【ワイヤレススピーカーの遅延】
2015年05月17日(日) 初版


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テレビにワイヤレススピーカーを接続したい!
こんな時は、今は2.4GHz帯の無線を使う事が多いです。
多くの機器がBluetoothを使っています。
Bluetoothでなく独自仕様の場合も周波数ホッピングなどBluetoothに似ています。
Bluetoothが出てくる前は赤外線FM変調方式が一般的でした。
その前はFMトランスミッターでした。
赤外線FM変調方式は、光を使用していた為、送信機と受信機の間を人が通ると雑音が出て音が途切れました。この方式はパイオニアが作ったレーザーディスクのFMアナログ音声をソニーが転用したもので、各社、同じ規格の製品を製造していました。光には電波法の制限が無いため、今も売っています。
FMトランスミッターは若干ホワイトノイズが気になる事、電波法の改正で出力が厳しく制限された為、十分な音質の出せる製品が作れなくなり、車内用等、限られた用途以外、製造されなくなりました。





2.4GHz帯は低出力であれば無許可で使用できる為、色々な機器が使用しており、混信=音切れが起こりやすい周波数です。

電子レンジ
無線LAN
Bluetooth・・・マウス、キーボード、イヤフォン
特定小電力無線
ワイヤレス電話子機
映像付きインターフォン
などなど




Bluetoothなどを使ったワイヤレススピーカーで問題になるのが
・音質
・遅延:レイテンシー
この2点。

遅延ですが、特に問題になるのが、音ゲー、ゲーム、映画、テレビ全般です。

画像が無い、音だけのステレオ音楽であれば、遅れの比較対象である動画が無い為、遅れてても気になりません。

しかし、Bluetoothの標準圧縮方式であるSBC(SubBand Codec)を使うと、220ms遅れて再生されます。
映像は遅れませんので、絵と音にズレがあり、違和感を感じます。
人は音が映像より125ms遅れると違和感を覚える人が出だし、185ms遅れると、必ず「おかしい」と感じます。

Bluetooth、SBC(SubBand Codec)は220ms遅れますが、これは元々TV用ではなく、ステレオ音楽をイヤフォンで聴く事を想定しています。

そこで、このごろは遅延について改善した規格が幾つも出てきており、新規にワイヤレス・スピーカーを買う場合、送信機・受信機が新規格に対応している機器を探しましょう。





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