄・宮古島 |
「一周10分切ったさ。」 島一周をどれだけ速く走れるかが彼の楽しみ。 初めて10分を切り、得意そうに話す。 島にはもう自慢する仲間さえいないのだろうか。 ♪ 北海道・焼尻島 |
「楽しみを見つけられないと長続きしません。」 教師は居着かずほとんど臨時採用。 今日も渡し船の中で女先生がここを去りたいと話している。 センゾー先生はそれを諦め顔で見ていた。 ♪ 沖縄・西表島 |
「少しでも早く春を味わいたいから。」 北で最初に咲く花。 みそ汁に落とすと薄紫色の春がひろがった。 ♪ 北海道・知床 |
「あたりまえさー、美味しいところしかあげんよー。」 腸はしごいてウンコを絞り出す。 海水で洗って口に入れた。 うまいねー。 ♪ 沖縄・多良間島 |
「野菜たっぷりお願いします。」 なるべく野菜の多そうなヤツを注文した。 カウンターのおねーちゃんは俺の気持ちを知ってか、 大きな声で厨房に向かって言った。 ♪ 沖縄・石垣島 |
「今年は蚊が少ないね。」 三日でここを逃げ出した。 ♪ 北海道・根室 |
「そうか?」 ヒッチした赤いスポーツカーのおにいちゃんに、 速くて気持ちイイねと言うと、 まんざらでもなさそうにアクセルを踏み込んだ。 ♪ 沖縄・宮古島 |
「冬になんかに来なくてもいいさ。」 漁師のおやじさんはそう言いたかったのだろう。 でも俺には分かっているんだ、そんなことないことを。 ♪ 新潟・粟島 |
「生きた心地がしなかった。」 金武岬沖でサメに襲われかけた。 サメは舟に身体を擦り寄せてきたという。 どうせなら他のものに擦り寄せられたい。 ♪ 沖縄・本島 |
「あんたは肉ソバにしなさい。」 しかし俺が大雪縦走後、太平洋までカヌーで下る途中というのを聞いて、 店のおやじはスタミナを付けなくてはと言った。 でもやっぱり、ざるそばが食いたかった! ♪ 北海道・芽室 |
「道の真ん中を歩け。」 道の端や木の下は危険が一杯。 ♪ 沖縄・久米島 |
「おとこはタチショーベン、おんなはガマン。」 下校中の小学生が・・・ ♪ 群馬・前橋 |
「終点まで行くと140円です。」 右回り、左回りどちらから行っても目的地まで料金は一緒。 そして乗れば乗るほど料金が下がっていく。 ♪ 沖縄・名護 |
「潜っても何も採らんのか。」 ただ海を見せるだけで商売になるのか、 島人は信じられなかった。 ♪ 沖縄・伊是名島 |
「島が沈むかと思ったさ。」 しかし今は忘れ去られたようにひっそりと。 どちらが良いか、誰にも分からない。 ♪ 鹿児島・与論島 |