ハイブリッド・ウクレレバンジョー四線

ほこりだらけのバンジョーウクレレをもらって来た。

ブリッジはすでに紛失して上駒も欠けている。ポジション
マークもひとつ無かった。

ブリッジを作ってどうにか弾けるように修復した。

音色はあまりにクセがありすぎて、どんな曲でも合うという 訳にはいかない。 そこで、 気がついた。 これはバンジョーウクレレではない。ウクレレバンジョー だったのだ。 と言いつつも、言っている本人もよく分からない。 そこで、 チューニングを変えてみた。   1弦 Aのまま 2弦 E→ 3弦 C→A 4弦 G→F♯ オープンチューニングというやつだ。 さてと、 どんな曲を弾くか・・・   おっ、 1〜3弦までは三味線の本調子と音のバランスが同じではないか。 「安里屋ゆんた」を弾いてみた。 い〜じゃん、い〜じゃん。 「津軽甚句」を弾いてみた。 い〜じゃん、い〜じゃん、引越のサカイ。 バンジョーとウクレレと三味線の融合である。 音楽に国境がないのだ。 しかし、 これでは4弦の意味がない。フツーの三味線と一緒だ。 そこで、 4弦をAに上げた。 これをバンジョーの5弦に見立てて、フレイリングで弾くのだ。 ここで、 フレイリング奏法なんて Pete Seegerくらいしか使わないので、 「なんのこっちゃ」となるのでセツメーしよう。 まず Pete Seegerとは「花は何処へ行った?」や「一人の手」 を作ったフォークシンガーで、アメリカ人ならたぶん誰でも知っ ているもう80過ぎの大御所である。 さて、 そのフレイリング奏法とは・・・
1 単音を人差し指の爪で 2 1・2・3弦を中・薬・小指の爪で同時に 3 4弦を親指の腹で   順に1拍でタン(1)(2)(3)と弾く。 ・・・これが基本パターンとなる。 そんでもって、 Pete Seegerはそのフレイリングの名手なのだ。 以前、セサミ=ストリートにちょくちょく出演していたので、見 たことのある人もいるだろう。 このセツメーで分かっただろうか? 分からなくても先に行くことにする。 「昔美しゃ、今美しゃ」by Begin を弾いてみた。 お〜、 ばっちりではないか! アメリカンオールドタイミーの香りもする。 ウクレレバンジョー四線なのだ。 そんじゃぁ、 聞いてみる?