空白

  音も無い言葉に目を落とす君が見たものは何だった?


  一分、二分。長ければ10分もかかる君の言葉。
                  僕の言葉。
  
  感情の出ないその文字に何かを望んでも、きっと違うものが返ってくる。
  僕の頭なら、尚更だ。
  
  やめたくなる。
  逃げたくなる。
  それでも、君が届いたときの綺麗な音がそれをかき消す。


  音も無い言葉に目を落とす君が望んだものは何だった?

  音も無い言葉にそれでも期待するのは誰?

  言葉の隙間から見える空白に君が感じたものは何だった?