中国陶磁器インターネット美術館

 

ニシキ・コレクション                   The Nishiki Collection

  

清兵衛はインターネットを知らなかった。

                                                        

清兵衛って誰ですか、それは 志賀直哉の代表短編小説「清兵衛と瓢箪」の主人公の清兵衛です。私が中学校の時に国語の教科書の中で読んだ事を思い出します。6ページぐらいの本当に短い小説です                           。学校で習った時は、明治の文章が難しくて大変だった事を覚えています。今改めて読んで見ると、教えられる事が多い、志賀直哉の代表作だと言う事が良く解ります。簡単にストーリーを書きますが是非、本を読んで下さい。

「清兵衛は小学生です、勉強は嫌いですが瓢箪が大好きです、大工の父の残り酒を入れて磨いています。瓢箪は自分で好きな形の物を、生で買い、それを仕上げます。毎日瓢箪ばかり磨いているので皆に馬鹿にされています学校にも持って行って磨いていたので、先生に見つかり取り上げられてしまいました。父親にもわかる事になり、残りは全部たたき割られてしまいました。しかし清兵衛は心の強い子です、今は新しく絵を描くことに夢中になっています。では先生に取り上げられた瓢箪はどうなったのでしょう。先生はゴミとし用務員に渡しました。用務員は骨董商に安い金で売りました。骨董商は金持ちに大金で売りました。しかしこの事は誰も知りません。」

だいたいこんなあらすじです。

なぜ清兵衛の話かというと、私の環境と似ているからです。私は定年を過ぎた年金生活者です。中国陶磁器が大好きで毎日取り出して磨いています。周りの人達は価値については疑った目で見ています。             ここで私が金に困り骨董商に売ると、清兵衛の話と同じ様になるのではないかと思います。私の中国陶磁器は大変綺麗です、汚れやキズは無く新品同様です、安い金ならすぐ売れるでしょう。骨董商を点々と渡って、最後は美術館に収まったら、その時には大変な金額になって居るのではないでしょうか。

私は清兵衛と同じではありません。清兵衛は明治の小学生です、私は百年後の現在の大人です。清兵衛と同じ様にならない様に、今60の手習いでパソコンをたたいています。自分でホームページを作りインターネットで、私のお宝を皆さんに見て頂こうと思っています。この様な事が出来るのは夢の様な話です。こんな事は明治の人には考えられない事でしょう。

もし今の世に清兵衛が生きていたら、きっとパソコンに熱中して居ることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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