筆者が読んだ本(ラノベ、漫画)をレビューします。好みは特に無いです。漫画は読んでる数が少なめなので、目が肥えてないですので、微妙なこと言うかもしれません。ご了承ください。
咲―saki―
総合点:80点
ジャンル:麻雀、百合
作者:小林立
連載雑誌:ヤングガンガン
購入動機:2chのどこかの誰かの1レスで、この漫画を勧めていたのを読んで、それを本屋に行ったときにふと思い出して
僕が最初に咲を買ったのは、原作がまだ3巻までしか出てない頃で、そのときはまさかこの漫画がアニメ化するなんて思いもしませんでした。
当然のことながら、麻雀漫画なので麻雀を知らないと意味が分からないと思います。まず、この漫画を読むには麻雀を知っていることが前提条件です。あと、百合成分が多く含まれるので、百合が嫌いな方もきついと思われます。
萌えキャラばかりなので、偏見を持たれることが多いのですが、麻雀してる場面は普通に麻雀してます。たまにあり得ん和了とかありますが、そういうのは他の麻雀漫画でもしょっちゅうあるんで割愛します。
この漫画の特別なところは、やっぱり百合です。麻雀してないときの百合っぷりは目を見張るものがあります。あと、男がほとんど出てこないです。男みたいな女はいますけど。
Fate/zero
総合点:98点
ジャンル:Fate/stay night外伝、ファンタジー、
作者:虚淵玄
挿絵:武内崇
出版社:同人誌扱い
作中の好きなキャラ:衛宮切嗣
購入動機:Fateが好きだったので
Fate/stay nightの10年前の第4次聖杯戦争を描いたストーリー。
Fateが好きなら即買いで問題ないです。特筆すべきは、やっぱり虚淵玄の文章力の高さによるものが大きいです。本編は奈須きのこが書いてるわけではないのに、奈須きのこの文章の雰囲気が漂ってきて、尚且つこのライターの個性もちゃんと感じられるところに驚きました。
結末はFate/stay nightの冒頭。最後はバッドエンドが確定していて、セイバーの救いはありません。しかも、登場人物はstay nightには出ない人ばかりなので、zeroの劇中で死ぬことが確定している人が多いです。
ですが、stay nightのラストはハッピーエンドが確定しているので、ここまで手加減なしのバッドエンドを描けるのであって、ただひたすらに救いが無いわけでは無いです。
あと、hollow ataraxiaをプレイしてから読むと、にやりとするところが多々あったりします。
僕的には、時系列順にzero→stay night→hollow ataraxiaの順番で読んだ人の感想が知りたかったりします。
TOY JOY POP
総合点:85点
ジャンル:わかりません(ミステリーらしい)
作者:浅井ラボ
挿絵:柴倉乃杏
出版社:HJ文庫
作中の好きなキャラ:忘れた。多分いない
購入動機:作者買い
され竜が好きなので、同じ作者の作品は抑えておきたいので購入。
作中では同じシーンなのですが、登場人物5人の視点が順番に描かれており、最初読んだときはよく分からなくて混乱したのですが、読んでいくうちに普通に慣れてきました。
読んだのが大分前なので、あんまり覚えてないのですが、され竜のような直接的にグロいシーンはあまり無く(0ではない)、やっぱりベッドシーンはあって、多くのラノベに必ずあるようなファンタジー要素が全くありません。
直接的なグロは無いのですが、人間関係のドロドロさが色濃く描かれているので、間接的にグロいかもしれません。
学校を出よう!
