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【電波時計】

2015年10月12日(月) 初版

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◆ 電波時計



◇ 色々な電波時計

時刻を自動的に補正する電波時計。電波時計には色々あります。

・日本の標準電波を使うもの。
・米国のGPS衛星電波を使うもの。
・米国以外のGPS衛星電波を使うもの。
・NHK-FMの時報を受信するもの。

◇ 携帯の時刻補正

電波時計では無いですが、携帯・スマホは1分間に1回程度時刻情報を取得しています。

◇ PCの時刻補正はNTPサーバーから

パソコンであればNTPサーバーから時刻を受信する事で正確な時刻に設定出来ます。

◇ NICTのサーバーの時刻を表示する(簡易表示)

簡易時刻表示

LAN回線経由でなく、電話回線経由でNICTのサーバーへ接続し時刻補正する手法もあります。(テレフォンJJY)



◆ 標準電波

標準電波は正確な周波数と時刻の提供を目的としており、国立研究開発法人 情報通信研究機構NICTが管理しています。

◆ NICT 国立研究開発法人 情報通信研究機構 日本標準時グループのHP

日本標準時グループ


◇ かつての標準電波

かつては短波帯の2.5MHz、5MHz、8MHz、10MHz、15MHz
で放送していましたが、短波は伝搬状態が不安定で、標準周波数提供目的からすると十分な精度が得にくい周波数帯でした。
短波帯の放送では、振幅変調(AM)で以下の様に時刻を読み上げていました。

JJY(ジェイジェイワイ) JJY 11時20分 ジェイ,エス,ティー
(JST=日本標準時) JJYは標準電波のコールサインです。

JJYシュミレート  1分目から

標準電波は、時刻が正確なだけではなく、周波数も高精度に正確です。

◇ 現在の標準電波

現在は短波から長波へ移行し、 40kHzと60kHzで放送しています。
電波時計は1日1〜数回、この標準電波を受信しています。

長波の低い周波数へ移行した為、音声によるアナウンスは取り止めになりました。
代わりに1秒間に1ビットのデータ通信で時刻情報を伝えています。

◇ JJYを復調して耳に聴こえるようにした模様のYoutube動画です。

受信設備を用意された方の情報です

JJYを聞く

◇ 標準電波の通信速度は1bit/sec

標準電波のデータは1分間60ビットのデータでやっと1つのデータになります。
また、1ビット誤り検出(パリティーチェックビット)があります。

◇ 標準電波の受信

多くの電波時計は、1回1分ではなく、2−3回、3分程度連続受信し、その結果が正しい時に時刻を補正します。
受信結果が誤っていた場合、再度受信するか失敗として補正を中止します。

この為、受信開始から終了までの時間にはバラつきが出ます。
1分間のどのタイミングから受信開始するか、受信に成功しやすい環境かで違ってきます。

◇ 受信タイミングと受信にかかる時間

受信終了はピッタリ1分、2分、3分と言う事はありません。
例えば、3時15分10秒に強制受信した場合、15分の受信は破棄されます。16分の受信が1回目の受信となります。


◆ 標準電波JJYの送出フォーマットは次の通りです。



通常は上記ですが、停波予告(電波の送出を止める事があります)など呼び出し符号の送出時は異なったフォーマットとなります。


◆ 1秒の間の変調波形は以下の通りです。




◆ 電波は福島と北九州から発射されています。




標準電波の伝搬特性はAM放送と似た特性で、昼間12時の電波強度は 弱いが安定していて、夜間は強いが電波強度の変動が大きく強度が不安定です。


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