【液晶の残像・動解像度】

2009年04月18日(土) 初版

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プラズマテレビではでは動解像度1080本!とか、の文字が踊っています。
液晶はプラズマテレビに比べてスポーツ画像が苦手、と言われています。
下に、各表示装置の表示の比較を書きました。

本来、撮像素子で撮影された画像は、同一フィールド画面上でも、上と下では撮影した時間が違っていました。
ブラウン管は撮影の原理に忠実に表示していた為、動きが非常に滑らかでした。
でも、50インチとか巨大なブラウン管は重量の関係で実現困難でした。
そこで、プラズマディスプレイと液晶が登場しました。



プラズマテレビは、諧調表現が苦手でした。なぜなら、ON(明るい)かOFF(真っ暗)しか表示できないのです。
これでは困るので、時分割により点灯している時間を可変する事で、諧調表現を実現しています。
当初、プラズマテレビも動解像度が1080本ではありませんでした。これは、諧調表現をする為に1フィールド(or1フレーム)表示時間いっぱいを使って1つの画面を構成していた為、液晶同様にホールド効果が発生し、ボケていました。
プラズマの最新モデルでは1画面を構成する時間を極限まで短くした事で、動解像度1080本を実現しています。





液晶はどうでしょう?


一頭最初に開発された液晶は、そもそも液晶の応答速度が遅く、それが残像の原因でした。
次に、液晶の応答速度を限界まで向上させましたが、残像が残る事が判ってきました。
これは、液晶がホールド型、ブラウン管やプラズマテレビがインパルス型と呼ばれる様に、常時表示しているからで、どんなに液晶の応答速度を向上させてもダメです。

そこで、2倍速液晶ができました。画像と次の画像から中間の画像を予測生成します。
そして、中間に挟んで表示する事で、若干残像が軽減されました。
2009年現在販売されている37型以上の液晶はほとんど2倍速です。
でも、2倍速ではボケが半分になっただけで、十分では無いのです。
そこで、4倍速の登場です。
バックライトを部分的に消して、点灯時は2倍の明るさで点滅/ブランキングすることで、残像を軽減しています。





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