総合点:99点
ジャンル:SF、学園、お兄ちゃん大好きな妹
作者:谷川流
挿絵:蒼魚真青
出版社:電撃文庫
作中の好きなキャラ:光明寺茉衣子
購入動機:ハルヒが好きだったので、同じ作者なら外れは無いはずと思い購入
表紙絵が、微妙に古い萌え絵で「絵が微妙だな」と思いつつも、評判もよかったしハルヒと同じ作者なので購入したところ、大変に面白く、僕にとっては「ハルヒの谷川流」ではなく、「学校を出ようの谷川流」という印象がついたくらいです。
前述した絵のことですが、読んでいくうちに慣れていって、むしろこの絵じゃないとダメなレベルにまでなりました。茉衣子が可愛すぎです。
タイムパラドックスなど、全体的に微妙に難しい内容なのですが、あんまり何も考えずに読んでも平気でした。文のテンポも良く、毎巻毎巻ラストの種明かしにはビックリします。途中を読んでいるときも、「早く種明かしの部分を読みたい。でもこのワクワクも楽しい」という葛藤が渦巻いております。
本作はこの葛藤のバランスが絶妙だと思います。ハルヒみたいに面白い巻とクソつまらん巻があったりもしないですし、ケチのつけどころも見当たりません。
ですが、残念なのは04年に6巻が出たまま続きが出る気配が全く無いというところでしょうか。作者は続きの構想があるみたいなのですが・・・。ハルヒの新刊の100倍は楽しみです。
されど罪人は竜と踊る
総合点:99点
ジャンル:バトル、グロ、厨二病、化学、ファンタジー、鬱
作者:浅井ラボ
挿絵:宮城
出版社:角川スニーカー文庫
作中の好きなキャラ:ガユス
購入動機:読むと鬱になるとか散々騒がれていて、どんなものかと購入
通称され竜
「暗黒ライトノベル」と呼ばれるほどに暗い暗い話です。
咒式と呼ばれる、魔法みたいな力を使って戦うのですが、その説明が聞いた事も無いような物質とかが練成されてとか、化学反応がどうたらこうたらとサッパリ意味不明で、しかもメチャクチャ長いです。咒式一つの説明に3行はかかるほどです。
最初読んだとき、「なんだよこの無駄に冗長な説明口調は。読むのだるすぎ」と思っていたのですが、1巻の最後の方の種明かしにあたる部分がとてもビックリな展開で、それにはまってしまい、2巻でさらに暗い話になって、3巻の短編集は珍しく普通。
そして、され竜のされ竜たる部分である、スニーカー版4、5巻は作者がピンク色のゲロを吐くくらい最悪の精神状態で書かれた鬱と暗黒の塊というレベルの完成度です。
僕はこの4、5巻が好きです。5回も6回も読んでたら、鬱でもなんでもなくなります。
あのくどすぎる説明口調も、慣れれば(好み?)全然気になりません。むしろ面白いくらいです。
とにかく、このラノベは救いというものがありません。あと、主人公達は勝ちますが、正義は勝つというか、主人公達が正義ではないので「自分達が生き残るために勝たなければならない」感じです。あと、ついでに言うと萌えもありません。ベッドシーンが普通に何度も出てきたりもします。
とにかく、ラノベ界でも異例中の異例の作品です。
惜しむらくは、スニーカー文庫においては話が途中で終わっているというのが残念でなりません。ガガガ文庫で続きが刊行されておりますので、そちらで我慢せざるを得ません。ですが、こちらは突き抜けた感じが若干減っており、十分面白いながらも「前のがよかった」と評価せざるを得ません。
薔薇のマリア
総合点:87点
ジャンル:バトル、男の娘、厨二病、グロ描写多数
作者:十文字青
挿絵:BUNBUN
出版社:角川スニーカー文庫
作中の好きなキャラ:ユリカ
購入動機:ネットの友達に勧められた。
当時、4巻か5巻くらいまでしか出てない頃にネットの友達に勧められて買いました。当時はちょっとでも面白そうなラノベがあればとりあえず1〜3巻買うようなことをしてました。
内容はwikipediaなどを参照してください。とりあえず、この小説のおもしろいところはクランという集団単位の戦闘描写だったり、一人称視点での心理描写の細かさだったり、主人公達が成長していく過程ですね。
主人公が最弱というのも珍しいです。この手のラノベは主人公が強すぎる作品が多いので、主人公が弱いというのは中々良い設定だと思います。まぁ、それをサポートする面々が強すぎますが、その主人公が何とか知略を尽くして役に立つ描写もまた面白く、この作品の魅力の一つとなってます。
あと、この作品は本編とは別に外伝的な位置づけで、verシリーズというものが出ております。僕的にこっちは微妙なものが多いです。まぁ、そんなにクソつまらなすぎるというほどではないですが。