中国陶磁器インターネット美術館

 

ニシキ・コレクション                   The Nishiki Collection

7・青花 牡丹紋皿 径415mm

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青く美しく咲いた、大輪の牡丹の花。これを皿の中央に見事に再現した。まさに青花の中の青花、と呼ぶにふさわしい名品でしょう。この大皿と同じ絵柄の物が、大阪市立東洋陶磁美術舘にあります、重文です。平凡社版、中国の陶磁、「元、明の青花」52に載っています。      どちらが良いか比べて見てください。         又、景徳鎮で1980年頃出土した皿に同じ絵柄の物が有ります。つい最近発表になりました。比べて見て下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飾りの無いゆったりした形の器です。       中央に牡丹の花、回りを六個の折れ枝で囲んでいます。余白を十分使い、釉薬は薄く艶を抑えて、上品に仕上がっています。

 

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裏にも六個の折れ枝を描いてあります。

 

 

 

 

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この写真で年代が分かりますか。

 

 

 

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楷書で大明宣徳年製の銘を丁寧に書いて有ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ザクロの実のついた枝が、木の股から折れた所を描いてあります。      枝の途中で折った物ではありません。折り枝ではなく、折れ枝だと思います。

 

 

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この牡丹の花のクローズアップ写真を見ると、特別な描き方をしています。  中央の花芯を描いた絵は、黒い点です。      これは普通ですが、花びらの絵は、にじんだ白い点で描いてあります。    この技術は特別な物で他に見たことがありません。 この様な絵を描く技術が現在あるでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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白い点は、コバルトの顔料を何かではじいて、白くなった様に見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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葉の葉脈は細い線で描いてあり見事な絵です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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